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2005年02月24日(木) コリン・ファレルの過去の現在

 皆さんから「アレキサンダー」を見たけど、とてもよかった、というメールや書き込みをいただく機会が増えて嬉しいです。コリアレのカッコよさに痺れた、ジャレヘファにハァハァしたなど、この一年以上、二人を追ってきてよかったと思っています。今は私は、同人誌を買うのも作るのも、あまり乗り気になれません。これは指輪物語にはまった直後、「役者のことは知りたくない。今は彼らを純粋な気持ちでキャラクターとして好きでいたい」と思ったことに似ています。アレクサンドロスに近づこうとすればするほど、ロビン・レイン・フォックスが言う通り、少なくともイッソスの会戦あたり以降、アレクサンドロスがバルシネを愛妾にし始めた頃から、大王とヘファイスティオンの間にセックスはなかったかもしれない、と思います。

 映画を見て受か攻めか、という話になると、映画ヘファイスティオンは私にとっては受ですが、でも女や少年を抱いたり、時にはアレクサンドロスに対しても攻なヘファイスティオンが好きです。これは多分、私がコリアレに自分を投影して(恥知らずv)いるので、もし自分が大王だったら、ジャレヘファの子宮の中で眼を瞑り明日のことを忘れて眠りたい、と思うからだと思います(笑)。コリン・ファレルは自分と驚くほど共通点を持った人なので、これまで彼にどれほど励まされたか知れません。コリンは自分はアレクサンドロスと共通するものは、何もないと言っていますが、少なくとも「眠り」については多いに共通点があると思います。アレクサンドロスは惰眠を嫌悪し、あまり長時間眠らなかったといいます。一方で酒を飲むと一日中寝ていたともいいます。コリンは子どもの頃から不眠症だった、と言いますが、これはエネルギーが有り余っていて、「寝て過ごしてなどいられない」若者だったからのようです。たいてい、こういうエネルギーは大人になると性欲に向かっていきます。この二人の若者の「眠り」に関する特質は、まんま私にも当てはまります。同じような「癖」を持っている人ならわかると思いますが、これがいかに人生において心を掻き乱すか! 情緒不安定のひとつの顕れなのかな。

 コリンは、エネルギーが有り余って眠れない12,3才の頃、家族が寝静まったのを見計らって夜の街に飛び出したそうです。といっても誰もいない近所を歩き回り、民家を窓からのぞき見たりしただけのようですが。私は自分がこういう子どもだったので、すごく気持ちがよくわかります。真夜中に家を出て誰もいない町を歩いたり、見つかったら警察に捕まるような、昼間は不可侵な場所に侵入したりしました。コリン同様、数年たつと友人と一緒に行いましたが、12才くらいまでは一人でやってましたし、私は彼と違い女なので、女の子の友人にはこうしたことに付き合ってくれる人があまりいませんでした。なので相変わらず一人でやっていました。どうしてこんなことをやってたのか、自分でもよくわからなかったんですが、このコリンのインタビューに、その答が書かれていました。
 昼間は人や車に占拠されている町が、夜になると静かになり、誰一人いなくなる。まるで町が俺のものになったようだ、と彼は感じたといいます。その通り。私も当時「街は私のものだ」と思ったのを覚えています。時々擦れ違う大人には彼も警戒したと思います(こっちは軽装なので、相手も警戒したはず)。けれど何事もなく擦れ違うと、新しい開放感がやってきて、再び街が自分の手の中に戻ってくるわけです。

 コリンの方は十代の始めには、彼が言うところの「悪い友達」とつるんで、酒、ドラッグ、女遊びの方向でエネルギーを昇華していったようです。しかしあんまり悪がきをやりすぎて、私立の高校をドロップし、ドラッグに溺れ、父親との仲も険悪なひどい時期があったようです。父親はアイルランドでは有名な元フットボールプレイヤーで、そのため彼は裕福な家に育っており、失礼を承知で言うと「成金の坊ちゃん」です。有名私立の学校に通ってはいたが、エリートの家庭ではなかったと思います。
 これはけっこうネックになる要素です。私自身の経験から言っても、「本当のレディ」と言える人と、「成金の娘」は全然違うんですよね。そして「成金の娘」は「本当のレディ」と接した時に、敗北感を感じ、育ちの違いを実感し、憧れ、こうはなれないと思い、時には親を恥じたり、恨んだりします。そして独自の道を行こうと決心したりもします。コリンはそういう人だったんではないか。
 彼はアメリカのグリーンカードを取得できるロッタリーを買ったが、当たらなかったと話しています。このエピソードが、彼の若さを表わしていると言えます。勿論、今の彼は、ダブリンに住むアイリッシュである自分をとても大切にしていると言います。学校をドロップした彼は友人とオーストラリアへ行き、自分でも認めている通り「ヤリまくった」そうです(笑)。綺麗なビーチ。過ごしやすい気候。女たち。
このへん、記憶がさだかではないので間違いもあるかもしれませんが、その後アイルランドに帰国。相変わらずドラッグと酒に蝕まれていて、人生は下降気味。余談ですが、クライヴ・オーウェンも似たような経験をしてますよね。ある時、コリンは限界だと思ったそうです。そして母親に、「自分は本当にもうだめかもしれない」と、詳しい事情(ドラッグなど)は言わず打ち明けたそうです。
 彼の母親は彼を二週間だったか、病院に入れたそうです。その間、勿論酒、女、ドラッグという好物は断ちました。コリンは出所 退院すると、悪い友人たちのもとへ行き「もうやめる」と言いました。
彼の友人たちは「できっこない」と彼を笑ったと言います。それが19歳でした。
 そのどん底から、彼は見事に立ち上がり、自分を律して活動することを始めました。この男はやると決めたからにはやる男です。そして、現在28歳。今の地位にまでのぼりつめました。
日本では知名度はイマイチですが、欧米では「男優といえば?」と聞かれたらトップ5に彼の名前が挙がってもおかしくありません。彼の顔は好き嫌いが別れますが、私はそれでこそコリンだと思うので、「ハンサム!」「かわいいv」と言われているのを聞くより、「あの顔はちょっとね」と言われている時の方が、ファンとしてはなんだか嬉しかったりします。

