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2007年06月11日(月) ばか300%!

見て来ましたよ! ようするにこういうことですよね?



300は最初から最後まで笑顔で見るべき映画です! いやー笑った。筋肉100%の男たちが華麗に舞うツッコミどころ満載の映画、これはもうゲイとスラッシャー向けの新手のポルノとして認定されるべきです! ゴラムせむし男が断崖から「とんだ間違いだったあぁぁぁぁ!」と叫んで盾を捨てるシーンでは体をくの字に曲げて笑ってしまい、なぜ周りの人たち(あんまいなかったけど)が笑わないでいられるのか不思議でした。第一回目の観賞にして同人誌のネタみたいなことどんどん思いついちゃってよかったのか。ダレイオス王ったら、ちょっと話がややこしくなって筋肉のかわりに脳を使わなきゃならない局面になると、ぬぬぬぬ……と考え(るふりをし)て、最後には確実に「おれたちはスパルタンだーー!!」でごまかす難局を切り抜けるもんだから、見てる私も思わず拳を振り上げて、「ばか万歳! ばか万歳!」とシュプレヒコールを始めたくなりました。たぶんデイヴィッドの役のディリトスが「297、298、299、300……んあ!? 301!? おれたちスパルタンひとり多いっす、隊長陛下!」みたいな勘違いなことになっただけでもレオニダス王、頭まっしろになっちゃうんでしょうね。
ディリトス「敵の軍勢は10,000!」
レオニダス「10,000ってどのくらいだ」
ディリトス「10,000>300です」
レオニダス「ふ〜んまあ大丈夫だろ。行くぞ!」
海岸を埋め尽くすペルシア軍を見て、
レオニダス「なにっ!? こんなに多いのか10,000って!?」

パンツ一枚に赤いマント姿で闊歩するおまいら……絶対先頭行く人に 騙 さ れ て る よ …。だいたい他のどこの村を通過しても誰もおまいらみたいなきわどいかっこうしてないじゃない……。スパルタ人はマケドニア人と同じくあけっぴろげというか平気で裸になったそうで、戦士も裸で戦ったりしたようですけどね。
あの300人前後いる人たち、レオニダス王に肩に手をおかれ「おまえはおれのためにばかになれるか?」と訊かれたら、眼に涙溜めて「はい! おればかになるっす!」と答えそうです。
ちなみに、感動したり心を動かされるタッチィなシーンは一瞬たりと用意されてませんので、安心してください。本人たちがマジな分、とっくり笑ってこれます。

グラディエイターとトロイとロード・オブ・ザ・リングを混ぜ合わせたものに、シン・シティのスパイスをまぜたら、あれ!? ちょっとスパイス効き過ぎたかな? って感じの歴史もの(極力小さめに)アクション・ムービーになっちゃった、みたいな。これは絶対まじに受け取ってはダメな映画。たとえばダレイオスやディリトスが「民主主義と自由のために!」なんて叫ぶのを真に受けてはいけません。もう散々言ってる通り、彼らはたんなる「ばか」です。この映画からナニかしらの教訓を得ることはできず、もし少しでも現実社会とこの映画の世界の価値観をリンクさせようものなら、ペルシア人やアジア人への侮辱を容認することになります。クセルクセス王の描き方はひどいもんで、まじめに受け取ったイラン人が怒るのも無理はないかもしれない。昔作られた「300 spartans」という同じくテルモピュライの戦いを描いた映画の中のクセルクセス像を少しは見習うべきかも。当時ペルシアでは背が高いことは神聖とされ、アレクサンドロスが戦ったダレイオス王なども、2メートルもある大男だったと(おそらく事実ではない)書き記されており、クセルクセスが大男として描かれていたのにはそういう理由があります。実際彼は賢く、寛大な人物だったと言われています。ペルシア側の混成軍では騎兵隊がカッコよかったですね。たぶん当時勇名を馳せていたスキュタイ人の騎馬隊を意識して描いていたんだろうと思います。当時ギリシアは海軍力を誇っており、『300』で描かれたテルモピュライの戦いの後(前480年)、サラミスの海戦でペルシア軍を撃退します。映画『アレキサンダー』において、ガウガメラの戦いの前にアレクサンドロスが自軍の兵士に、「いまこそギリシア人よ、立ち上がって再び共に(ペルシアと)戦おう!」と呼びかけたのは、まさにこうした過去があったからでした。私は映画の最後にアテナイの海軍が攻めてくるシーンが見れるかな、と期待してましたがありませんでした。ちょっと残念。
また、ほうほうのていで祖国スパルタに戻った帰還兵は、戦死した兵士たちの家族や愛国主義者たちに惨殺された、という残酷な記述が残されているそうです。ディリトスが助かったのは、議会の有力者に身体を提供したからに違いない。
スパルタに関してはやはり女性が現実的じゃなく安っぽい感じがしました。レオニダスが言ったように、スパルタの女性は本当に強く(男と同じく肉体の鍛錬を義務付けられていた)近隣都市にスパルタが攻められた時も、相手の兵士は当然男だけだったのにもかかわらず、女だけで都市を守り抜いたという史実さえ残されています(男たちは戦争に出ていた)。女も実際すごいムキムキだったはずですが、映画向けではなかったようです(私はそれも面白いと思うけど)。アテナイの女が「どうしてスパルタの女は男のように(偉そうに)振舞うのですか?」ときいたら、スパルタの女が「それは、私たち女が彼らを産むからです」と答えたという話が後世に伝えられていますが、王妃の台詞はこのエピソードから拝借したようです。しかし後半に進むにつれ王妃いかにも安っぽく……もっと超然としててもよかったかな。


