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2005年03月15日(火) 被虐のMうさぎ・ジャレッドあんあんフィク


被虐のMうさぎ・ジャレッドあんあんフィク
詳細は、翌日3/16の日記をご覧ください。


警告:18禁でkink(変態)です。激しい性描写が苦手な方、
変態プレイが苦手な方はご遠慮ください。ジャレッドにパンストとか履かせてます。


 外に出ると、車の中でクリスが待っていた。顎の傷に触れながら、苛々した表情でフロ
ントガラスの向こうを見ている。ジャレッドは助手席に乗り、ドアを閉めた。
 もしもできることなら、今すぐに車を降りて帰りたかった。
 エリオットが嫉妬しているという事実は何の慰めにもならない。
 結局はこのシートに座って、クリスといる。
 アウディは走り出し、郊外に向かった。チャールズ河沿いを会話もなく走り、倉庫が林
立する地区に出るまで、クリスはずっと顎のことを気にしていた。
 まるで隣に座るジャレッドを忘れているかのように、目を合わせなかった。
 だがパーキングスペースが敷地の三分のニを占める安モーテルに進入すると、彼は既に
鍵を持っていて、ジャレッドの肩に手をおいて執拗に促した。
 肩を押され、ジャレッドはされるがままに平家の建造物の一室に入った。
 そこはカビの匂いのする汚いベッドと、バスタブのないシャワーストールだけの部屋で、
テレビはケーブルでもない。
「とにかく俺は、やりたいことを済ますだけだ」
 クリスはうわ言のように言って、ジャレッドをバスルームに押し込めると自分はベッド
の方に戻っていった。
 ジャレッドは服を脱ぎ、タップを捻った。温水がスプレーホースを這い上がってくるま
でゆうに20秒を要した。
 女の嬌声がテレビから聞こえたかと思うと、よくきくとそれは隣室の声だ。
 彼はタイルの冷たい表面に頭をくっつけ、目を閉じていた。湯けむりがストールを真っ
白にし、身体は冬の寒さを徐々に忘れてゆく。モーテルは寒く、ラジエーターの中を流れ
る湯もこのシャワーの湯と似たようなものだろうから、ベッドでは寒いだろう。
 セックスの直前だというのに、外に出たくない。それはジャレッドにとってはじめての
ことだ。
 きっと寒さなど気にならないほど、夢中になれるだろう。だが、クリスとはもう寝たく
ない。
 車を降りた時に、彼がまたなにかの包みを持っていたのは知っている。
 今度もまた絵柄のついたコンドームか、それとも別のふざけた玩具か。
 ジャレッドは気配に目を開けた。プラスチックのドア越しに人影が近付いたかと思うと
開けられた。
 トップコートとスーツの上着を脱いだクリスは彼の腕をとり、ストールから引っ張り出
した。
「じらすんじゃない」
 怒ったように言い、ベッドルームに向かう。
「濡れてるよ。拭かないと」
「いいから来い。今日は機嫌が悪いんだ」
 赤く腫れ上がった顎がそれを証明している。
 ジャレッドは裸足でシミだらけのカーペットを歩き、ベッドの上に無造作に置かれた灰
色の長い布を見た。
 よく見ると腿丈までのレースのストッキングだ。
 この変態め。ジャレッドは胸中で罵ったが、表情にはおくびにも出さない。
「ベッドに座れ」
 クリスはボタンをひとつずつ外し、ベルトを抜き、ズボンと下着も脱いだ。完全に全裸
になると、ベッドに座った彼の正面に椅子を運んだ。
 ジャレッドは男が目の前で自分のペニスを扱くのを黙って見ていた。
 やがてクリスは椅子に座り、自分の膝にジャレッドの膝を持ち上げて置いた。
 湿った脛を優しく撫でる。
「脛毛は薄いんだな。これからする遊びは、もっと濃い方が興奮するんだが」
「腕はけっこうある」
「見せてごらん」
 彼はベッドについていた手を差し出した。クリスは愛おしそうに見つめ、腕を撫でる。