 コリンは評判が悪い男としても知られています。数日と間をおかず、彼の奇行や悪行のニュースが飛び込んできます。宿泊中のホテルの廊下を下着(あるいは丸出し)で歩いたり、高級家具で煙草を揉み消したり、という噂は恐らく事実でしょう。共演者も認めています。彼は人間としての謙虚さをいつまでも失わないヴィゴのような人とは、ある意味で対照的です。信念は固いが、ある程度甘やかされて育ってるのも事実で、面倒臭い生活全般のことはなるべく他人にやって貰いたいタイプです。彼の「女依存」はそのへんから来てるのか。彼のマネージャーは来日もした姉のクラウディーネさんですが、彼女が何もかもし切っています。運転なんかも彼女にお任せ(何かあると困るのでハリウッドの大物は運転しませんが)。また、コリンは財布を持ち歩かないとも聞いています。お金は持たないそうです。「コリン・ファッキン・ファレル様だぜ」ってことで(爆)。財布はクラウディーネさんが管理。オリバー・ストーンと初めて会った高級レストランで、ナーバスになっていたのか酔っていたのか、コリンは大声で喋り、グラスを、3つか4つ割ったらしいので、確かにこういう男に財布なんか持たせたら、十分で行方が分からなくなりそうです。このへんも、まるで自分を見てるようだ。
 ドラッグはやめましたが、彼の三大悪癖は一生彼に付き纏いそうです。「女」「煙草」「酒」。
「俺はアレキサンダーのように世界を征服するよか、世界中のナイトクラブを征服したいね」と豪語したとおり、彼は撮影期間中などの忙しい時期でもナイトクラブでの夜遊びを欠かさないらしいです。ただし、「アレキサンダー」の撮影中は、共演者ともども全身全霊を撮影に打ち込んでいたので、派手な振る舞いは少なかったとも(とはいえ、タイのポルノ女王に「お相手してくれ」と猛烈アピールし、断られたとか)。

 この三つの悪癖は眼に見える形でコリンに害を及ぼしています。まず酒。来日記者会見では、「煙草を吸った」ことが話題になりましたが、過去の記者会見には煙草&酒瓶を手に現われたことも。酔ってて聞き分けの悪かった彼を誰もとめられなかったのかも……。また、日本では、「『アレキサンダー』撮影中の骨折は、酔って階段から転んだから」と報じられていますが、事実は「ヴァル・キルマーが開いた(アレキサンダーの)共演者が集まるパーティで、酒に酔ったコリンがテーブルの上でアイリッシュ・ダンスを披露し、テーブルともどもひっくり返った」からです。アイリッシュ・ダンスって、あの激しいやつですか? そりゃひっくり返るよ! そうとう分別なく酔ってたんですね。
 次に煙草。私も来日記者会見のレポートで書いた通り、ホテルの廊下を歩いてる時でさえ灰皿片手にスパスパやってた彼。「フォーン・ブース」の撮影時、現場で毎日40本くらい吸ったと言ってなかったか。さすがに吸いすぎです。

