先日amazonで注文したはずの商品は、な、なんと、クレジットカードの情報に間違いがあったようでキャンセルされていた……もう一度注文しましたが、また1週間以上待たねばならず哀しいです。 バイエルンMは来日したけど、たいしたファンサービスもせず帰りやがったようですが、tさんが掲載を快くOKしてくださったので、いただいたレポをご紹介します。 [tさんより] 当日午前中に来日→夕刻練習→翌日試合という、びっくりなスケジュール!けっこうアクビしてる選手も多かったです。 クリンシ監督は半袖・短パンのチームスタッフユニフォーム、頭髪も健在。ビシバシ指示出してました。チームスタッフと話す時の距離がやたら近いのが印象的。 ポルディとシュバイニィは、やはり仲良し解消したのか、ほぼノーコンタクト。ポルディはバカンスで黒焦げ。すごくリラックスした雰囲気で、周りともうまくコミュニケーションとれてる感じ。 シュバイニィは元気が空回り気味で、ミニゲーム中監督に何度も「シュバイニィ!」とダメ出しされてました。呼び名はもう定着しちゃってるみたいですね。誰もバスティとは呼んでなかった。ミニゲーム途中で、右太ももの内側を傷めたらしく、以降見学。でも最後のストレッチには笑顔で参加してたので大丈夫そう。 ラームはこわいくらいのマジモード。うさぎの面影ナシ。なんか雰囲気が重い。誰も彼をいじってなかった。全体練習終わったあともずっとひとりでクロスの練習。 クローゼは、なぜかオーラが感じられず周囲に埋没。 最後のストレッチは、スペイン代表みたいな2人1組でやるタイプではなく、みんなでヨガタイムみたいな感じで、けっこう(スラッシャー的に)すごいポーズ連発…。リベリーのが見たかった! せめて、せめてヨガポーズを見たかった(そこかい)。シュバイニィはファンサービスもしてくれたそうです。機嫌が良かったんですね(笑)。また補足としては「ポルディとシュバイニは険悪なムードとかではなく、ただチームメイトになったという感じのよう」とのこと。やはりポルディ/シュバイニファンは、ドイツ代表中を狙い撃ちしなくちゃならないみたいです。 また来年もどこかのビッグチームが出稼ぎに来てくれると嬉しいです。tさん、札幌で夏バテしてるヤワな私めに、すてきレポをありがとうございました〜。 各地でプレシーズンマッチが行われ、アロンソはガナーズ行きか、などという嫌なニュースが出てきて気が抜けないシーズンオフですが、8/20には札幌ドームで日本代表vウルグアイがあるようです。行こうかな。この相手がせめてウルグアイじゃなくてポーランドくらいなら絶対行ってるんですが…。何人かスペインくんだりで活躍してる選手がいるけど、そういうのに限って来ないからな。 古代ギリシアとローマについてまた少しずつ読み始めてます。現代に遺されたホモセクシャルに関連する文献やら落書きやらの本(homosexuality in Greece and Rome)を読んでいたら、面白いエピソードやラブストーリーを多数発掘。アレクサンドロスを追っていた頃にも、色々と当時のラブストーリーをこの日記で紹介しましたね。今回、アナバシスを遺したクセノフォンの野郎がいい感じのラブストーリーを後世に伝えてくれていて、昨晩は読みながらワフワフしてました。下記はその概略です。 時代はさだかではありませんが、ある人物がクセノフォンに語ります。「私はタレイス近郊の町ぺリンタスの有力者の家の出で、ぺリンタスは要衝の地でありその市民も地位が高く重要視されていました。そしてその地でまだ若かった頃、同じくぺリンタスの出で、名をヒペランテスという美しい若者と、私は恋に落ちたのです」 この語り手の名前はヒッポタウス。彼はヒペランテスがギュムナシオン(屋内体操場・男たちが素っ裸で運動する場所)で運動する姿を見て、自分を抑えられなくなり、地元のお祭りの日に彼に近づき、どうか私の恋人になってください〜と懇願します。ヒペランテスはヒッポタウスの言う事をよく聞いてくれ、すべて受け入れてくれます(けっこう軽いやつです)。語りべヒッポタウスいわく、「私たちの愛の交換(lovemaking)はキスと愛撫から始まった…」らしくその間「私は号泣していた」とのこと。どうやってセックス始めたかを他人に語り出すうえその時号泣していたとあってはそうとう鬱陶しいです。でも「その後ついに二人きりになったのだ」というわりに、その後どうやって結ばれたかは割愛。