まずは指輪RPSの連載のこと。アンケート(投票)で、まだ 500人近くの方が指輪RPSを求めているということがわかりました。 前にも言っていた、宇宙海賊や特殊部隊や、WW�兇發里蘯里討�たい のですが、時期や興味の度合いを考えると、これらはひとまず置いて おこうという気になりました。実は宇宙海賊(だから違うって)もの などは、あらかたプロットも立てていました。台詞までも! しかし、やっぱり読んでくださる皆さんは、「狼」のような話をもう一度 読みたいに違いないし、私もあのような話をもう一度書けるに越したこと はない、という気がしてきました。色々な事情がありますが、↑これらを 全部やるということは難しい。現時点でM&Cやアレクサンダーにも着手 したいし、そろそろ本腰入れて商業誌などに漫画か小説か何かイケそうな ものを(まだどっちもイケるとは思えないが)投稿なりしないと、 人生計画的に間に合わないな、ということが分かってきました(笑)。 これまで何度か「雑誌で描かないか」というお誘いを受けたのに、 「まだまだ未熟で」と断ってきました。しかしここに来てわかったのです。 熟すのを待ってなんかいたら手遅れになるぞ、と。というよりいっこうに 熟さない自分にある程度諦めがついたともいいます。いや、そもそも 自然に熟すと思ってたのが大間違い。努力してないんだから変わるはず ありません。 がんばるぞ! ←意味不明。 なんだか話が脱線しましたが、つまり気を引き締めてまた書くたく なったということです。それで、書きたいのは勿論狩と公なんですが、 狼の時のように、藻は花や豆にも大きくスポットをあてます。 実をいうと、エリック・バナなんか出したいんだけど、駄目かな。 内容的に、ヒース・レジャーにも演じて貰えるとぴったりな役があります。 こんなふうに、今度は脇役を指輪外の役者に演じてもらおうかと 思い始めています。ジョニデやラッシーやコリンといった大物は使いません。 でも大丈夫、ちゃんとメインは指輪の役者です。 内容は映画男優に関する怪事件で、犯罪と暴力とセックスとドラッグの 世界です。 ところで、エステラがな、なんとヴァン・ヘルシングで狩公という フィクを書いてるらしいです! ひえー読みたい。でも映画を見てから でないと読めません。 さてアレクサンダー。WBが発表したバナーですが、美しい! 斬新! 白で攻めてくるとは思いもしませんでした。有名どころがポスターに なっているので、内容的にはそれほど重要でもないかという面々が 揃っているのは残念ですが、コリンとジャレッドが並んでいるだけで、 感無量。髭ジャレッドの眼もとが麗しい〜。 トレイラーでは、ジャレッドの名前が表示されなくてかわいそう、と 言われたりしてましたが、他のそうそうたる面子に混じって、真ん中を 陣取れたのは大出世です。 もう一つ素晴らしいアレクサンダー映画情報サイト を発掘したのですが、ここに未公開だった画像を発見。 ![]() ![]() これが誰だかわからない。クラテロスかクレイトスだと思うんですが、 どちらかというとクレイトスぽい。 ![]() この美しい人が誰かまったくわからない。ペルシア人の女性といえば バルシネがいますが、バルシネはクレジットされていませんでした。 コリンのことは今では崇拝に近いものを抱いております。 しかしこんなに好きなのになぜか彼を受に出来ない。ジャレッドのことは あんなに陵辱したいと思うのに、コリンは崇高すぎて、リスペクトしすぎ てできません……でもアレクサンダーは受っぽいんですよね。あーどうせ なら他の役者が演じていたら、楽々と大王受が出来たかもしれぬ。 他の役者といえば、こんな話を聞きました。 オリバー・ストーンは最初、アレクサンダー役にトム・クルーズを 予定していたのですが、彼はもう40過ぎなので、20代がメインステージ の大王役には不適当、という判断が下ったそうです。その後白羽の矢が 立てられたのが、ヒース・レジャー。これには納得がいきます。 ところが、結局はコリンになりました。どういう経緯でかは謎。 また、早い段階に、ブラッド・ピットがアレクサンダー役のオファー を受けていたそうです。でも、どうやらホモセクシュアルなシーンが あることで、妻のジェニファー・アニストンがやめた方がいいと言った と聞きました(ゴシップかも)。そこで受けて立ったコリンはさすがだ。 ブラピがどの段階でアキレス役を受けたのか。アキレス役が決定した から、さすがに大王とアキレスという密接な繋がりを持つ二人を同じ 役者が演じるのは駄目だろう、ということで変わったのかも。 なんにしても、ブラピ、トム・クルーズ、ヒース・レジャー、コリンと、 すごい全然繋がりない。大丈夫なのかオリバー。 大王の受々しさは間違いないのですが、この二日で、私は荒俣宏の 「幻想皇帝アレクサンドロス戦記」という全三巻の小説を読みました。 確かに幻想だった。 宏ぃぃ! …全然駄目だぞひろし! びっくりするくらい駄目だ! 最近、アレクサンダーに興味を持ってくださった方が、「どの本から はじめるべきか」と訊ねてくださいます。