![]() 今日は新年早々2冊の本を読み、ジョン・ルーサー一挙放送を見、そしてSherlock2.1を見たのでその感想でも。Romeのキャラのセックス観はまだ次回。 元旦から萌えまくったぞガオーッ!! 『はいつくばって慈悲を乞え』BY ロジャー・スミス 刑務所で同房だった美形の男にへんな執着心を燃やし、刑務所を脱獄してまで追ってくる男が登場する、というくだりをAXNミステリーの書評番組で知って思わず買ってしまったのですが、刑務所における支配/被支配の肉食系ペアが好きな人は、買って損なし。舞台は南アのケープコッド、作者もケープコッド出身。残酷な暴力描写てんこもりのハードボイルド小説。ヒロインのブロンド美女を除けば登場人物は皆カラードと呼ばれる茶色い肌の混血。彼らの世界では、肌の色の濃さがものを言う。残念ながら、ヒロインとヒーローの二人は、どこにでもいる凡庸なキャラ。ちょっと捻りが加えられていて面白いのは、端役の犯罪者ペア。 ケチな犯罪で服役したディスコは一目見てはっとするような美形なのだが、意志薄弱でクスリに脳をやられているうえ、生来の非情になりきれない甘っちょろさが仇となり、いつも�犇�いオス�瓩防�従させられている。なまじ美しく生まれてきたせいで、刑務所では初日に17人の受刑者に輪姦されたりとやたら痛々しい目に遭うのだが、刑務所で�狆�軍�瓩噺討个譴討い觀譴睥泙發覆ぅ�ャングの幹部パイパーに見染められたのが運の尽き。パイパーはディスコを�狃�房�瓩噺討鵑破菷侫譽ぅ廖�美しい肉体にあり合わせのもので雑なタトゥ―を彫り彫りして所有欲を満たしたり、もう本当にとんでもない奴。 ディスコはちびっちゃうほどパイパーを恐れているが、パイパーの方は生まれて初めて夢中になる存在(彼はそれを愛と呼ぶ)を見つけて、狂気の純愛に身を焦がす。で、ディスコが出所すると、彼を追って脱獄する。彼の目的は花嫁(=ディスコ)と独自の�犒觝Ъ悪瓩魑鵑押併犒困里覆て逎△砲�いて、人々の注目を集める凄惨な殺戮を行う)、ふたたび刑務所に戻り死が二人を分かつまで一緒に暮らすこと。パイパーにとってはあくまで純愛だけど、彼を死ぬほど恐れているディスコにとっては恐怖による支配、というハワイとシベリアほどの温度差がたまりません。 まあもちろん、二人は主人公たちにとって�狹慧┃瓩覆里如�結果は彼らの思うようにはいきません。この物語の中で、一番よく描けているキャラはディスコだと思います。つまらないチンピラだけど、愛すべきキャラ、同情に値するキャラとして描かれています。ディスコとパイパー以外の場面は若干流し読み(ちゃんと読みましたが)。 辛口コメントをすると、二人の犯罪者のライン以外はさして感心する点はない物語。登場人物たちは悲惨な暴力の被害者たちですが、その不幸度が濃いからといって、それだけで面白い話にはならない。ヒロインも薄っぺらい。残り1/3に差し掛かったあたりで、どういうオチになるかわかってしまいました。しかも、じゃあ展開で読ませるのかというと、コレといって驚きも盛り上がりもない。もし痺れるようなハードボイルドを読みたいならエルロイやB.テランの『神は銃弾』なんかを読んだ方が絶対面白い。 個人的には、立場上は犯罪者と犯罪被害者として向き合うことになるブロンドヒロインとディスコは、性別は違えど、美しさ故に凶暴な男たちの餌食になっているという悲しい共通点を持っている、、というあたりでもう少し面白く展開できなかったかな〜と思いました。 そしてパイパーと主人公のビリーの関係は物語の基軸のはずですが、パイパーにとってビリーはほぼどーでもいい人だったぞ。パイパーの意識をグイグイっとビリーに向けさせるなら、もっと深く濃くディスコ絡みの因縁を用意しなくちゃ成立しないよ。それは打ち鳴らせばパイパーの過去にカツーンと響くような因縁じゃなくちゃ。 ……ダメ出しで終わってしまいましたが、必ずしも物語が大団円で終わる必要はないわけで、作者はあまりうねうねと根っこで繋がっているようなものじゃなく、カラッとしたものを描きたかったのかもしれません。 ともかく、狂気と恐怖に支配されている犯罪者ペアには萌えました ![]() 『ミステリウム』BY エリック・マコーマック よし、これはよくわかんない! (コラ) 面白くて一気読みしてしまいましたが、amazonのレビューに「謎の解決するカタルシスを持った推理小説を期待すると肩すかしを喰うかもしれないのでご注意」とある通りでした(読了後に、このレビューを読んでちょっとほっとしました)。面白くておぞましくて、なんか映像のきれいなアドベンチャー・ゲームをプレイしてるような感じでした。文章も表現が豊かで美しい、、けれど全体的には不気味で、その不気味さが個人的には面白かったです。 