二人は同じ年と判明。その日以来長いこと、二人は深く愛し合う恋人同士だったそうです。しかし! 古代ギリシア&ローマのこの手の話にはつきものの展開、「…ある邪悪な者が私たちの仲を引き裂くまでは」。 ビザンティウム(近隣の町)のとある有力者の男がぺリンタスに到着します。その名はアリストマコス、富と繁栄を誇る男。神のいたずらか、アリストマコスはヒッポタウスといっしょにいたヒペランテスの美しさに一目惚れ。彼は自分を抑えることができず、ヒペランテスに交際の申し出をします。しかしヒペランテスは、ヒッポタウスと固く結ばれているので断ります。ヒペランテスの美しさはいちいち男たちを魅了したが、彼はヒッポタウスを愛していたので他の野郎たちを自分に近づけないようにしていたらしい(と、自ら語るヒッポタウス)。しかしアリストマコスは本人が駄目ならと、その父親を味方につけることに成功したんだな。〝賄賂に目がくらんだ邪悪な父親〟(byヒッポたん)は、家庭教師という名目でアリストマコスを息子ヒペランテスに引き合わせます。自分の息子が確実にレイプされるとわかっていて、デクスターの養父なみにいかれたオヤジです。案の定、アリストマコスは初日早々ヒペランテスを誘拐し、鍵つきのドアのある部屋に閉じ込め(多分その夜は思う存分楽しみ)、翌日には故郷ビザンティウムへ彼を連れ帰ってしまいます。当時、交際を申し出て断られたら誘拐、という方法は男女でも男男でもお決まりのパターンだったのですが、まんまと愛する男を奪われたヒッポたん。 しかしヒッポたんも諦めません。彼はビザンティウムまで恋人&誘拐男を追いかけていきます。誘拐男に囲われて暮らし始める憐れなヒペランテス。個人的にはこのあたりに萌えるんですが、ヒペランテスとヒッポたんは、監視の眼を掻い潜ってたびたび逢瀬を重ねますが、人の眼があるので話もままならず、「せいぜいキスしかできませんでした」(byヒッポたん)。その後、漢ヒッポたんはどうしたかというと、一大決心を胸に一度故郷ぺリンタスへ帰ります。そして家財をなげうって剣を購入すると、ビザンティウムに戻り、ある夜にアリストマコスの豪邸に潜入。誘拐男が恋人と寝ている現場を目撃し、頭にきて男を刺し殺します。「ヒペランテスからはこの件には事前にOKをもらってました」という補足つきです。あたりは静まり返っており、気づいたものはおりません。 二人の愛の逃避行が始まります。二人は故郷に戻り、アジア(ペルシア、いまでいうトルコ)行きの船に乗ります。しかし悲劇的にも船はレスボス島沖で沈没。ヒッポたんは一生懸命ヒペランテスが泳ぐのを助け、彼をサポートしますが、夜のうちにヒペランテスは力尽きてしまいます。彼はヒッポたんに掴まっていることができず、溺れ死んでしまいます。ヒッポたんはせめて遺体だけは陸に運び、埋葬し、悲嘆に暮れて泣き叫びます。彼は粗末な墓石だけは用意して、「美しい花ヒペランテス、一度は邪悪な者によって奪われ、ふたたび大海原(ocean)によって奪われた人」的な墓碑を掘ります。 その後ヒッポたんはどうしたかというと、故郷のぺリンタスには二度と戻らず、空っぽの心を抱えたままそのままアジアを転々とし、盗賊に転身。最初は一匹狼でしたが、やがてシリシアにて自分の盗賊団を結成。その誉れは広く知れ渡り、「そしてあなたに会ったというわけです」とクセノフォンに語ったのでした。 どうですか、多少面倒臭くなっていい加減に訳してしまいましたが、なかなかすてきなピカレスクロマンでしょう。たいてい幸せな恋人同士の間に極悪な権力者が割って入ってきて受男を拉致ってくんですが、彼らは日本でいう「悪代官様」的存在です。そしてたいていヒーローの攻男が若干やりすぎな感があり笑えます。おまえチ○コでばっか考えてんじゃねーよ。 あともう一つ紹介したいものがあるんですが、体力的に限界なのでやめておきます。この話のペアも見事にバカップルで(とりわけ兄貴役の男が)さいこうです。受はぼやんを彷彿とさせられてかわいい。 もう一つ、古代ローマ時代に書かれた小説も収録されていました。途中まで読みましたが、コミックリリーフがきいていて面白い。剣闘士&剣闘士仲間&奴隷の三角関係で、古代のあっけらかんとした明るい庶民文化を感じさせるフィクションです。残念ながら一部しか発見されていないようなんですが、私の気持ちが「これはぜひ皆さんに紹介せねば」というところまできたら、この日記でまた紹介します。
|