だらだら日記

2010年01月21日(木) アヴァルス全サとLC165話感想

アヴァルスシャッフルブックが届いてました〜。基本的にどれも面白かったです。買って良かった!
とりあえず、ざっくり感想書いときます。

なかよし×MiSORA
MiSORAキャラが擬動物化した上でなかよしに乱入。
久々に麗人モードな啓ちゃんを見た(笑)。シロクロちゃんも可愛いし、マチコさんも可愛い〜。小動物萌え萌え耕介も可愛かったです。なかよしの小動物好き(えーっとえーっと……ジョニーさんか? 名前がウロだ……/汗)と仲良くしてればいいと思いました。

うさひよ×flat
flat1話をうさひよキャラでって感じの作品。無謀すぎてオチがヒデエ(笑)。

イルゲネス×めくるめく
イルゲネスの世界にめくるめくな設定を持ち込んだ……って感じかな。イルゲネスキャラとめくるめくキャラで対応する部分はあるけど、基本のキャラ設定はあくまでイルゲネスベースなので、ジェイクは善行のようにストレスためてくことはなさそう(笑)。でも、アンドリューはめくるめくだと誰ポジションなのか分からなかった〜(汗)。

めくるめく×ヴァッサ
めくるめくキャラでヴァッサやってみましたって感じのマンガ。マスターが全然マスターできてなくて可哀想(笑)。

flat×イルゲネス
flatキャラでイルゲネス。結構雰囲気似合う……けど、やっぱりオチはflatっぽい感じでしめてあって面白かったです。

ヴァッサ×ぺけみっつ
×××の世界にヴァッサキャラ殴りこみ。大丈夫、マスターは何一つ間違っちゃいない……。
黒乃さんの描く女の子キャラは、やっぱめちゃくちゃ可愛いな〜。

なかよし×モノクロ
なかよしキャラがモノクロ世界に殴りこみ。シロクロちゃんたちなかよしキャラが可愛いのは当然として、モノクロキャラもかっこよくて素敵でした。賢吾が特にいいな〜。

* * *

こっからは木曜恒例ロストキャンバス165話感想。

なんか妙に納得。
おお、なるほど、隠していた渦ってのはそういうことだったのか。
確かに、11巻冒頭の覚醒シーンについては、むしろアローンが吹っ切ったかのような印象も覚えていたので、11巻以後のハーデスも全てアローンだったと言われても違和感ないです。逆に、これまで感じていた違和感は、この流れの方が解消できる。
吹っ切ったアローンがハーデスと同方向を向くようになったわけじゃなく、ハーデスを巻き込んでも我が道突っ走る道を選んでいたのが11巻以降だったということなのね。(多分)

11巻以後のハーデスの言動、ハーデスとして完全覚醒したのならば、同一人物として原作のハーデスにもっと近いキャラ描写になってもいいはず。……なのですが、私のイメージする原作ハーデスと比べると、LCハーデスの方が性格が悪いというか「邪悪」っぽい感じだったんですよね。原作の冥王軍には「邪悪」という言葉を使うのは気が引けるけど、LC冥王軍なら「愛しき邪悪」って題で本出せる気がするわと思ってたくらいに(苦笑)。
原作は、最終巻を読んでいても、「落ち着いて沙織さん、ハーデスがそんなに間違ったこと言ってる気もしないわ……!(笑)」と思っちゃうくらい、ハーデス側はハーデス側の理屈があるだけだと感じられる。それに対して、LCのハーデスの方が言うこともやることもきっつい感じなんですよね。とてもじゃないけど、「深い湖の底のような美しい瞳」という表現は似合わんだろってキャラで。
でも、これまでのハーデスはアローン主導での言動だったのだとすれば、印象違ってもしょうがないかと思えてくるので、なんだかすっきりしましたー。なんだかんだで、アローン自身の趣旨とは異なる方向を表にしていたのだから、「死=断罪」という偽りの主張に基づいての言動は邪悪なものになってもおかしくないのかも。アローン的には「死=断罪」とは逆の「死=救済」が筋で、その理想こそ正しいものなのだろうし……。それを行う自分については、手段やら何やらの関係でか「邪悪」に位置付けちゃってるようですが。
といっても、この辺あくまで「私のイメージする」という言葉が枕につくので、手代木さんのハーデス解釈などまた色々違ってたりするんでしょうね。

