| 2015年01月07日(水) |
ベイマックス観てきた |
Twitterでやたらと良い評判が目立ったベイマックス、やっと観てきました。 アナ雪もスルーした私なので、ディズニー映画を劇場に観にいったのは人生初かも。同時上映の短編映画がついてるのを知らなかったので、最初面食らいました。で、その短編映画の愛犬とごちそう、可愛いんだけど良いオチだったんだけど、「それは犬に食べさせちゃ駄目だー!」な食生活過ぎて見てられなかったです(汗)。人間の食べ物をほいほい与えちゃ駄目だー!
それはさておき、ベイマックス、さすがの面白さでした。 CMから受ける「少年とロボの心温まる物語」という印象は思い切り裏切られるという前評判は聞いていたけど、そこから想像していた以上にアクション映画でした。原作はアメコミだってのも聞いてたのに、めちゃくちゃ熱血アニメだとも聞いてたのに、それでも予想の枠を超えてた(笑)。 それと、ベイマックスの可愛さも想像以上で……! 見た目に可愛いのは分かってたけど、動きも仕組みも彼の行動原理も全部可愛い。 狭い場所を通る時、横歩きでちょこちょこ歩く姿の可愛さなんかもう、凄まじかったです。ううう、可愛いよう。ベイマックス可愛すぎるよう。 タダシが生きてる間にヒロがベイマックスと出会ってるのも知らなかったし、ベイマックスは普段はあんな風に収納されてるのも知らなかった。てっきり、タダシが死んでからベイマックスと会うものと思ってたし、傷心のヒロを癒そうとしてベイマックスはヒロの前に現れるものと思ってたので、軽い怪我をしたヒロの「痛い」に反応して起動するのも驚きました。 あと、ベイマックスはふんわりした柔らかい素材が詰まってるものと思ってたので、詰まってるのは空気で穴が開くとすーすー抜けてっちゃうというのも驚きでした。自分でテープ貼って修繕してるのがまた可愛いのなんのって。
仮面の男の正体は予想通りだったけど、ヒロがタダシの友達と組んで彼の野望を打ち砕こうとする流れは熱かったし、仮面の男の正体を知って復讐に心が偏ったヒロを仲間が止めようと必死になるのも良かった。 ベイマックスが胸部にあるプログラム追加用のスロット?を開けなくするのも好きだなあ。あれ、最初は壊れて開かなくなっただけなのかと思ったけど、最後にタダシ作のプログラムをヒロに残してるってことは、ケアロボットとしての本懐を大事にするためにヒロ作のバトル用のプログラムだけになるわけにいかんと判断しての行為だったんだよね……。 ケアロボットのプログラムを握ってたのがベイマックスの意志とすると、最後に「もう大丈夫」と言ってもらえてやっとヒロから離れられる部分はケアロボットとしてのものじゃないのかってことになる気もするけど、偶然握られてたというよりはやっぱヒロのために残そうとしたんだと思いたいなあ。
エンドロールは、最初一枚絵かと思ってたけど、ずっと見てたらだんだん夜になってきてたのでアハ体験してる気分でした(笑)。 声優情報は何一つない状態で観にいったので、タダシの小泉孝太郎とキャスの菅野美穂には驚きました。ただ、絵付きで紹介される声優クレジットの方はちゃんとヒロたちが優先されてるのに、後で流れた字だけのクレジットでキャスとタダシの名前がヒロたちより先に出たのは納得いかん〜! それくらいなら、最後に二人だけ間空けて表示してくれる方が良かったと思う……。
あと、最後のオチが秀逸だったので、途中で帰っちゃった人がいるのが可哀想でした。二度目三度目とかなら良いけどさ……。 富豪が悪の正体というネタを楽しそうにふってきてたフレッド本人が金持ちで、しかも実は……というのがな。あんな大事に巻き込まれてるのに、執事さんが落ち着いてるわけだぜ。
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