「さて、はじめようか」
 上ずった声でそう言うと、ベッドのストッキングをとった。
 隣室からは、相変わらず女の嬌声が聞こえる。ジャレッドにはそれが半分演技だという
ことが見抜けた。
「これは妻のなんだ。昨日見つけた」
「あんたの妻役なんて嫌だ」
「生意気なことを言うな」
 クリスは冷たい声でぴしゃりと言うと、ストッキングの片方の口を慎重に開け、ジャレ
ッドのつま先に被せた。
「君は売春婦なんだ。こういう格好が似合う」
「女じゃない」
「そうか? そうだよな。こんなしっかりした筋肉なんだ」
 嬉しそうに、クリスは腹筋から胸にかけてを撫でる。
「思うんだが、男を犯すのは最高だ。同じ男を男とも思えないように扱うのは、本当に気分
がいい」
 クリスは恍惚として言うと、もう一方のストッキングもつま先から履かせ、じっくりと楽し
むように両方を少しずつ上げて行く。
 途中、呻いて自分の股間をごしごしとやっては、またジャレッドの足に戻ってくる。
 両方のつま先まで完全に履かせると、吟味するように全体を眺めた。
「いいな......興奮するぞ、ジャレッド。ちゃんと足を開いて見せろ」
 言われて、ジャレッドもアナルがひくつくのがわかった。開脚し、尻の穴が見えるよう
身体をずらす。顔の前にぶらさがっている男のものは、硬くなりはじめている。
 クリスは椅子から立ち、後ろに回ってもう一度眺めた。
 筋肉質な男の肉体が、女物のストッキングを履く姿は怖いほど艶かしい。
 ストッキングの間におさまっているペニスの醜悪さが、太股のレース飾りと対照的でひ
どく淫媚だ。
 その姿を前にした彼のシャフトの内側にどくどくと血が流れ込む。
 今すぐにでもじっとりと濡れるこの男の身体を喰い荒したい衝動に駆られ、だがクリスは自
分をなだめた。
 エリオットとの殴り合いを思い返すと、黒い欲望がとぐろを巻きはじめた。
「あの男に思い知らせてやる。もちろん、君にもな」
「エリオットは関係ない」
「エリオット、ハ! エリオットか」
 クリスは顔を歪め、怒りを吐き出すように言ったが、同時に股間もズキズキと反応した。
「安心しろ。すぐに奴のことは忘れられる」
 彼は椅子にかけた上着から何か取り出すと、椅子に座り直した。
 ジャレッドはコンドームを期待したが違うものだった。彼が取り出したのは女物のコン
パクトと、金色のリップスティックだった。
「化粧なんかしないぞ」
「ただ少し、口紅を塗るだけだ」
 クリスは口紅を捻り出すと、前屈みになってジャレッドの頬を掴んだ。
「嫌だ」
「動くな。ブスになりたいか?」
 濡れたように光る明るいピンク色の口紅が、不器用に唇に引かれた。ジャレッドは黙っ
て耐えた。執拗な男の手が、何度も唇の上を行来する。
「かわいい唇だ。あの女なんかよりずっといい。俺はあの女は嫌いだったが、あの女の唇
は好きだった。でも君の方が何倍もかわいい」
「変態野郎」
 憑かれたようだったクリスの顔が現実に引き戻され、敵意と余裕の視線がジャレッドを
捉えた。
「なんとでも言うといい。君のつれない態度や抵抗や、浮気も、けっこういいもんだ。暴
力的な気分にさせられて、興奮する」
 変態野郎、今度はジャレッドは心の底で言った。
「さあ、見てみるんだ。いいぞ」
 開けられたコンパクトミラーの中の、まるで自分の顔ではないものをジャレッドは眺め
た。
 下手か巧みかのレベルではないやり方で、どぎついピンクが唇を覆い、光っている。
「よし、遊ぼう」
 クリスは立ち上がり、彼の目の前でペニスの根元を掴んだ。
「その口でしゃぶれ」
「コンドームを先にしろ」
 クリスは笑った。
「馬鹿を言うな。これはお仕置きなんだから、今日はナマだ」
「馬鹿はあんただ。コンドームをしろよ。じゃなきゃやらせないぞ」
「やらせないか」
 クリスは心底おかしいというようにまた笑った。