あと数冊読んだら、アマゾン でマイリストをこしらえますが、大方読んだら、一番わかりやすく、 萌えやすい順序と共にご紹介します。 しかし、荒俣宏のこの作品は、どの順番にも組しない。おすすめ できません。まず、荒俣氏の独自解釈が幅を利かせすぎて、史実を蔑ろ にしています。それで阿刀田作品のように面白いならまだいいのですが、 私にしてみればアレクサンダー自身も、他の登場人物もその精神を歪め られているように感じられました。 確かに、神話、伝承、民族の起源、祭典・神事などの文化面、博物学的な 見地から記述された部分は、さすがと思わせるし、普通のフィクション 作家には書けません。たとえば、トロイア戦争が齎したものは、ギリシア とペルシアの交流であり、ヘレニズム(文化)とは、イリアスの 美女ヘレンの名前が起源だ、なんていうのは「おお!」と思わせられました。 荒俣氏は「帝都物語」や日本民族騎馬民族説で有名でしたよね。私は どちらも読んでませんが、正直、この作品に関しては「もっと人間ドラマ」 を学ぶべき、と思いました。 オリバー・ストーンの映画のトレイラーでも垣間見れるように、大王 には知の探究者としての側面があり、それこそが彼を単なる征服者とは 言われない所以ですが、荒俣氏は、このアレクサンダーの ロマンチストとしての側面を、まったく描いていません。女性たち、 オリュンピアスとかタイスも俗っぽい。大王をマザコンとして描くことで、 女性を尊敬したという彼の美点の一つがスポイルされています。手紙で 「お母様! 会いたい!」なんてやってましたが、大王の有名な発言に、 「9ヶ月腹を借りた代償にしては、随分と高くつくな」というのがあります。 故郷で待つ不平不満の多い母の手紙に対して漏らした言葉です。 マゾコンの影響で女嫌いになった、という説も腑に落ちません。ギリシア人 の踊り子タイスがペルシア女に早変わりし、タイスに誘惑された大王と、 タイスの情人プトレマイオスの間に不和が生じるなども、安っぽい捏造です。 ドラマとして、他の歴史家や大王フィクション作家が避けて 通れない魅力的な逸話のシーン(それゆえ皆似通う)を、同じになるのが 嫌だったのか別解釈してもいますが、これまた退屈です。 ヒンデュクシュ山脈越えとマクラン砂漠行という大王史において最も 艱難を極めた地獄の行軍シーンをすっかりすっ飛ばしてます。 しかし一番閉口させられたのは、ヘファイスティオンとの関係。 阿刀田版でさえ潔くないと思ったけど、荒俣版は完全にスポイル。 二人はあくまで友達。それも魂が結びついたような親友とすら言いません。 こうなると、二人の愛の逸話が残るシーンは避けて通らざるをえず、 トロイア巡礼(二人でアキレスとパトロクロスの墓に花束を捧げた)は 「行きました」というような数行で終了。ヘファイスティオンなど登場もしません。 三巻になると若干ヘファイスティオンの出番は増えますが、凡庸を絵に描いた ような感じ。もし作者の独自解釈を足すなら、こういうところで発揮 すればいいものを。ヘファイスティオン凡庸説は私もありだと思います。 並み居る卓抜した武将の中で、一番目立たない男だけど、大王にとっては かけがえのない男だった、という説です。でもその場合は、どんなところが 大王にとってかけがえがなかったのかをうまくエピソードの中で書かないと。 阿刀田高のヘファイスティオンは、それがうまくなされてました。 「よく3巻も読んでやったよ」と思ったのは、最後の方でヘファイスティオン が死ぬ箇所。何を考えてるのかわからないけど、彼の死はたいして大王の 人生を狂わせません。荒俣氏は、ヘファイスティオンという厄介な存在を、 大王の人生からむしろ取り除きたいとでも思っているかのよう。 実際、そのように考えている人は少なくありません。映画のフォーラムでも、 「尊敬するアレクサンダーをゲイとして描かれたくない」という意見が あり議論になってました。ロビン・レイン・フォックスの本を感慨深く 読み終わった時、私も心底悔しく思ったものです。「ああ、ヘファイスティオン と出会わなければ、大王はあと50年長生きして、アラビア半島、アフリカ 、ヨーロッパ北部まで進軍していたかもしれない」と。ほら、 公共広告機構のCMでジョン・レノンのがありましたよね。彼が家族を 省みなかったら、もっと名曲が生まれてたに違いないっていう(笑)、あれ ですよ! でももちろん、それが彼らであり、その彼らを我々は愛しているのです。 だいたい、作家は皆アレクサンダーの育った(住んでいた)世界が ホモ世界だったことを無碍にしすぎ。「精力絶倫の女色家(フィリッポス二世)」 が男の穴にも突き刺してたっていう発想が、どうしても嫌なようです。 男も愛してたという発想は、素早く「精力絶倫の女色家」への親近感を 奪うようです。途端に変態になってしまう。 今日も長く書いてしまいました。最近1時間以上かけて日記を書いている。 でもこれでも、集めた情報の1/3くらいです。ではまた、新しいアレクサンダー 本を読んだらレビューします。
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