ハーデスがアスプーに言っていた「余と似ている」という言葉の意味も、今回の話が来ると通りが良くなる感じ。
いろんな意味で似てるなあと思う。なんかこう、喜びと悲しみがマーブルでどうこうとかはとりあえずおいといて、「やりたいこと」と「やらなきゃいけないこと」がとっ散らかってる感じとか。いろいろ欺いてみたりとか。(でもアスプーの方が断然騙し下手だと思う……)
先に、11巻以降のハーデスのことを「性格悪い」と書いたし、今も「全くアローンは自己憐憫に浸りすぎだわよ」と思ったりするけれど(←ひでえ)、ああやって「死は救いだから自分が苦しくても死を与え続けなくてはいけない」という発想に至ったきっかけを思うと、なんだか仕方ないような気もしてきちゃうんですよね。
「救いの世界は死にしかないから、近しい者たちをも手にかけた」んじゃなく、「近しい者を手にかけてしまったから、救いは死にしかないと思おうとしている」のが本当のところなんじゃないのかなあ……。こうしなきゃああしなきゃって思いつめちゃってる風にも見えて、「誰にも邪魔はさせない」と言いながらもテンマに対しては相変わらず「会いに来て」とか言ってるのが、やっぱ止めて欲しいんじゃなかろうかと思わせる感じもして。
1巻でパンドラとヒュプノスがああいった形での覚醒を促さなければ、アローンも今みたいなきゅうきゅうな状態にならなかったんじゃなかろうか。なんかやりきれない。

パンドラ様も、なんか可哀想だしな、この展開。
ラダマンティスも、微妙に可哀想な気がするんだが……。
輝火は、まあハーデスシンパっていうよりアローンシンパっぽいから、頭にいるのがアローンでも問題ない……というより「死=断罪」主張のハーデスよりはよほど「死=救済」のアローンに仕えている方が良いんだろうと思うけど、ラダマンは根っからハーデスに忠誠誓ってるイメージなんですよね。アローン大暴走な現状は、ラダマンティスにとって有りなんだろうか。あの人、部下も大事にしてそうだし、今回死んでるのはスケルトンばっかみたいだけど、ああして死んだのが自分の直接の部下だったら、ああいう虐殺的なものを許せるのかなあ……許しちゃうのかなあ。
杳馬パパは、とりあえず楽しければ何でもOKっぽい感じだったけど、その他冥闘士にも守り人にも、実際どんな思いで戦ってるんだか聞きたくなるような展開です。

そういえば、アローンとしては「全部死なせて全部救済」がモットーだったようだから、輝火が水鏡を見逃したのはほんとのほんとにただの独断っぽいッすね。
ああもう、この際見逃したのは間違いだった的に戦線に返り咲いてくれんものかしら、水鏡。
この際、戦線に返り咲いてくれるなら実は聖闘士だったってオチでもいいやくらいに思えるようにもなったので、どんと来いです水鏡。ていうかどんと来て。頼む来て。

今回、最後のページに新しい守り人登場してる……かな?
羽の人とは別だよね……と思うけど、アローンにかからないように羽が省略されてるだけなんだろうか。
・ラダマンティス(土星)
・アスプロス(火星)
・ルネ
・トクサ
・輝火
・羽の人
・今回の輝火の後ろの人
ってことで、おおむね7人確定、ひょっとしたら8人目が杳馬かもって感じなのかな、守り人。
聖闘士側が、3人+童虎+アスプーとして、やっぱ対戦人数少ないので耶人やユズも復活頑張りしてくれないのかなあ。あと水鏡と……。水鏡、聖闘士じゃなくていいけど。(しつこい)

小宇宙通信についてもちょろっと。
5巻封入カードは、順当っぽくハスガード様。でも、少なくとも原作43話までアニメ5巻内容のようなので、前に思っていたように6巻のカードがシジフォスってのは難しいかも……。アニメ6巻で出番ないし。
そうすると、6巻のカードはマニゴルドなのかなあ。一応出番あるし。
ここで、「だったらシジフォスのカードの方が嬉しかったな私」と思ってしまった私は、多分今はマニよりシジの方が好き度高いんでしょうね……。本当に、好きなキャラがその時々で変わりやすいぜ、自分。


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