だらだら日記

2011年03月18日(金) LCアニメ第2章2巻感想

ロスキャンOVA届きました〜。
久々に上映会でも試写会でもなく、DVDが初見となった第2章の第2巻。
PVで見た時は「うわー、これは必殺技にも期待できる!?」と思ったら結局「……ああ、うん、わりといつもどおり」な感じではありましたが、原作でも盛り上がる展開なだけにストーリー面はアニメでもぐっとくる感じで良かったです。
むーん……ほんとマジでもうちょい必殺技演出がかっこよければなあ。


16話感想
PVで見た童虎の墓参りシーン、どこで挿入されるのかと思っていたら、16話冒頭の切れ目のいいところに入っておりました。
期待していなかった牛弟子トリオの出番があって嬉しかったです。テネオ好きなんだよー。「訓練が始まりますから!」の後のぺこっと頭下げるテネオがめちゃ可愛い。
この先に、原作11巻のあのシーンが待ってることを思うと、ここでテネオたちのアルデバランの弟子としての決意を語らせるのは上手い表現だなあと思います。こうして細々と「一方の○○」「その頃の△△」を描いてくれるのは、アニメのありがたい部分。原作に欠けてる同時進行描写を補填してくれてるわけですし。
しかし、アルデバランの死について「俺たち誰も(テンマを)恨んでいない」ってのは、少なくともテンマのせいだとは思ってるってことになるぞ、テネオよ(苦笑)。
この場面は、ハスガード様の墓に向かって「弟子のために体をはろう」という童虎の思いが語られるのも好きです。ここがあって、11巻の童虎に繋がるんだと思うと、なんだかじんわりきます。相変わらずナイスガイなのには慣れませんが……(汗)。

原作だと「勝手じゃねぇ」と言っているだけなので、好き放題やってるけどそれを「勝手」と認めてないだけなのか判断しにくかったマニゴルドの台詞でしたが、アニメでは「上からの指示」とはっきり明示してますね。ここで好き好んでテンマの子守をしてるわけじゃないという発言が加わったことで、怒れるテンマを止めるのがユズだけじゃなく耶人も含まれて、個人的に超美味しかったです。基本的に耶人は場の空気に飲まれて慌てがちな印象があるので、どっちかというとユズのように冷静に押しとめるのは向いてないんじゃないかとは思いますが……しかし可愛いものは可愛いのだから認めざるを得まい。
「オカマがつっこんでんじゃねぇ」って微妙に下ネタですかいな。ここのマニアップ→カメラ引いてテンマつき飛ばす→ベロニカちゃんアップ→蝿攻撃の流れはすごくかっこいい。必殺技以外は、ほんと結構好きな構図やカメラワーク多いんだけどなあ……。

ここで場面転換して双子神の会話シーンを一部早めに持ってくるのも上手いな、と。冒頭のテネオたちのような新エピソードだけじゃなく、再構成することでも同時進行を見せてくれるんですよね。
この構成の方法で、原作15巻の「ちょっ、今レグルスどうなってますか……!?」を安心展開で見せてくれたらなあ……。あの巻は、レグルスどうしてんのとかユズリハなんで傷だらけなのとか、気になるのに放置プレイな部分が多すぎたんですよね(苦笑)。

ベロニカちゃんノリノリの「踊るのは貴方!」は、台詞も演技も最高です。蝿を避けるマニゴルドは、余裕の表情ってこと自体は原作もアニメも共通だけど、ひょいって感じでなんてことない顔で避けてる原作マニと、にやり顔で避けてるアニメマニの違いがちょっと面白い。避けながらの「えげつねぇなァ」は、正に踊ってるようでした。この辺の表現も好きだなあ。
でも、燐気の珠を割るシーンについては、原作を「一気にはじけて霧散する」ような表現だと思って読んでたので、アニメの珠の割れ方も魂?が光の筋となって上ってく感じも、あんまり好きじゃなかったりします。あっけなさがいい、と思って読んでた部分なので……。
耶人の「真っ二つ」も、表情・演技とも、青ざめつつやっと出てきた言葉がそれだけって原作の雰囲気が欠けてたのがちょいと残念。アニメのあの表情だと、阿部くんのあの演技が似合ってるとは思うのですが(汗)。「ブライアルフォート」の後の、耶人がウルトラ可愛すぎる原作のコマも、再現されてなくて残念。
耶人がマニゴルドにぶん投げられた時のテンマとユズの驚きようも、原作の方が可愛いです。二人ともマンガ的表現で驚いてるからアニメで再現するのは難しかったのかもしれませんが。
あ、でも、マニの「案外いったなァ」の時のテンマは、原作と表情違うけど、驚き顔が可愛くて好きです。耶人の方からマニに向き直るなど、アニメならではの細かい動き演出がいいな〜。
ユズがストールで助けに入ってくるのもOKOK。こっから、あのPVでも見られた耶人を支えるユズに繋がるわけか。