「そんなエラそうな口をいつからきけるようになったんだ。君は他の男といちゃついて俺
を怒らせた。さあ、早くしゃぶれ」
「ゴムをするまでしない」
 言い終わらないうちに頬に衝撃が走り、二秒遅れでジャレッドはビンタされたのだとわ
かった。思わず顔を押さえて相手を見ると、クリスは別段殺気立っているわけでもなく、
傲然と彼を見下ろしていた。
「君は今は女だから平手でしてやったんだ。だが、ニ度目は男として扱う。三日は外を歩
けないくらいに殴ってやる。ここを逃げ出すにしたって、そんな格好じゃ変態扱いされて
留置場に入れられるのがオチだぞ。それより、楽しもう。しゃぶるか、今すぐに尻の穴をか
わいがってもらうか、どっちにしたって、今日はナマだ」
 言いながら楽しんでいるのは明らかだった。股間が微妙な言葉を使うたびに震えている。
 こいつは病気だと知っていたが、重症だ。
 ジャレッドは身を乗り出すと、クリスの大腿に両手をついて口をペニスに近付けた。
 半分勃起した先端が、熱い息に反応し跳ね返る。
 躊躇いを見抜いたクリスの手が後頭部を押さえ込み、無理に口の中へ押し込んだ。
「……ンッ……アア……」
 クリスは喉を反り返らせた。
 ジャレッドの舌が竿に巻き付き、喉の奥まで受け入れる。
 ねばつく直の感覚は、初めてといっていいほど馴れていない。ねっとりとした液体が口腔
で唾液と混じり、唇と顎を濡らした。
「オウ、オオ……!」
 見下ろした先で自分に吸い付く顔が汚れてゆくさまにクリスは大声で喘いだ。
 ピンク色の口紅はだらしなく滲み、唇から大きくはみ出ている。
「ウウ……ああっ!」
 クリスは一旦引き抜き、顔を汚そうとペニスで顔中を張った。
 糸を引いたペニスが唾液や体液を飛ばしながら、ぺたぺたと頬や顎を叩く。ジャレッドは
唇を半開きにしたまま目を閉じて耐えた。
 派手な口紅のピンク色は頬まで汚し、今や唇の上に引かれていた原形をとどめていない。
 やがてそれは口の中に戻ってくると、ぐいぐいと頬を押し広げた。
「凄いぞ……! ジャレッド……!」
 ジャレッドは脈略なく叫ぶクリスの股間の顔を埋め、鼻孔で呼吸して充血した性器を頬
張った。
 ゴムがないとべとつく。
 頭では目の前の男の叫びを無視し、別の男のことを思った。
 これはあの人だ。
 自然と腕が延びで、彼は自分のペニスを扱いた。その手を自分ではなく別の男のものと
考えて、痛いほど引っ張った。
 エリオットを思えば、ストッキングの情けない感触も、口紅と唾液と男の体液でべとつ
く顔も、被虐の興奮を煽り立てる。
 濡れた卑猥な音をわざとたて、ジャレッドはクリスを貪った。
 クリスはもう一度引き抜くと、彼の両頬を順番に嬲った。顔の前を何度か往復する。
 それから開いたままの口腔に再び放り込み、舌が大きな音をたてて嘗めあげたのを合図に、
 また引き抜いた。
「まだこれからだぞ」
 はあ、はあと息をし、クリスは眉根を寄せて棒立ちになっていた。
「仰向けになれ」
 ジャレッドは同じように肩で息継ぎをし、自分を扱きながら背中をベッドに横たえた。
 すぐにのしかかってきたクリスが、ストッキングをはめた両脚を脛の裏側から持ち上げ
た。
「アウ……ッ……クリス……!」
「挿れてほしいのか?」
 ジャレッドはこくりと頷いた。
「ブチ込んで欲しいんだな? 男のくせに、こんな格好をして、はしたない奴だ」
 足首を肩の高さまで持ち上げられ、尻が最も高い位置に晒された。
「……クリス?」
 語尾が引き攣ったのを、クリスは楽しんだ。
「動くな」
 口紅のスティックをひねり出し、露になったアナルに近付ける。
「こっちの口にも塗ってやる」
「やめろ! 変態! やめてくれよ!」
 ジャレッドは背中をむず痒い感覚が上がってくるのを感じ、身体全体を跳ね返らせた。
「アアッ! イヤ! やめろよ!」
