のりすけの日記
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2002年08月05日(月) 習い事とやる気の問題

実を言うと、わたしも幼い頃バレエを習いたかった。しかし、田舎ではバレエ教室なるものがなく、母はわたしにピアノを習わせようとした。わたしは、その頃まったくピアノに興味がなかったので、小学1年にあがって書道教室へいくまでは、習い事をすることはなかった。

わたしはとても大人しい子どもだった。赤ん坊の頃から泣かなかった。幼稚園に上がっても、反応が稀薄で表情もなかったらしい。親は精神遅滞かと思っていたと言うことだ。(今もおつむは悪いが、幸い多くの友人に恵まれて生活できている。)

さて、わたしが8年にわたって習い続けた書道。習字教室に通っていながら、わたしは学校の書き初めで賞を取ったことがなかったのである。書道教室で書いて出品したものはいくつか賞を受けていたが、学校ではまったく受けないのだ。書道教室の同級生のKちゃんは毎年書き初めで賞をもらっていた。Kちゃんの書は太く力強かった。わたしはKちゃんが羨ましかったのだと思う。学校で認められているKちゃんが。

書道教室へ行くのが億劫になってきた頃、わたしは絵を描くことの楽しさに目覚めていて、学内でも賞を受け、コンクールでも入賞するようになっていたので、Kちゃんと書で競う気持ちはなくなっていた。書道教室もさぼり気味になっていた。

そうやって書道への拘りもなくなってきた頃。6年の書き初めでも、相変わらずわたしは学内で入賞することはなかった。そして、Kちゃんはその年も金賞をもらっていた。しかし、分からないもので、何故かわたしはその年の教室から出品した書き初めで「石川書研大賞」を受賞してしまった。先生に言われて、わざわざ金沢のデパートで行われる授賞式にも参加した。先生は喜んでいたが、わたしは嬉しくとも何ともなかった。Kちゃんが受賞してくれたらいいのに、とも思っていた。わたしの書道への想いは、その時すでになくなっていたのだ。トロフィーも賞状も、見るのが嫌で、帰宅してから押入の中に押し込んでしまった。

わたしは友達と漫画を書き、絵画やポスターを書き、それが友人や周囲に認められることが楽しかった。だから、コンクールにも自発的に出品した。

やる気。
やる気ってこんなもんだ。
上手下手関係なくして、そこで向上心を持てるかということ。
そう思う。

因みに今でもバレエは習いたい。でも、探しているのはタンゴ教室だったりして・・・。身体を鍛えたい。


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