だらだら日記

2011年08月04日(木) LC外伝12話感想

東日本応援本を西日本から応援中ロストキャンバス外伝12話感想。

カルディアさん仲間にケンカ売ってる……。
その「太陽なんざ野蛮に燃える星」を本編220話で言ってみんさい。殴られるから。

さて、ウェスダさんの名乗りから始まった外伝12話。今回は始まりのアオリがカルディア視点じゃなくてちょっと淋しかったです。最終ページはまたカルディア視点で面白かったけど(笑)。

今週もカルディアが1コマ1コマ魅力的でした。
握手に応じて黒曜石仕掛けられる短慮っぷりも、女性陣に助けられてる情けなさも、まるっと含めて素敵に見えちゃう盲目ラブ。
本編のカルディアはもうちょっと賢く振舞えてたイメージだったけど、それこそ5年の月日による成長なのか、隣の水瓶座さんが見事に冷静沈着の逆をいってたので比較してかしこマンに見えてただけなのか(苦笑)。
でも、最後に怯えるカルベラさんを引き寄せて庇ったカルディアは、やっぱりかっこよかったです!

それにしても、聖戦も始まってないこの段階で心臓燃やす気になるってのは、やっぱカルディアってラダマンが言ってたように聖闘士としては不良品かも(汗)。思いっきり私闘じゃん〜。
本当に、「聖闘士として」よりは、「戦士として」の印象の強い子だなあ、カルディア……。心臓燃やしたら死んじゃうのに、それでも最高の全力を出せる場を求めてる。本編知ってる身には、結構テンション高めのノリのいい話なカルディア外伝でさえ、随所随所でじわっときちゃいます。
考えてみたら、カルディアは、禁忌の術を施したとはいえ延命にしかなってないのだし、これぞという相手が見つかる前に死んでしまう可能性もずっと頭にあったんでしょうね。刹那主義になるのも仕方ないということなのか……。
でも、ここで全力使って死んじゃったらサーシャが聖域に戻れなくて困り果てて、シジフォスが血相変えて探し回らないといけなくなるので、とりあえずやる気になるのは心臓を燃やしきらん程度にして下さい……(苦笑)。

今の時点で、サーシャは女神の意思は目覚めていないにしても、小宇宙を感じることはできるようですね。
なんだかんだでカルディアがサーシャのことを全部分かってて分からないふりしてる可能性もゼロじゃないかと思ってましたが、サーシャが小宇宙という言葉を出した時に「ハ?」と言ってるってことは、マジの本気の本当に知らなかったわけですね……。サーシャがずぶずぶ素人の一般人だったら知らないはずの言葉を知ってたからこその反応なので。
カルディアがサーシャ=アテナだと知る瞬間が楽しみだなあ。
それにしても、心配で駆けつけてくれるサーシャが可愛い。超可愛い。シジフォスじゃなくても守らなきゃって思うわこの可愛さ。
野犬には怯えまくってたし、今も獣闘士が店で暴れた時同様怖くないわけじゃないんだろうけど、それでも引っ込んでるだけじゃないってのが素敵すぎですアテナ様。もっとも、アテナだからっていうよりサーシャの気質として止めに入らずにいられないんだろうけど。

カルベラさんも、あんな恐ろしげな風貌の人たち(二足歩行ジャガーだぞ)に堂々渡り合おうとするあたり、サーシャに負けず劣らずかっこいいです。
しかし、そもそも狙われてるのはカルベラさんなわけでね。
狙われてるのはどんな理由かと思ってたら、それこそカルディアが言うように口説かれてるようにしか見えんのがなあ。カルベラさんは本来獣闘士側の人間ってことか。
「この世界に2人」って言葉を見るに、ウェスダさんとカルベラさんは創世神話の神様だったりするのかしら。カルベラさんは多分白人だけど、ケツァルコアトルが白い神様だったために白肌のスペイン人が神様と間違われたと教わったことがあるので、そんな感じに実はケツァルコアトルだったりするとか?
でも、女神ではなかったよな、ケツァルコアトルって……。
そもそもウェスダさんがいくら高位神官といっても、神様の転生が神様を祭るってのも変な気もするので、創世神話とは別に世界に2人って状況の神話でもあったのかな……?
そもそも、メキシコの創世神話どんなのかよく知らないよ私……。
こないだ折角メソアメリカ展見てきたのに、神話関係で覚えてることっていったら、えーっとえーっと……世界は滅んでは新しくなるのを繰り返していて今は5番目の世界!! ……5番目でいいんだよね?
……ダメだ、このレベル。
あと覚えてることって言ったら、王様は出血サービスしまくらないといけないってことで、「わあ、シオンは見事に王様やれる資格があるね!」とか思ったことくらいだ。いやそれ神話関係ないよね。全く無関係ではないけれどこの場では関係ないよね……。
でも、とりあえず、サーシャが女神でありながら人として生まれ、また女神となろうとしてるために苦しんでいる今回の話を思うに、カルベラさんも同じ立場の存在として描かれていると考える方がしっくりきそう。
しかし、世界の根源が違う神話が描かれていると、なんだか不思議な感じだなあ。ギリシャ神話はギリシャ神話で別の世界創造があって、アステカにはアステカの世界創造があって。どちらも共に成り立つのって、どういう理屈になるんだろう。小難しく考えても仕方ないけど、なんかちょっと面白く感じてます。

俺様の心臓はとくとご覧じたいところですが、冷えピタがわりの水瓶座がいないのに発熱中のカルディアなので、ハラハラしすぎて目をそらしたい所存。

キャラソンの広告、まさかあると思ってなかったので、びっくりした後凝視しちゃいました(笑)。
ライブも本当は気になるけれど、先述の通り西日本住まいなもんで、気軽に東京へというわけにもいかず、今回は見送りです。他の方のレポでも楽しみにするぜ!(泣)


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