黄金聖闘士を語る時は退場順(活躍順)にしようかとも思ってたけど、退場しない二人がいるので第一宮から順番に進めようと思います。
ってことで、いちばん最後に語るはずがいちばん最初に語ることになったシオン話から。 牡羊座シオン LCでも原作でもNDでも、基本的に共通してるのは「偉そうなのにへっぽこ」ってとこかなあ。へたれではなく、あくまでへっぽこ。ただし比較の問題で、を上につけること。 原作のシオン様だと、能力的には年さえ若ければサガにあそこまでさくっと殺されなかったんじゃないかと思うし、NDは新米黄金なので他の黄金より力量で劣っててもしょうがないかなと思う。LCは当人が若い&他にもっと若い子がいるって点ではいちばんへっぽこ感漂うような(苦笑)。 でも、そのへっぽこ感が、かえって青臭さを感じさせて好きだったりします。元からすっごく優秀で教皇になるべくしてなる人として選ばれたわけじゃなく、結果としてシオンが教皇にならざるをえなかった。これから成長していくことであるべき教皇に近付いていくんだろうと思うし、その底力があることは物語の随所で語られている。 個人的に自分の知る諸々のキャラの中でいちばんイメージ近いのが、スペクトラルシリーズのシフォンということもあって、シオンについては裏主人公という印象があります。生き残って物語をしめるという点は童虎も共通してるのに、童虎よりその印象が強いのは、ハクレイ様との関係もあって前聖戦から次の聖戦までバトンを渡す人だからかな。
いちばん好きな場面は、最終回のテネオとの会話。もうまるっと大好きです。
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