 クリスはピンク色の先端を蕾みに押し付け、丹念に塗りこんだ。
「どうだ? 指より太いか?」
 奥に捩じ込み、かき回すようにする。
「ヤァ! やめろ! 変態! ケダモノ! ……お願いだから……!」
 ジャレッドは悲鳴をあげながら、涙が喉に流れ込んでくるのに噎せた。
 クリスは先端を潰すように力を込めて塗り、やがて蕾の周辺から割れ目に沿って背中の
方へ、そして前側の陰嚢の付け根まで全体に塗りたくった。
 ジャレッドの背中には勃起したクリス自身があたっている。
「よし、こっちを向いて、両手で股を広げろ」
 クリスは欲情のせいでいつもと違う声音で命じると、ベッドを降りて椅子に座った。
 ジャレッドは涙と口紅とその他のもので顔をべとべとに汚しながら、意気消沈していた。
 言われた通り身体を起こし、ストッキングをはめた大腿を両手で持ち上げる。
「そうだ、尻の穴をこっちに向けてよく見せろ。シーツを汚すな。ああ……そうだ」
 言いながら、股間を扱いている。
 ジャレッドは鼻をすすった。
「太股を掴んだまま、両方の足を天井に向けろ」
 彼はストレッチ体操のように足を真直ぐにあげ、背中と尻の中間にあたる小さな面積で
自分の身体を支えた。
 股間は反り返っている。
「ああ、ジャレッド、いい子だ」
 クリスは満足げに言うと、ベッドの上に転がっていたコンパクトをとり、それを開いて
シミだらけのカーペットの上においた。
「来い」
 足をおろして息を吐いたジャレッドは、ベッドをおりると、促されるままに椅子に背も
たれの方を向いて座った。ストッキングの片方が、座った際に木片に引っ掛かり、糸状に
破れた。
「まあいい」
 その姿を背中から眺め、クリスは言った。足を広げて跨がる姿も、思った以上に興奮す
る。
「いいか……俺の、俺の言う通りにするんだぞ」
 後ろ向きのジャレッドの頭が素直に頷いた。
「少しだけ尻を突き出せ。こっち側にだ」
 ピンク色に染まった蕾が突き出され、括約筋が引っ張られて内側の粘膜がのぞいた。
「いいぞ、もっとだ……尻を突き出して、椅子から半分落とすようにするんだ。足は、
椅子の脚に絡めて、両手で背もたれに掴まれ」
 ジャレッドは両足を言われた通り絡め、背もたれにしがみついた。
 尻を突き出し、背中をS字型に反り返らせ、シートから睾丸の付け根まで落とす。
「痛い」
「どこがだ」
「前が」
「よし、上出来だ」
 無防備以上に自分の最も弱い部分を晒した背中に近付かれる気配を察し、ジャレッドは
喘いだ。何をされるかはわかっている。
「こっちの穴には、長いことお預けを喰わせたな」
「ああ、クリス……駄目だ、こんな状態じゃ……」
 ジャレッドはプライドも忘れて懇願し、首を振った。
「本当はこのまま欲しくてたまらないんだろう」
 クリスはアナルに指を挿れた。
「ああ! 駄目だ……」
「見ろ、君の中はこんな感じなんだ」
 顔の前に差し出された、引き抜いた指はピンクに染まっている。
「そろそろお遊びは終りだ」
 クリスは膝をつき、シートから突き出た尻の穴に下から照準を合わせた。
「俺の妻は、ナマではさせてくれなかった……」
「ヒャ! 待って……待って、やっぱり駄目……ッ! 駄目だ!」
 先端が突き上げてくると、ジャレッドは背もたれに必死でしがみついた。
「俺たちは夫婦だったんだぞ。なのに、あの女は、こ、子供が欲しくないって……夫婦な
のに、なんだってゴムなんか……!」
 「ヒ……! クリス!」
 クリスは檄して、乱暴に突き上げた。無理な体勢は括約筋の締め付けを何倍も強くし、
彼は痛みに近い快感に悲鳴を上げた。
「ええ、どうしてだ? おい、どう思う? この淫売! おかしいと思わないか? こ
こはこんなふうにかわいがるのが当然だろう!」
 先走りにまみれたペニスが、直接ジャレッドの腸を刺激し、内蔵まで突き上げる。
 怒りに震える言葉に合わせて、楔が穿たれる。