こっからBパート。
崩れるベロニカちゃんを避ける耶人が可愛い。細々とした追加は、ほんと良かったり悪かったりだな……。
黄泉比良坂のベロニカちゃんは魂だからフル装備だったんだし、マスク外したままじゃなくても良かったんじゃないかと、ちと思う。
積尸気鬼蒼焔の表現もいま一つ(汗)。魂そのものが火種なのだから、何も燐気の珠をぶつけなくていいと思うんだよね……。燃料のベロニカちゃん(魂)が燃え始めた時点で既に鬼蒼焔は始動してるわけだし、技名を叫んだら一気に燃え上がるって感じで良かったんじゃなかろうか。やっぱり必殺技関係、ちょっと好みじゃないんだよなあ。

子マニの過去設定いろいろ語りつつ、セージ様がマニへの愛を語るオリジナルシーンがここで挿入。弟子も大概シショコンですが、師匠も大概弟子好き過ぎです。
やっぱアニメの同時進行描写いいなあと思うけれど、決戦前に意外とのんびりだなセージ様……。

セージ様の名前を聞いての耶人とテンマの反応は、原作と違ってすぐにはピンと来ない感じになってて、ちょっと寂しい。
耶人は「族長」、テンマは「マニゴルド」について「そんなに凄い奴」とハモって驚いてる台詞も、ぱっと聞いた感じはマニゴルドについてだけ驚いてる風にとらえちゃいそうな気がする、あの流れだと。「特にマニゴルド」の台詞があるとはいえ。でも「見えねえ、特にマニゴルド……」の台詞は可愛いです。


17話感想
マニゴルドの攻撃を駒で受けてる時のタナトス様の横顔アップが超美人。ここの作画された方ありがとう。
しかし、今に始まったことじゃないのですが、アニメの双子神は瞳がきっちり描き込まれてて違和感あるんですよね……。でも、今回の巻だと、不思議とあまり気にならないシーンが多かったです。特に斜め顔とか横顔とか。……あ、斜めとか横だから瞳が目立ちにくいだけなのかな?
ヒュプノスの、さも汚い物を見るような眉のひそめっぷりが描かれてなかったのはちょっと寂しいぜ。原作のあの表情好きなんだよな。
マニゴルドを吹っ飛ばした後のタナトスが一度ぐっと拳を握るのとか、マニゴルドがすぐの追撃を加えるところとか、その時の台詞「始末しにきてるのは〜」、その台詞を聞いて表情がふっと変わるタナトスとか、アニメオリジナルの描写がいろいろかっこいい。
立ち上がっての見下しタナトスも美人だなあ。今回の作画は、タナトスの美人っぷりが本当に半端じゃなくて、タナトス愛が一気に上がっちゃいそうです(笑)。

チェスのコマを置いた途端に盤が直ってくシーンもかっこいいし、その後に舞台がチェス盤に変わるのもかっこいい。このあたり、戦闘がふくらませてあって面白いです。杖を駆け上るマニゴルドを別の駒の攻撃がおっかけるところとかも、アクションが魅力的ですごく好き。
ここの鬼蒼焔は、結構演出好きだなあ。タナトス様の、周りが燃えてもこともなげな表情してるコマが描かれてなかったのは残念だけども、舞台が燃えたらそのままチェス盤も一気に燃えちゃうのとか、かっこよすぎる。
「お遊びはここまでだ!」の台詞もいいなあ。正に「お遊び」だったもんな、チェス攻撃……。
タナトス様の変身シーンの演出も大好き。こう、下から変わっていって、最後の部分は覆いが取れるともう変わってる、みたいな感じが。彼の場合は神様なんだし、ほんと装着っていうより変身って感じでいいと思うので、ここの演出は正に神。