登場人物の一人にブレア行政官というのが出てきますが、セックスはまったく感じさせないけどどこか色っぽいキャラです。彼と主人公の間にほんのりと萌を感じないではない。 『刑事ジョン・ルーサー』 AXNミステリーでしたっけ? 1/2に一挙放送していたので見ました。ロンドンが舞台ですが、ルーサーがカッコいいですよ。黒人警官、とあえて書くのが野暮なくらい、人種を感じさせない魅力があります。最近ではもはや珍しくないグレーゾーンの主人公。けっこうワンマンだし、乱暴だし、�狢腓�な善のために小さな悪�瓩鯑�くこともある。ただそれが言い訳がましくないところがいいです。ただ、これも私個人の捉え方ですが、、、肝心の美しい殺人鬼アリスとの関係がイマイチなんだよな〜。いかれたアリスは面白いんだけど、もう少しsubtleにできなかったかな? ストーカーとして、そのやり方は魅力的でもないし賢くもないよ、アリスちゃんと思ってしまう。もっとつかず離れずの精神的な繋がりを期待していました。 こういう関係でいえば、『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターとスターリングの関係には敵わないと思うんですが、特に『羊たちの沈黙』(映画版)のレクターはキャラクターとして非の打ちどころがないんですよね。アリスのような登場人物が出てくるとつい比べてしまう。デクスターの兄貴なんかも同じ系統でしたが、レクター博士ちょっと頭抜けてる。娯楽の域を超えてるから、『羊たちの沈黙』は笑 それでも、ジョン・ルーサーは全然見続けられます。でもその理由は主にジャスティン・リプリー。ルーサーの萌えどころはルーサー/ジャスティン。 ジャスティンは1話で「憧れのあなたの下で働きたくて異動願い3回出しました」と言って登場するんですが、周囲がルーサーに疑いの目を向けても、彼だけは忠犬よろしく上司をかばい続け、ルーサーを助けるために命令違反をして降格に、彼を庇うために証拠隠滅までします。ベタベタしい関係ではなくプライベートのことはお互いほとんど話しませんが、ジャスティンはルーサーに尽くしまくり。 そんで、シーズン2ではそんなジャスティンが誘拐されるエピソードがありますが、犯人がルーサーのもとへ電話をかけてジャスティンを「おまえの仔犬」呼ばわりする場面がある(;´∀`)! 私「 犬 で 正 解 か っ ! 」 とりあえず、ルーサー/ジャスティン見るためにしばらく見続けようと思っています。 『Sherlock S2』 ![]() ……コレ書きたくて今日の日記書き始めたようなものだったんだけど、やっと本題 ネットでDLして見ました。ご存じのとおり、正直私は今日までSherlockはそれほどでもなかったんですけど、このエピソードでやっと私にも形が見えた。この二人に本気でハマれなかった理由の一つは、セックスの形が見えないよーということだったんですが、canonでここまでシャーロックの性愛(かたくるしー言い方…)について取り上げてくれるとわ。よくよく考えてみれば、いい大人であるシャーロック&ジョンに子どものケンカばかりさせておいて終了なわけはないんですけどね。ここまで書けば原作をご存じの方ならピンとくるでしょうが、S2 Ep1は『ボヘミアの醜聞』です。シャーロックが生涯でただ一人�爐△僚�(ひと)�瓩鳩桧佞鮃�めて呼ぶことになる女性と出会うエピソード。 以下は、ネタバレ前提です(具体的にこのエピソードがどう進行するかは特に説明なし) 一人でヘッドフォン装着して見たからでしょうか、のめり込みまくって、最後の謎解きで訪れたカタルシスには鳥肌が立ってしまった。筋金入りのシャーロキアンが、この現代風脚色をどう評価したかはわかりませんが、この仕上がりはひたすらすごいなと思った。特に恋愛の部分、シャーロックが非凡な女アイリーン・アドラーに自然と惹かれていく一方で、ジョンとシャーロックの関係も、ファンに納得がいく形で同時進行させた手腕には脱帽。この3人と、マイクロフト、さらにはモリアーティまでもがそれぞれの糸をちゃんと紡いでる。イレーネとシャーロックの背後で、ジョンとシャーロック、マイクロフトとシャーロックの関係が成長してる。でもって、天才・奇人シャーロックの内面をキャラクターを逸脱せずに魅力的に見せてました。 ![]() 途中からストーリーにのめり込んで忘れてしまったんですが、今回のエピソードから、気に入り萌え台詞をいくつか書きとめてみました笑 完全にネタバレなのでお気をつけください。 バッキンガム宮殿で、マイクロフトがおとなげないシャーロックとジョンに。 "Just once can you two behave like grown ups?