Days without the end





24th birthday  2007年06月04日(月)
先日、24回目の誕生日を迎えた。

毎年毎年、あたしの誕生日はとても幸せなものになる。
一緒に祝ってくれる人は変われど、
でも毎年毎年嬉しい事が必ず待っている。

今年の誕生日は金曜日で、当然会社に行った。

会社の女の子みんなからそれぞれプレゼントを頂いた。
あたしがふと欲しいと言っていたもの。
タオル生地のパジャマだったり、DSのソフトだったり。
お菓子とか、タオルとか、ポーチとか。

どんなものでもプレゼントは嬉しいもので、
何歳になってもあの包装紙を開けるドキドキは変わらない。

あたしの事を考えて、あたしを喜ばすために、
わざわざ買い物に行ってくれる。
その行為はとても幸せで、とても喜ばしい事だと思う。

ありがたいと思うし、
どれだけ感謝をしてもしきれないと思う。

その日は彼氏がお祝いしてくれる約束だったので、
定時で急いで帰宅し、急いで用意し、
彼氏の家に向かった。

少し前から、プランを考えてあるのも聞いていたし、
プランの為にネットカフェに行っていたのも知っていた。

プレゼントに何が欲しいのか一切聞かれていなかったので、
ほんとに何がもらえるのか想像もつかなかった。

でも前々から花束とかをもらってみたいと言っていたので、
もしかしたらそうかもしれないとは思った。
けど正直誕生日プレゼントに花束は微妙だなと思ってたから、
全く期待はしていなかった。

しかし彼氏はあたしが彼氏の家に着くなり、
嬉しそうにプレゼントを持ってきて、
その中身は「Wii」の本体だった。

あたしが少し前に冗談で、「Wii」買ってと言ったから、
あげるなら欲しがっているものをと思って選んだそうだ。

そんな高いものを貰えると思ってなかったし、
色んなとこに電話をして在庫を探してくれたみたいで、
ほんとに嬉しかったし、驚いた。

そして前から行ってみたいと言っていた、
ちょっと高めの焼肉屋さんに連れて行ってくれた。

ホールのバースデーケーキも予約してくれてて、
ちゃんとプレートに「誕生日おめでとう ひろこ」
と書かれてあった。

その予約をする姿を想像するだけでも、幸せで仕方ない。

バースデーカードもちゃんと書いてくれてて、
「今年の誕生日も一緒にお祝いできて嬉しく思います」
というような事が書かれてあった。

そんなキャラじゃないのに。
プランとかも考えるの苦手な人なのに。

あたしは大した人じゃないし、
ほんとに何もしてあげられてないと思う。
なのにこんなに愛してくれて、幸せをくれる。

人生捨てたもんじゃないなと思う。


今日も会社の上司の人が誕生日だからと、
すごく高い焼肉をご馳走してくれた。

明日は誕生日だからと、
ケーキを買ってきてくれるって言ってくれた子と、
お菓子を買ってきてくれるって言ってくれた上司がいる。

そして今週は会社の先輩達が、
誕生日だからと、ディナーをご馳走してくれる。

あたしはとても幸せだ。
あたしはとても恵まれてる。

毎年毎年そう思う。
毎年毎年生きててよかったなと思う。

もう年を重ねるのも嬉しくない年齢に差し掛かってきたけど、
それでもとても嬉しくて、幸せな誕生日だ。



writer ヒロコ  

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