蛎にあたって二日ほど寝てました。寝ながらDVDなどを 鑑賞し直してたんですが、あんまりその間に書きたいことが 出てきてしまってどうしようかという具合です。ファラミア のファンフィクションなどもかなり読みました。ひとつ最高に よいのがあったのですよ〜。 それからウェナム氏の「ダスト」も見て来まして、 ばっちり胸毛に萌えてきました。 まずDVDから、やや急ぎ足で。 二つほど前のプレヴューで誤訳したようです。 誤訳なんて私は日常茶飯事だと思うけど、 私訳「ビルボも知らなかったがミスリルはホビット庄で 一番高価だった」 正訳「ビルボも知らなかったがミスリルはホビット庄の すべてを集めたよりも一番高価だった」 でした。 それからもう一つ。これは自分のがあってるんじゃ ないかな〜と思ってるので英語堪能な方のご意見求む。 レゴラスが「一口で大の大人の腹をいっぱいにする」と レンバスのことを言った後、メリーがピップに how many did you eat? ときくと、ピップはfourと答えたと思うんですが、 私は「いくつ食べた?」「四つ」としました。 でも吹替え版では「何口食べた?」「四くち」に なっていました(字幕は未確認)。 でも、何口、ならhow many did you bite? と言う ような気がするし、ピピンがレンバスを見て四口で 終わるだろうか。それに、キャストのオーディオ コメンタリーで、ドムとビリーが「たらふく食った んだよな」と言ってるし、やっぱり四口じゃなくレンバス 四つ食べたのではないでしょうか。 とかいって、本当にdid you eat? だったかも自信が なかったりします(ダメだろ)。 あと、ひとつ肝心なことを前のレヴューで言い忘れてた んですが、ボロミアがトロルに吹き飛ばされるシーン、 あの後脳震盪を起こして頭を振るボロミアが、涎を大量に 撒き散らしてることに注目! 凄い量の涎で、これには もうアラゴルンたじたじになるほかなく。 「オレすらあんなに涎でベタベタにしたことないのに」 という直後の表情、いいですね〜。 それから、これはアルウェンに関する率直な意見です。 私は彼女の映画での現代的アレンジは大いに歓迎するところ ではありますが、やはり一つだけ、どうしてもこれは最善の 演出ではないな、というシーンが。 最初にアセラスを切り取る馳夫に剣を突きつけるシーンです。 あれよくないな〜安っぽい。だってどう見たってあれは 過剰演出です。まず、アラゴルンとアルウェンという男女の 関係が、決してあの切迫した事態で悪い冗談をかませる関係では ないということを忘れてはならないと思うんですよ。 アルウェンがフロドの危篤状態を知らなかったことを差し引いて も、他のどの場面を見ても、TTTで公開されたどのシーン、 あるいは原作や追補の二人のどのラインを考慮しても、安っぽい やりとりをするような男女の関係ではないと思うんですよ。 その直後後光を背負って出てくる、そして「ナズグルなど怖くない」 という彼女こそが現代風にアレンジしつつ成功しているアルウェン だと思うんですよね。 リヴ版アルウェンはとても好きなので、もう少しふたりの身分差と、 アルウェンは3000年以上生きていてなお純粋で強い、ということを 表現できれいればいいと思いました。 彼女が絶世の美女という設定に対し、リヴは役不足では、という 意見もありますが、私は良い配役だと思いました。もしも 絶世の美女というものをあのヒロイン役に据えたとしたら、 馳夫を取られたくないと思うでしょうしね。 その前に絶世の美女とはなにか、という議論が生まれます。 イングリット・バーグマンもジョディ・フォスターも、誰を 据えても美女だけど絶世という形容にかなう 女性はいないわけですよね。それは究極の美であって美学的 にはこの世には存在しない文学的な表現です(と、少なくとも 大学では習った)。そこで一般的にイメージされる中世的で、 愛と美のイコンのような存在を選ぶ過程の中で現われた リブという選択は、ベストが不可能な中ではベターの中でも もっともベターだったといえると思います。 それに比べたらハルディア役のクレイグ・パーカーとか ケレ役のマートン・クソ氏(まだ言ってる)とか、もうちょっと ベターを選べたようにも思うが、愛してるので許す(笑)。 エルロンドがヒューゴなのとかも、ようするにエルフが皆 目に見えて超美男美女だらけだったら、ネットで公開されてる 指輪関連のHPの8割は、負け惜しみの裏返しである 「人間賛美」だったと思うんですよ。明らかに優れている方々、 という存在であるエルフを、ここまで愛すべき人々として 描いた手腕は、教授もさることながら、PJも素晴らしいです。 そしてDVDのオーディオ・コメンタリーの感想……! す、凄いよ! なんなのこの面白さ! この萌え! ハアハア……ホビッツの4人組が最高です。とくにドムの 言うことがいちいち面白くて。この三人の染み渡る友情感…。 人に聞かせることも目的として失わないなかにも、友達同士 で好き勝手喋って楽しんでる感じがこの雰囲気を作り出して るのだー。最初の「ヒューゴは戦闘のプロ」みたいな会話から してもう爆笑ですが、私が一番笑ったのは「ティグ遊び」。 あんなおもろい話ないよ……。