 一番厄介なのは「女」。これまでに数々のゴシップで世間を騒がせてきたコリンの女たらしぶりは有名。彼は若い頃、ダブリンの女優アメリア・ワーナーと結婚してましたが、4ヶ月で離婚。当時のことを振り返り、「気軽な気持ちではなかった。あの時俺は、この女と一緒に老いていけると本気で考えてたんだ。本当の恋に落ちたと思ってた」と言いながら、「でも、うまくはいかなかった。あの経験で学んだことは、誰とも約束はすべきじゃないってことだな(笑)」と言っています。その後、モデルのケイト・ボーデネイヴと付き合い、一男(ジェイムズ)をもうけましたが、結婚には至らず。当時は「結婚なんかしねえよ」だの「女遊びは俺の趣味」だのという彼が言ったとされる発言がタブロイドを飾りましたが、現在はキムとの関係は良好。自分のミドルネームをとったジェイムズという名前の息子の溺愛ぶりは見ていて気持ちが温まります。とはいえ「息子に何をしてあげてる?」と訊かれて「こうやって抱いてやって、また置いてやってる」と言って笑いを取ってはいても、彼が子どもの面倒なんて一つも見ずに「俺はシングル・ファザー」などとのたまっているのを見て、世の母親たちが「コラ!」と思うのは当然です。
 ハンサムだから、そんなところも魅力的と思われがちですが、つくづく勝手な男ではあります。
 他にも女の噂は絶えません。ブリトニー・スピアーズ、アンジェリーナ・ジョリーとの噂が有名ですが、不思議とジャレッドと縁のある女優が多いです(コリンが一時夢中になったと認めたブリジット・モイナハンと、次回ロード・オブ・ウォーでジャレッドが共演したりも)。あるストリップバーで、ストリッパーが彼に近づいてきてブラジャーにサインをくれ、と言ったのでコリンが応じようとすると、ストリッパーの恋人の大男が「なにやってやがる」と迫ってきたので、コリンはおもむろに携帯電話を取り出して話しているふりをして退散したというゴシップが、私のお気に入りです(爆笑)。携帯電話のくだりがカッコ悪くていいです。ただし、彼は財布同様に携帯電話を持ってないと言ってるので、これもただのゴシップかも。
 そんな彼は今、とあるテレフォンセックスのお相手に訴えられています。この女性にさまざまなセックスに関する要求をし執拗に迫り、精神的な被害を蒙ったというのが訴えの内容。コリンには何か暗い欲望を感じたらしい。ただし、コリンはこんな女性のことは知らないと言っています。コリンの立場や性格からして、テレフォンセックス嬢なんか相手にするだろうか。リンジー・ローハンとだってセックスができる男ですからね。
 こうしたゴシップは星の数ほどあれど、コリン自身は女性についてこう話します。時々バーで男たちに話しかけられ、彼がつきあった女優の話をきかれたり、女の話をされたりするそうです。時々出くわす「あの女はよ」というふうに女たちを蔑むような発言をする男たちに対して、彼は「彼女たちはお前らなんかよりずっと素敵で、素晴らしい人たちだ」と思ったり、言ったりするそうです。彼は自分が惚れやすく、どうしようもない女好きだということを認めていながらも、女性たちに対して敬意を失ったり、彼女たちを低く見たりしたことはない、そういうことと女好きは違うんだ、と言っています。この言葉を真に受けるなら、彼は素敵な男です。
 コリンは2001年に離婚して以来、誰ともしっかりした関係を築いていないと言っていますが、アンジェリーナ・ジョリーに対しては特別な気持ちを抱いているそうです。私も、もし誰かと彼が結婚するなら、アンジーだと心から祝福できるんだけどなあ。アンジーと比べたら、ブリトニーすら安っぽく見える。でもそのアンジーは今はブラッド・ピットと噂されてますね。ブラッドとはジャレッドも仲良くしてた過去があるので、こんな四角関係、フィク向きです(死)。

 俺様発言でお騒がせな男といえば、ラッセルもその一人ですが、時々こどもっぽくも感じる彼らのこういう行動に、本音を言うと共感してしまいます。クライヴ・オーウェン(彼らほど素行は酷くないけど)を見てても思います。女としての母性本能ではなくて、同志のような気持ちでそう感じます。この年になって、男に生まれたかったとは言いませんが、でももし自分が男に生まれていたら、良くも悪くもきっと随分違う生き方をしていただろう、と彼らを見ているとよく思います。
 ところでラッセルの若い頃と、コリンの今より少し若い頃の写真を見て似てる、と思うのは私だけでしょうか。そして、「アレキサンダー」でバゴアスと寝る前に書き物をしているコリンが、M&Cで懐中時計を見てるラッセルに似てる、というのは私だけではなく、他の方にも言われました。ぜひ見てください。
 ラッセルもコリンも演技派ですが、コリンは都会派ですよね。スタイリッシュな男です。きっと二人は共演すると仲良くなると思うんだけど(笑)。なんだかんだ言っても、ハートはあったかい二人ですから。

そんなコリンに「ヘテロセクシュアリティを疑っちまう」といわしめたジャレッド。ジャレッドの過去にもさまざまな面白いエピソードがありますが、それはまたの機会に。コリンにはつくづくジャレッドの子宮で憩って欲しい。←腸でショ。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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