忘れてたけど、双子神の神様モードの時の声って加工してありましたね。
じゃあ、やっぱカイロスの声も、カイロスモードはこんな感じに加工して響かせる風になるのかな。いや、アニメ化はそこまでしないわけですが……。してほしいだけですが……。

神の道を開かれて、ちょっと諦めモードのマニゴルドのアップに被るようにセージ様の声が響くシーンも好きだ……! セージ様はカルディアに負けず劣らずヒーローだ!!
しかし、正体の分からぬと言いつつ「双子神の猛威」って……分かってんじゃんよ、正体!(笑) 少なくとも双子だってのは気づいてるんじゃんよ! 後になって双子だと分かったよってことなんだろうけど、ここでいきなり「双子神」って言っちゃうと、最初から分かってましたって感じにも受け取れちゃいそう。原作どおりの「二神」って表現じゃいかんかったんかい、ここのセージ様の台詞。
まずいところはちゃんと指摘した上で、褒めるところは褒める、なセージ様の台詞に微妙に嬉しそうなマニゴルドの照れ顔も、アニメだとちょっと表現されてなかった感じ……。アニメの表情は表情で可愛いですけどね。うん、やっぱセージ様を前にすると、マニゴルドを表す言葉は「可愛い」になるな〜。

タルタロズフォビアの前に、ざっと闇が開くシーンは好きだなあ。霊体が噛み付くシーンは、色の変化などアニメならではで面白いと思う一方、噛み付き方にもうちょっと動きがあっても……と思ったりします。
魂葬破はぼちぼち悪くない感じ。タナトスが顔に傷を受けた瞬間も、原作より分かりやすくていいなあ。
マニゴルドのマント破りが、ハスガード様のマント破りのように省かれなくて良かったです……。自分の魂葬破で燃えきっちゃいました☆とかマジでやりかねないんじゃないかと思ってました(苦笑)。

ここでアニメお得意の同時進行オリジナルエピソードパンドラ様。
第二章に入ってからそうと気づいたことですが、アニメのパンドラ様って原作のうるつや唇が表現されてなくて、化粧頑張ってない感じに見えちゃうのが残念ー。これではあの戦化粧も演出できませんね。これまたアニメ化はそこまでしないわけですが。ただただ、してほしいだけですが。
「うろたえるな!」と聞くと「小僧!!」と繋げてほしくなる。
それにしてもヒュプノス、アニメ版だととことんお茶好きだな。

こっからBパート。
マニゴルドがテリブルプロビデンスを受けるシーンは、原作だとギリギリのところでセージ様との間に割って入ったものと思って読んでいたので、わりと余裕ある感じに前に出て受け止めたアニメの表現はちょっとイメージ違う……。

子マニ回想シーンは、まるっきりの夜と思って読んでいたけれど、夕刻だか明け方だかの空の表現がとても素敵で、むしろこの時間設定あり!と思いました。
死刑執行人にマニゴルドのルビを振るのは、マンガだと可能だけどアニメでは無理だって分かっちゃいたけれど、「死刑執行人マニゴルド」だと死刑執行人が役職名でマニゴルドがちゃんとした人名っぽく思える感じなのがちょっとなあ。マニゴルドとだけ先に名乗らせて、後からその意味をセージ様に説明させるとかって手でも良かったんじゃないかな。
しかし、子マニ素晴らしい。演技とも最高だ……! でも、もうちょっとデザイン的にぷくぷくしてなくても良かったような……。原作マニががりがりってわけでもないけど、なんか頬ぷっくりなシーンもちょろちょろあって、それが気になる。
ところで、ここの回想シーンのバックに流れてるのって、第一章の時出たサントラに収録されてますっけ……? いい曲だなあと思ったけど、聞き覚えがないような……。ざっとサントラの各曲の頭だけ聞いてみたけど、思い当たらない。新曲も作ってるなら、サントラ第二弾に期待したいところですが……。

ユンカースやカーチス、アルバやハス様の回想・イメージシーンが素っ飛ばされたのには微妙に納得いかないが、その辺は18話待ちですかね?