 ジャレッドは快感に乱れ、陶酔し、悲鳴を上げながら椅子の背もたれにしがみついた。
いつしか背もたれは涎にまみれ、彼は夢中でそれを嘗めていた。
「ン! ン! 凄い! クリス! 死んじまう!」
 クリスは椅子を押さえ、突き上げを開始した。腰を打ち付けるたびに椅子の前脚が跳
ね上がるのを、体重でとめる。
「んあ! もう! もうやめて!」
「見たいか……」
 ジャレッドには何のことかわからなかった。だが考える暇もなく、背後から伸びてきた
手に腰を掴まれ、引き寄せられた。
「アア! 痛い!」
 男を受け入れたまま膝に乗せられ、彼は涙を飛ばしながら頭を振った。
「アア……ジャレッド……! 根元まで入ってるぞ」
「ふぁ……!」
 クリスは彼を膝に乗せたまま、ゆっくりと位置を調整してコンパクトミラーの上にしゃ
がんだ。
「見えるか?」
 ジャレッドは股間の下を見下ろした。
 ストッキングを身に付けた自分のペニスが大きく映ったかと思うと、次の瞬間、男を
受け入れたアナルが露になった。
「やめろ! 気持ち悪い!」
 叫ぶジャレッドが興奮していることは、締め上げる筋力が増したことで、充分クリスには
伝わった。
「み、見ろ、俺のもピンクだぞ……!」
 小さなミラーには、ピンクに染まった彼のアナルが、男の膨張したペニスをすっぽり受
け入れている姿が映っている。
「ピクピクいってるじゃないか……自分をちゃんと見てやるんだ」
「エリオット……」
 ジャレッドは呟いた。たががはずれると、あとは簡単だった。
「ああ! エリオット! エリオットがいい!」
「なんだと!」
「あんたなんか嫌だ! 俺はエリオットが好きなんだ! こんな変態プレーでもなんでも
いいから、エリオットが欲しい!」
「黙れ!」
 クリスは上下に身体を揺すり、膝の上でジャレッドを転がした。
「見ろよ! これは俺だぞ! 俺の凄さがわかっただろう! あの野郎にはこんな真似はで
きない!」
「ヒャア! エリオット! ああ! 死んじまう! ほんとに……死んじまう……!」
 ジャレッドは泣きながらミラーの中の自分を見た。グロテスクな結合部で、クリスが出
入りしている。
「ああ! ジャレッドジャレッド……愛してるんだ……そんなひどいことを言わないでく
れ……ただ俺には、これしかできないんだ……」
 クリスは際限なく垂直に立てたペニスを抜き挿しした。
 やがて絶頂が近付くと、膝の下に手を入れて開脚させ、更に激しく追い立てた。
 ジャレッドは長く尾を引く悲鳴を上げ、脚をぴんと伸ばした。それが途切れた時、腸内
で男が弾けるのを、彼は確かに感じた。
 びくびくと脚を震わせ、彼自身も果てた。
 ふたりはしばらくそのままの体勢で呼吸を合わせていた。
 やがて、クリスが優しく分身を引き抜き、彼を膝から下ろした。
 栓を抜くと、どろりと中から死んだ精液が流れ出た。
「エリオット……」
 突っ伏したままジャレッドは呟いた。
 クリスはそれを聞いていた。自分のペニスは、ピンクに染まっている。
「シャワーを使え」
 立ち上がり、自分はベッドに座ると、そのまま頭の下で手を組んでベッドに倒れた。
 カビ臭いイーダーダウンが、心地よく身体の熱を冷ましてくれる。
 クリスは天井を見た。火災報知器以外はなにもない白い天井。
 目を凝らし、じっと見つめる。
 ジャレッドが立ち上がり、バスルームへ向かって歩き出した。ぎこちない足取りで、た
った四メートル進むのに一分もかかっている。
 クリスは顎の痣に触れた。
 あの男は出血していた。
 俺の方がよりダメージを与えられたに違いない。
 それからあのゲイバー。奴らがジャレッドを遠ざけている。
 彼は唇を嘗めた。
 喉が渇き、血は嵐の前のように体内で暴れている。



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