独り言

2003年04月30日(水) 覚書き(日記じゃないよ〜〜)


初めのころのリィンやジョウイや…セシリスみたいね。
とことん甘い。優しすぎる。
戦場で、それはただの弱点になるのに。

――失わない事も大切だけど。切り捨てる非情さも大切。
あぁ、そう言えば今のアスランとキラって、セシリスやジョウイと似てるわね。
親友同士で戦ってるトコとか。甘ちゃんなトコとか。
最も、トコトン甘かったのはジョウイで、セシリスは若干違ったけど。
そーすると、似てるのはアスランとジョウイか。
キラは…キラはなぁ………。
キラもやっぱりジョウイよりか………。
セシリスっつーのは、ちょっと可哀相だもんね。
何しろ、あの子は甘さすらも本質ではないから………。



 『でも沙羅さん? 僕のジョウイに対する想いはウソじゃないですよ?
  ただ、アイツほどではないだけで』


一千年近く前の石造りの堅固な城を思い出す。
月を背に肩を竦める少年。
瞳にはどこか突き放す色が見えた。
言葉は確かに彼の本心だったのだろうが、瞳もまた真実であったのだろう。
そうでなければ、彼が壊れるはずがない。

「結局、皆、最初は甘ちゃんなんだよね」

過去の自分を振り返り、溜め息混じりに呟く。
今でこそ、沙羅は割り切るように−割り切れるようになったが、最初の頃はそれほど自分をコントロールする事ができなかった。

戦場で。
敵を前に、傷付けるのを躊躇した事など数え切れないくらいある。
血に塗れる自分の手を睨みつけ、壁に打ちつけた事だって。
けれど、選んだのが自分である以上、そんな事をしても無意味だと。
そう、いつしか割り切る事を覚えた。


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愛羅