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2006年03月13日(月) B-Rashとホモ萌え万歳(いまさらな)

さっき「シックス・フィート・アンダー」を見ましたが、やっぱり面白い……と握りこぶしを作って震えました。ブラックジョークが冴えてる。BBMもですが、穏やかな何の変哲もない日常を描いたもので、面白いってすごいなー。私はフェリシティのファンでもあるんですが、最近、血なまぐさいものもいいけどこういう日常劇も(良質であれば)いいなと思うようになりました。「シックス・フィート・アンダー」、デイヴィッドとキースの心のすれ違い、それをネイトに話してしまうデイヴィッド、萌えた〜っ。やっぱり兄がいない時に兄のHDDに録画してる分を全部観たい…現在23話だったから単純計算しても23時間か。一日他は一切何もせずに見れば(爆)。


そして今はWaTを見てますが取調室でのダニーとマーティンの温度差、自分にストリート経験があるために黒人の不良に容赦しないダニーの規則破りの尋問態度に業を煮やすマーティン。「ダニー、ダニー!」と呆れて、ちょっと怒り気味なマーティン。取調室を出た直後大喧嘩して、「今度こんなことがあったら僕たち(パートナー)の今後はないぞ!」とマーティンにぴしゃりと言われて唇を引きつらせるダニー! 完全に尻敷かれてるダニー、ああ、萌えるよ〜。そんなこんなでBbMのscreenplayを読んでいた私は、「男同士っていい……」と改めて打ち震えていたのでした。股から流れ出る血のやつのせいで腹痛に散々苦しめられた一日でしたが、どんな状況でも萌えてしまうんだな……。

マーティンが失踪した少年の国選弁護人に会うシーンで、あの物柔らかな、(日本語では)無垢っぽい口調で「きちんと働いてて、わざわざサウスブロンクスからきた少年からお金を取るんですか?」ときくんですが、取り繕う相手に「ふう〜ん」みたいな態度を取るんですよ。これが妙にそそる。きっとこんなふうにダニーをしどろもどろさせるのね。別にいーさ、仕事中は尻に敷かれてても、ベッドじゃな、ベッドじゃ……とか言って自分を慰めるんだろうなダニー。

私が男に生まれてて、マーティンやデイヴィッドや、ジャックみたいな恋人がいたら毎晩オナニーするんだろうな(どうしょもねえな、おい)。そもそも恋人だっつーのにお預けをくらってオナニーしてる時点で悲しすぎやしないか。そんで顔にかけさせて欲しい、とか思ってるんだけど一生言えないまま終わるんだ(笑)。

刑務所漫画を描いたB-Rash(7)が10日に発売されました。やっぱり濃くて汚れた話ですが、新トップに載せたイラストは漫画のワンシーンで、小便してます。作中に登場する首を括るシーンと小便するシーンは女性向けとしては不向きとのことでしたが、わがままを言ってなんとか入れさせていただきました。私としては「ショックを受ける」「汚いと感じる」瞬間を読者に提供したいという気持ちもあるんですよね。行き過ぎた描写は別物ですが、「この人の話を読むにはちょっと心構えが必要だな」と思われるとしたら最高です。
「闇社会」というテーマでもう一つプロットがありましたが、それはいずれ小説ででも書こうと思います。もっとショッキングな話だったんですが、それは表情や会話で語ったりするディテールが大事になるタイプの話だったので、今回の長さに収めるためにはその部分を削らなくてはならなくて、そうなると描く意味自体なくなると気付きやめました。本末転倒ってやつです。その話では後半でふたりの男が女役の男をボコボコに殴るんですが、このシーンは丹念に描く必要があり、そのゆとりがなければ描く意味がなくなるものでした。でもそれは、ぜひいつか。

もうひとつ、今回の刑務所ものは別の終わり方をする予定だったのですが、私の配慮のなさともいえるポリティカル・コレクトの問題で、それは描けなくなりました。以下、漫画のネタバレを含みます↓



女役のスアレスに直接手を下したわけではないものの、間接的に彼を死に至らしめた神父と日系ギャングのダイゴが対峙するラスト。誰も神父を告発することはできないのですが、神父の身にはどうやら危険が迫っているらしい……というのが描かれたラストでした。描かれなかったラストは、こういうものです。
ダイゴは証拠がないので、囚人とひそかに寝ていた神父を告発することができない。けれど彼は神父を追い詰める決定的な情報を持っていた。ダイゴは話の中で肺がんを告知され、長くないことを知るが、その直後にスアレスと肉体関係を持っている。彼は最初からスアレスに惹かれていたかもしれないが、二人の関係が肉体関係に発展することはなかった。というのも、スアレスは入所初日に、彼にある秘密を打ち明けてくれていたからだ。
監房を出ていく神父の背中に、ダイゴは言う。「知ってるかい? あいつは初日に教えてくれたんだが、HIVキャリアだったんだ」
神父はそれを聞いて凍りつく。
ダイゴは「俺もあんたも、神に見放されたことに変わりはないようだな」と言う。
……というのが、もうひとつの終わり方でした。物語としては、こっちの方が面白いと思います。この方がなぜダイゴが、スアレスとの関係に踏み切れなかったか、そして自分が長くないと知ってふっきれたか、という理由になっています。ところが、私ははっきりと書いているように「HIVキャリア」=「神に見放されている」という描き方がポリティカル・コレクトにひっかかるわけだ! それこそOZやホミサイドや、シックス・フィート・アンダーなら、同じ展開でもこのへんの穴を見落とさずに、アイロニカルに描けたかもしれないな〜と思うと、ひとつ勉強になりました。たとえば、ダイゴに言われるのではなく、何かの形で自然と神父が自分もHIV陽性だとわかるという展開なら(それをダイゴは知らない)、それは面白くて成熟したアイロニーに昇華したかもしれませんね。

でも、形になったバージョンも悪くないと思っています。この形には、ダイゴの悪意が含まれているとこが、ちょっと違う。
というテレフォンショッピング並みにわかりやすい宣伝を受けて(笑)読みたくなった方は、ぜひご購入をよろしくお願いします。
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コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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