�� といいながら兄弟が子どもみたくケンカを始め、思わずジョンが「ここでは、やめろよ」と口を出すところが(●´ω`●) シャーロックに、ジョンが「顔を殴れ」と言われて一言。ガハハ(^曲^) "I always hear punch me in the face when you're speaking, but it's usually subtext�� この後、子どもみたく取っ組み合って「おれは兵士だったんだぞ!」「ドクターだったくせにっ」という会話がまた二人らしいです。 シャーロックの顔の殴られた痕(犯人はもちろんジョン)を見て、アイリーンの一言。この時のジョンのカラ笑いもそうですが、マーティン・フリーマンのコミカルな演技は絶妙ですね。 "Somebody loves you. Well, if I had to punch that face I'd avoid your nose and teeth too�� アイリーンを失ったシャーロックのことで、マイクロフトがジョンに電話して… マイクロフト"You have to stay with him, John.�� ジョン "..but I've got plans...�� マイクロフト "No...�� ジョンのデートのお相手が、ジョンに「今日はゴメン」と言われて。 "you’re a great boyfriend. Sherlock Holmes is a very lucky man. No, I mean it. It's heart warming, you'll do anything for him.�� 初めて愛に打ちのめされているように見えるシャーロックのことを気にかけながら、ジョンがハドソンさんに。 ��Has he had any kind of girlfriend, boyfriend relationship ever?�� シャーロックについて話す二人。 アイリーン"Does that make me special?�� ジョン"I don’t know, maybe." アイリーン"You jealous?�� ジョン�� We're not a couple.�� アイリーン��Yes you are.�� アイリーンが、モリアーティがホームズ兄弟のことを何と呼んでいたか話す場面。 "Do you know what he calls you? 'the ice man' and 'the virgin'.�� もちろん、前者はマイクロフト、後者はシャーロックのこと。この台詞は最高です。 何といってもコレが好きです。シャーロックのキメ台詞! ��Because I took your palus.�� ラストのジョンとマイクロフトの会話もいいですよね。特にジョンのこの一言がtwistedで。 "He doesn't feel things that way, I don't think.�� ……と、挙げるとすごくキリがない(Romeも名セリフを集めてみたい、と思ってる!)まだまだネタバレは続く。まだ一度しか見ていないので、私の解釈や耳が間違ってるところもけっこうありそうです。 最初の話に戻りますが、やっとこの二人の形が見えてきました。正直、左右もどちらがどちらか定まってなかったんですが、このエピソードを見て、シャーロックは左が収まりがいいという結論に達しました笑 前からシャーロック好きの人とは彼はヴァージンだよね? という話をしてましたが、canonではっきり言ってくれるんだもん 私の見立てでは、子どもじみたところがあって、しかもヴァージンなシャーロックを能動的に攻めさせる、その一歩を踏み出させるところにカタルシスがあると思うんですよね。なんだかんだ言って懐の広いジョンなら受け入れてくれるでしょ!? ←無理やり詰め込む気満々 でもシャーロック受も挑戦したい(結局なんなのよ……)。シャーロックは敷居が高いので書くとなるとけっこうプレッシャーですが笑 何か書いてみたいな〜という気持ちになりました。原作ベース(19世紀ベース)なら手出しはしてませんが、現代劇ならなんとかごまかせるかな? おっとっと、最後に大事なセリフを挙げておくのを忘れてました。ジョンとアイリーンの会話より。 ジョン ��Who the hell knows about Sherlock Holmes, but... for the record, if anyone out there still cares ― I'm not actually gay�� アイリーン��Well, I am. Look at us both��
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