萌えの話をしよう! もちろん、最初の10分くらいでもうギンギンに勃起してました。レオニダス王は The King "slut" Leonidasとでも呼んでやろう。
レオニダス「ったくよりどりみどりだぜ〜」
王と一緒に
入りのぴちぴちTシャツ着てそうなスティリオス(名前、違ったらゴメンなさい)とか、王まっしぐらって感じだもんな。アスティノスは唯一王一筋じゃないっていうか別のもんに騙されてそうな感じでしたね。

お気に入りはやはりディリトスだけど、一体いくつペアができるんだ、この映画!? ダレイオス/ディリトスはテッパン(英語でいうキャノン)ですね! 眼を怪我したディリトスを夜(明け方?)「ちょっと歩かないか」と誘い出す王。ふたりでいやらしく丘の上に立ってる場面に切り替わったと思ったら、あれ!? もう陽が昇ってっけど!? その空白の数十分もしくは数時間、何やってたのかちゃんと説明せい。
アスティノスとスティリオスは監督も嬉々としてカプにしちゃったって感じ。困っちゃったことに王以下全部ウケウケしい……。ソロンって男もかなりかわいいと思ったんだけど、チェルシーのブラルーズに似てません? 出てくるたびにブラルーズ……と思っていました。

ところで映画館のカウンターで、「さんびゃくを一枚」って言っちゃった。「ハイ、スリーハンドレットですね」と訂正されました。本当はゴール2、スパイダーマン3も一気に見てしまおうと思ったんですが、さすがに「300」「GOAL2」「スパイダーマン3」というラインナップは、「そうです、私ばかです」と宣言してるようなもんだろう。やめてよかった。

最後に、いくつか300の素敵なLJを紹介。残念ながら私のじつりょくでは300のslashコミュニティは見つけられませんでした。誰かいいとこあったら教えて。


■アイコンを中心に300の美しくもエロい画像
http://community.livejournal.com/300_stillness/
http://community.livejournal.com/300_graphics/
http://community.livejournal.com/300_icons

■東京のプレミアの写真満載(誰が誰かわからない…)
http://veryfishy.livejournal.com/16308.html#cutid1

■スクリーンキャプチャーがあります
http://iconofilth.livejournal.com/43461.html#cutid1


ここからは300とは関係のない話。
「恋愛 小説家」へのコメント、ありがとうございます〜。かなりテンションあがりました。ようし、書くぞー。
と、気合を入れてみたいはいいが、私はそれはそれは重大なミスを犯していることに気がつきました……。
前回アップした内容に、DVDだのデジカメだのパソコンだの出てきましたが、え? だってこれ93年の話でしょ!?
がくーっ。当時、DVDはまだなくてあってもLDでしたね……デジカメはなかったんじゃないかな。パソコンも今のようにお手軽なラップトップは相当珍しかったはず。こんへんはさすがに書き直しだー。携帯電話もピッチの時代でしたよね。あってもそうとうごつかったはず。すいませんね……書き手がこんなんじゃ読む気も削がれますよね。以後気をつけたいと思います。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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