![]() 辛い辛い一日が終わりました。一日中港町のことを考えて胸を抉られてましたが、職場を出た時に、やっと心の傷と向き合える…と思いました。そしてやはりこんな生活はわたしゃーやってらんない、と思った。CLやW杯の準決勝や決勝の翌日に仕事を突然辞める迷惑なやつ、世界中に沢山いそうですね。わはは。 ![]() ![]() この日記を通してこれまで幾度となく自分を救ってきましたが、今日も救われた。夜になり、ゆっくりと港町の戦いぶりについて振り返ることができる幸せを噛み締めてます。 RAWKで同胞たちの書き込みを見ましたが、皆、Gutted but proudと言っています。これは選手たちも同じで、カラガーもジェラードも「失望したけれど我々は勇敢だった」とのこと。特にカラガーの発言、 Some felt Liverpool could have had at least one penalty at the Bridge, though Carra is typically reluctant to make excuses. He continued: "Maybe we should have had a penalty on Sami Hyypia but there is no point complaining after the game. It's gone, Chelsea are through and it's their time to enjoy it. We have to accept it and move on. 素晴らしいな。しかし我ら港町ファンと選手が「さあ次へ行こう」とこの傷を軽く乗り越えられるなどと思わないで欲しい。他人には信じられないようなこの痛みは、すごいんだって! アテネもしんどかったけど、今回も厳しい……。何を隠そう今日は職場の近くまでタクシーで行ったんだな。一年に何度か、いいじゃないの……あの試合の後で満員電車なんてムリムリ。 我々の気持ちを、ある港町ファンがズバリな表現で代弁してくれてましたが、 「チェルシーファンへ。経験のないお前らにオレたちからのアドバイス。決勝は勝てば天国。でも負ければ地獄」 経験のない〜ってところが港町ファンらしいでしょう。 それでもやめられないフットボールファン。でもこれは、実際 的 確 な マンUファンとチェルシーファンへのアドバイス。Take it seriously. ![]() ![]() 昨日は主にチェルシーとマンUについて書いてしまったので、今日はじっくり港町。 まずラファについて。色々意見はあるでしょうが、私は彼の采配は良かったと思います。ベナユンもアタリだったし、バベルもアタリだった。トーレスはハムストリングを痛めての交代だったそうです。後半のペナントもいい動きでチェルシーの左サイドに混乱をもたらしていたと思います。トーレスが使えれば倉内君の投入もあったか。一点失ってからはラファの指示でベナユンがカイトとサイドを交代し、トーレスのゴールが生まれました。 ラファが致命的な失敗をしたとするなら、それは試合前。�爐垢暗召岫疊�言で「やってやろうじゃん」と泥に思わせてしまった、このツケが試合で回ってきた。心理戦が裏目に出ました。泥が見せた姿勢こそプロのスピリットですね。 ![]() レイナはいまや世界一好きなGK。GKは陽気なnice guyに限る! しかも頼りがいがあるんだから文句なしです。泥に同じようなすみっこを狙われ2失点したことは彼にとって重大な問題でしょうが、失点のシーンはどれも彼にはどうしようもなかった。一貫して安定した守りを見せていたと思います。 アルベロアとリーセのサイドバックはwell doneとは言えなかったですね。シュクルテルがサミと交代した時点で「これはだめかも」と思った港町ファンは大勢いたはずです。サミはその前の国内リーグ戦にフル出場してましたし、彼はもう34です。その彼が延長戦でPKに繋がるミスを犯してしまったのは、必然といえば必然だったのでは。 昨日書いたように、アウレリオとシュクルテルの離脱が明暗を分けました。でもサミは、今季ずっと随分頑張ってくれたから。最近自信喪失を感じさせる発言が多いだけに、気落ちしないで頑張って欲しい。 ![]() カラガーは心もとないバックラインで一人堅実な守りを見せてました。最後は泥にやられたにしても、何度もピンチを救ってくれました。シュクルテルもよくやっていただけに、負傷交代は大きかった。港町の将来を、坊主とアッガーに託したい。お互い微妙だなコイツと思いながら鉄壁のCBに成長してくれることを期待。「自分のことを語るのは苦手」と言うシュクルテルが実はすごい乙女だったら最高、と思ったりしてます。 中盤はマッさん、戦ってましたね。彼が来た当初はシャビのポジションを脅かす存在として胡散臭く思ってましたが、今では港町に欠かせない選手の一人です。テベスと彼がプレミアのごつごつした岩だらけの海岸に漂着した時は誰もが「???」でしたが、いつの間にかそれぞれ主役級にのし上がっていました。 ![]() シャビは1st legが素晴らしかったので、どうしても比べてしまいますが、致命的なミスと同じくらい重要度の高いパスを生み出していました。いい時の彼は守備も奏功するんですが、今回はそうはいかなかった。雨の影響もあったかもしれません。スペイン人にとっては辛い大雨でした。総じて、彼はやはり港町に必要な選手。 スティービーにはいつも、途方もない期待をしてしまう。ロスタイムで決めてくれるんじゃないか、PKを勝ち取ってくれるんじゃないか。だから何も起きないと理不尽に失望してしまう。でもやはり格が違う選手。シャビがスティーブンを見つけてパスを出せば、彼は必ず足元で納めてくれます。この二人の信頼関係はすでに当たり前になりつつあり、お互いの中には無意味な狂騒のない成熟した暗黙の了解がある気さえします。 カイトは1st legとは逆で押さえられてしまいましたね。でもよく戻って守備をしてくれました。彼の日じゃなかったのはとても残念。彼を含め、どこか一枚噛み合わないのが前半の港町でした。 ![]() 今季、ベナユンを獲得したのは大きかった。肝心なとこで結果を出してくれるのは、バベルと一緒。ただしバベルはスーパーサブですが、ベナユンは頭から出てもいい仕事をしてくれます。 ![]() 最後はフェルナンド。もう君の虜だとも! 昨日も書きましたが、試合中の彼の表情には胸を打たれた。なぜか。彼が自分自身と戦っているような気がしたからじゃないでしょうか。レイナとのインタビューの中で言ってた、「(失点した時)ぼくはピッチの中央で立ち竦んでいることしかできなかった」。彼にのしかかるプレッシャーはとてつもなくて、しかもそれを余裕を持ってコントロールできるほど図太くもない。ジェラードが1st legで言った「フェルナンドが得点できなかったことでとても落ち込んでいることは、彼の顔を見ればわかった」という発言。そして延長に突入する前の休憩中、まだ思いつめた表情のフェルナンドに声をかけ、懸命に鼓舞しようとしていたジェラード(でもこの時フェルナンドはすでに怪我していた)。キャプテンはとっくにわかっていたんだと思う。彼らのエースの問題はメンタリティなんだと。見てて感動するのは、彼がそのぎりぎりのラインをさ迷いながらも、いつも土壇場で打ち勝ってきたからじゃないかな。苦境に晒されている時に可能性を信じるのはとても難しい。思いつめたような彼の表情を見てるとこっちが不安になってくる。ああ、だめかも、と思う。でもそんな彼が少ないチャンスをものにしてくれると、あっと驚き、感動する。まるで「ショーシャンクの空に」の主人公みたいです。もうだめかも、と思わせておいて、克服してくれる。映画のラストでモーガン・フリーマンが辿り着いたような白い砂浜と青い海の天国を見せてくれる。で、私たちは思い知る。繊細な顔の小僧は実はタフなハートを隠し持っていたんだと。インテルから、アーセナルから、最後はチェルシーからアウエーで一点をもぎとった。もう満足です。 ![]() もう一つ。ロゼッティは素晴らしかったですね。港町はPKを取られた。それでも彼のジャッジは見事だったと思います。港町的にはありがたい判定もあったけど、まあ公平なジャッジをすると、逆にホーム側からするとアウエー寄りに見えるというだけかも。あの人本当に毅然としてますよね。
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