あと、桟橋からイカダに飛び移る時 飛び越えて水に落ちたとか、ビリーが強制遠近法のことをきいたり するのも凄く自然だし、リズィが「ホビットって犬飼うのか?」と 聞いて「彼は飼ってるから」ドムが言って爆笑するのとか、私の 家で彼らが笑ってるような臨場感です。 あと、最後の方のカヤックの話も面白いですね〜。オーリィと ビーンがダメだった話。四人がオーリィのことをいちいち 「かっこよすぎるよな〜」と妬んで「でもここほんとはCGだろ」 とか言うのがまた最高でした。 それと、彼らがなぜあんなにトロルに同情的なのか(笑)。 たぶん役者として殺すアクションをたくさん演じて、映像であいつ を見てしまうと、一般のファンが見るのとはまた違う感慨がある んでしょうね。 ドムの「このボロミアがセクシーだ」という発言とかもやけに 面白かったです。それと、オーリィは本当に、ヴィゴのこと愛して るんだなあ。あの褒め方は異常だ。あそこまで男が男に対し ラブコールすることはそうあるまい…。またヴィゴもヨーロピアン で芸術家だから言われても平気そうです(人生で何度も言われて そう)。 なんといいましょうか、オーリィってそういう癖のある一面を持って て、そんなとこは普通なヤンチャボーイズなドムみたいな人とは 肌が合わなさそうだとは思います。親友(男)が落ち込んだ時に 抱きしめて朝まで慰めたとか、ゲイの友達はたくさんいるとか、 そういうマッチョ思考のあるアメリカンとは別の一面を持ってる 感じがしますよね。 脱線しますが、ヴィゴは前にサッカーのデンマーク代表のユニフォーム を着てて、今回ドムがイギリスのクラブチームのマンチェスターUの ユニフォームを着てました(なぜ? 実はビリーの?)。明らかに 英国人はフットボールは好きだろう、とのことで、よくサッカーの話 はされてたかも。ヴィゴはデンマーク応援するんですね〜彼らしいや。 あとは、林檎をぶつけられるビリーが150テイク目だ、というので、 全部ヴィゴが投げてて、「彼は楽しんでいた」という台詞に、 ヴィゴの私生活でのサドっぷり見たり。その後、 リズィが「ヴィゴは人に怪我させたりもしてた」と言ってましたが ショーンが「彼(ヴィゴ)とは戦いたくない……」と言ってて、 これは明らかにベッドで一戦交えた敗残兵の台詞かと… ボロミアの格好で登山する自分の姿がヘリから見えたと思うよ っていう話も笑った。 あ、オーリィのレンバスCMも物凄くCMっぽくて笑った。 たぶんね〜話聞いててもオーリィは凄くがんばってたんだと 思います〜。一番キャリアが低くて年齢も下っ端の方で、 しかもこの大作の大役で、ヤル気満々だったんだろうなあ。 ここから真面目な話へ(相変わらず長いなー)。 色々と感銘を受けましたけど、たとえばイアンが「ちゃんと手 を繋がなければダメだ」とアドバイスした、というのなどは とてもありがたいことです。実はラストでアラがボロにキスする のも全部サーの企みか…という勘繰りもしてしまいますが。 それから、レンバスのお笑いシーンもドムとピピンが考えてる のとか、ラストの、まるでスクリプト立案当初からあったと 思わずにはいられないメリピピがフロドを行かせるための 囮になるシーンなどが、実は彼らの即興の演技だったときいて 非常に驚きました。あれがなかったら締まってなかった! そして最後のシーンで、レゴラスがニヤリとするシーンが 必要だとして改めて撮影した、というのもあまりに素晴らしい。 そ、その通りだ。あそこにレゴラスの笑顔が入ってないのと入って るのとでは減点20ポイントほどの違いがあるぞ! 凄いな〜。 イアンの、「私とヒューゴが難しい顔してるのは、台詞を 思い出してるからだ」ってのもおかしかったなあ。 そうだ、ドムたちが、レゴラスのガンダルフとボロミアの死に 対面した時の目に込められた表情が、困惑を表わしている という評価をしてました。そういう見方もあるんだなあ、という のが率直な感想でした。確かにガンダルフのシーンはある種の レゴラスの中での破綻なんですよね。もしくは破綻しかけ。 ショーン・ビーンの、ボロミアの最後に対するオピニオンも 新たに教えられる事実を含んでいて、やっぱり役者はキャラ や状況を深く掘り下げてるんだなあと思いました。 そろそろ尽きてきたか。また何か思い出したら気ままに 書きます。もうこの今日の日記ったら単なる私の 感想オンリーで、いつもですけどなんの情報もないなあ(笑)。 明日は監督のコメンタリーを聞こうと思います。 ダストを今日二回も見てしまった感想は明日。映画自体は 星三つという程度ですが、ウェナム氏は胸毛が凄くて理想的で よかった〜v 二回目鑑賞時は毛胸ばっかり見てました。 ジョセフ・ファインズ役の弟がラストの果し合いに近いシーンで 兄貴にキスして襲ってしまいそうではらはらしてたのはたぶん 私だけです。ウェナム氏の胸毛は乳首周辺にはなくて、首の 下あたりから胸の谷間に沿って濃く、胸の下から臍までは 薄く一直線ではなくまばらにある感じでした。まあ、 言っても伝わらないので絵に描きとめておきます。 個人的には一番好きな胸毛タイプでした、ということを兄に とうとうと話したら、「映画の内容は、いいのか…」と 言われました。
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