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2010年05月21日(金) 「国王杯の夜をセビージャで!」「チャビのホームタウン、テラーサを訪ねる」



……前回、セビージャに来ている、と書きました。さきほど、セビージャが国王杯を獲りました! 私は、セビージャファンが集う地元のバルを見つけて観戦しました。これがとんでもなく美味い飯をとんでもなく安い値段で出してくれる良い店で、地元ファンで混んでいた理由もわかる。隣に座ったセビジスタやおっさんたちと色々お話をしながら見ました。コーラを奢ってもらった。アンケートを取った結果、もっとも人気がある選手はカヌーテとヘスス・・ナバスでした。「ナバスの実物を見たことあるか?」ときかれたので、ない、というと、自分の肩より下に手をやって「こんなサイズだぞ」と言ってました。

セビージャではバルサとマドリー、どちらが人気があるのかたずねたところ、「ベティコ(ベティス人)はマドリー出身が多い。セビジスタはバルセロナ出身が多い」「信じてくれ、間違いないから」と言ってましたが、彼はBetico were from Real Madridというような妙な英語を話していたので、出身、という意味ではないのかも。貧しいアンダルシア人は、マドリーやカタルーニャのリッチな土地へ出稼ぎに出た過去がありますが、セビージャ出身者はバルセロナへ行くことが多く、ベティス出身はマドリーへ行くことが多かった、と言いたかったのかもしれません。私はベティコ(労働階級)とセビジスタ(中産階級)という図式ゆえにどちらかというとベティコはバルサ寄り、セビジスタはマドリー寄りなんだと思っていたのですが、どうやら階級<出身らしい。ネグレド、ラモス、(マドリーの噂のある)ナバス、誰もマドリーとの繋がりが深いのに、ふしぎだな。

カペルの早い時間帯でのゴールはもちろんですが、終了間際のヘススの独走→ゴールは椅子を放り出さん勢いで、皆さん盛り上がっていました。そりゃね、滅多にないことだもん。

こっちではセビージャTVを見れますが、へぼい。しかしクラブTVというのは本来これがスタンダードであって、メディア界の怪物と言われているBarcaTVが特別なんですよね。あの映像技術、コンテンツのクオリティの高さ、クラブとの一体感、あれはすごいです。

セビジスタたちの黄金の一日。





道端でセビジスタの若者たちをとっ捕まえて激励するおじいさん。優勝の翌日。


セビジスタの応援スタイルは、悔しいけどかっこいい。アンダルシアの民族衣装なんでしょうか、黒い帽子に黒いズボン(帽子は皆かぶってるけどズボンはまちまち)。赤と白のチームカラーを身に纏い、そしてチャントがメロディアスでなかなか胸を打たれる。


スタジアム、ラモン・サンチェス・ピスファン。巨大ショッピングモールと合体しており、シネコンまである。



翌日はラモン・サンチェス・ピスファンからパレードがありましたが、私はビジャのお披露目会見に参加するためにバルセロナへ出発せねばならず、二階建てデッカーの上でネグレドとはふはふする生ヘスス・ナバスちゃんは見られなかった(;'Д`)
ビジャとヘスス、どっちも大好物だっただけに究極の選択でしたが、バルサファンとして、帰ることを決断。でも、代表に残ったから、ヘススとナンドという両手に花状態のセルヒオと共に、ヘススのことはスペイン代表で堪能するとします。

いやーしかしバルデスもペドリートも残りましたね。このスペイン代表、美 味 し す ぎ る だ ろ う 。こちらでも、スペイン代表ネタ&乗っかり広告増えてきており、街を歩いて見つけるのも楽しいです。

けっこう大きいんですよ、多分ご本人たちの実寸より。思わずパシャリ。右から順番に、バルサの選手になっていきますよーに。




さて、、財布をすられた後、私の計画はさまざまな場面で変更を余儀なくされました。まずは、18日はレンタカーでぼーたんとプジョルとチャビの故郷へ行ってこようと思っていたのに、クレジットカードを失ったので行けなくなってしまった。これはすごく悲しかった。なぜなら、ぼーたんの故郷、リェイダのリニョーラ村では、17-19日までぼーたんのように慎ましくて愛らしいお祭りがあったんだ……。この時期に合わせて行こうと計画を立てていたのに。ちなみに、このカタルーニャのど田舎のリニョーラ村、人口2000人程度の規模らしいのですが、なんとリェイダからバスが出てるけど一日往復2便だけで、しかも往路と復路の時間差が一時間しかないのでどう考えても当日に帰ってこれない……。なのでレンタカーで行くのでなければ、一泊。バルセロナからなら、位置的にはチャビの故郷、ボヤンの故郷、プジョルの故郷と並んでいます。

ところが結局18日は、警察署へ届出を出したり、領事館に問い合わせたり、お金を引き出したり大忙しで一日が潰れてしまった(なんと緊急キャッシングには東京丸の内の窓口まで行って送金して貰わねばならず、札幌に家族がいる私は恥を偲んで東京の友人知人にヘルプを求める。そして天使のごときiさんが翌朝丸の内まで行ってくれることを快諾してくれました。ありがとうiさん! ご恩は一生忘れません。朝から貴重な時間を潰してしまってすみませんでした)。

やはり自分も困るし、人にも迷惑をかけるので旅先では十分に注意しなければ、と改めて思いました。一通り用事を済ませた時には夕方の6時に。このまま時間を持て余すのももったいない。そこで、チャビの故郷にして、今も彼が暮らすホームタウン、テラーサになら行って来れるのでは、と思い早速FGCという郊外とBCNを繋ぐ電車に飛び乗りました。

Terrassaまでは、カタルーニャ広場駅から出ているFCGという電車で45分ほど。S1というオレンジ色のラインに乗って終点まで。注意が必要なのは、普段旅行者がBCN市内で使っているZone1券では行けないということ。Zone3の一回券(2.50ユーロくらい)を買わないと、Terrasaに到着しても改札を通過できない。私は一回券ではなくT10(10回券)を持っていたのですが、追加料金を払おうとしたところ、10回券のZone3変更=28ユーロを支払わされそうになりました。こういう場合は駅員さんに言うしかないようです。今回ばかりは「次回はZone3を買ってね」とタダで通していただけました。

行きたかったのは、Informe Robinsonのインタビューの中で紹介されていた、チャビが子供の頃、フットボールをしていたという公園(Placa de Progreso)。なんとテラーサの駅から徒歩5分。目の前の通りを横切って直進すれば到着。ちなみに、聖ジョルディ公園(Park de Sant Jordi) というちょっと大きな公園が近くにあり、簡単に見つかりました↓

Informe Robinsonの映像と比べてみても、同じだ。
ここで彼は今の選手となる基本的な素地を身につけたのでしょうか。


今ではフットボールは禁止されているとのこと。


卓球はOKらしい。


公園の端にはオープンカフェも。お金があれば入って一杯、そしてチャビのことを店員に聞いたのですが。


周辺の様子


公園の近くの靴屋さんには、クライフモデルのスパイクが。チャビが育った公園の横にクライフ。バルサの歴史は奥深い(笑)。


近くの聖ジョルディ公園には、明らかにモデルニスモ建築と思われる教会? が。これは教会の裏。きれいでした。



テラーサは、遅い時間に行ったので、ひとまずこれだけで退散しました。
テラーサの駅



コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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