床に落ちた蟹座のマスクが転がってく表現は好きだなあ。こういうアニメならではの細かい追加は、どんぴしゃとはまってたまらない時は本当にたまらないです。うおーん、かっけえよ……!
タナトスがタリスマンケージを破るところも、流れがすごくかっこいいし。やっぱロスキャンアニメは必殺技だけごにょごにょだけど、全体的にはいい出来だなあ。
教皇のマスクが下に落ちてくのも、構図や効果音など全体的にかっこいい。これを拾って届けられるのは、やっぱり死者ならではって気がぎゅんぎゅんします。
離宮を覆う土煙が、テリブルプロビデンスの発動と共にさあっと広がる表現も素晴らしい。アニメってすごいなあ。動くっていいなあ。
でも、アニメならではな三段カットぶん殴りbyマニゴルドはあんまり好きな演出じゃないです……。むしろ笑った(苦笑)。
タナトスの台詞は、アニメ版の短さが怒ってる感を強くしてて好きだな。

もう絶対に倒しきって2章2巻終了って思ってたので、「まだ手はある!」で続かれてびっくり。
18話までマニゴルドが見れるのは、すごく嬉しいです。
まだまだ追加回想シーンがマニゴルドには用意されてるようなので、エルシドさんは19話からの登場かな……?

「ただ生きてほしい」は、原作だとサーシャのハクレイに対する「生きて欲しいのです!」という台詞で登場するものだけど、アニメだとマニゴルドやセージ様の気持ちとしても描かれるのかな……。実際、お互いに生き残ってほしかったんだろうってのは、原作読んでても感じられることなんですよね。
改めてやっぱ蟹師弟はいいわ、うん。


こっから特典系感想。

ジャケット
さんざん言われてることだけど、どう見てもチンピラマンガ(笑)。
ヒュプノスは、なんとか生徒会長ポジションかな……(苦笑)。

リバーシブルジャケット
8巻のロゴ無し&7巻裏の足元まで……!
なぜリバーシブルジャケットを第一章からやってくださらなかったのかー!?
描き下ろしじゃなくても、ちっとも残念じゃないな、この作り。でも画集は出て欲しい。

聖戦の記録
OP解説が面白いのですが、ナンバーが振ってあっても全部の解説はなかったのがちょっと寂しい。

ステッカー
アルバだけぎりぎり味方くさい雰囲気。後は全部悪。

カルディアのカード
髪の毛もっふもふ。
いきなり隠し針モードと思ってたら実は両針モードだった。雑誌だと印刷荒くて気づいてなかったな。

オーディオコメンタリー
相変わらず、手代木さんの声が小さめなのが惜しい。
前回よりはぐだぐだ感控え目っていうか、聞きたいことを話してくれてた感じ。声優さんたちが自分たちで言ってたけれど(苦笑)。次巻でも目覚めたままでいてください(笑)。
特に面白かったのは、以下の四点。
1.一声でイケメン
2.ベロニカちゃんはポット擬人化
3.中学くらいの小野D声マニゴルドは2巻に登場しないんですけどー!
4.デスマスク褒め倒し
3については、とってもナチュラルに話してましたが、どこの話をしてるかと思ったよ(笑)。
マニゴルドはデスマスクをベースに多少追加する形でキャラ作りしてそう変えたつもりはないってことですが、他のキャラも同じような形のキャラ作りなのかなあといまいち認めたくない獅子座と双子座(笑)。特に双子座。
基本的には、どのキャラも、原作と共通する部分を持ってて、違う部分も持ってて……という感じだとは思うんだけど、兄弟をひっくり返してサガをデフ、カノンをアスプに対応させたところで、共通部分は他キャラと比べても比較的少なめだって思うんだよなあ、双子座。
カッキーはマニのおかげでデスマスクが救われたっぽい発言してたけど、手代木さんとしては、デスマスクがいいキャラという前提があるってことでマニゴルドのキャラ作りしてたようなので、どちらかというと小野さん(だよな?)の言ってた「双方のキャラが引き立った」という言葉の方がしっくりくる感じ。
でも、信念云々ってことなら、エピG蟹様が最高なんだぜ。原作デスマスクの考え方が分かりやすく説明されてる感じ。言動の裏打ちが上手い、というか。


声感想
本当にマニゴルドが素晴らしい。
子供マニゴルドも素晴らしかった!

ってことで、唯一の新登場キャラ。
マニゴルド(少年時代)
渡辺明乃さんの少年声は前々から結構好きな方だったのですが、子マニがこんなにしっくりくるとは思ってませんでした。
やさぐれ感がたまらん……!
「じィさん、あんたも気ィつけろよ」の言い方も素晴らしい。
ちなみに子供レグレグの声イメージは日比愛子さんなんだが、まあこんな夢は叶うまい……。(アニメ化という意味でも起用の意味でも)


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