みょうの日記
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2002年05月06日(月) 金沢文庫に行ったよ

いや〜、出かける癖ができたのか、今までだったら残りの2日はぜったいにナマケモノ生活を送っていたはずなのに、文庫まで出かけてしまうなんてっ!
何しに行ったかというと、最近ハマりつつある家庭菜園グッズ&苗購入のため、なんである〜。

テッテコテッテコ歩きながらね「今までは本当にどっこにも出かけず、季節感もいまいちわからず〜ってな感じで日々を過ごしてきたんだけど、ここのところ日焼けはするは、歩き疲れはするは、なかなか人間っぽい生活を送っているなぁ」なんて、確実に時間は流れていたんだってことを再認識したね。
まぁ、ふと、本当に唐突に思ったんだけど。
ゴンがいないことにもだいぶ慣れ、日々あたりまえに感じてきているのがなんか複雑なんだけど。それでも、まるでね〜、長い夢から覚めたって感じかな。

最近、もしかしたらこれから先、再びニャンコと共に生活することはないかも・・・、なんてチラリと思ったりもする。なんかとっても自信がないのだ。あたらしい子との生活に。
ゴンは・・・、それこそ本当に何にも教えたことはなかった。
トイレも、ご飯の場所も、しちゃいけないことも、しなきゃいけないことも。
特にトイレなんて、私の気分次第で置く場所さえコロコロ変えたりしていたのに(一度決めたらトイレの場所は変えないように、なんて知らなくって)、そのたびにトイレを自分で探し出してあたりまえの顔して用を足していた。匂いつけも何もしていないまっさらなトイレをおいたって、それがトイレだってすぐわかってくれた。新し物好きだったっていうのもあるんだけどね。
それにゴンは、家に傷をつけることはまったくなかった。
うちはフローリングの部屋がないから、歩いてつく爪あとなんてものはもちろんなかったけど、柱やふすまに一筋の傷もつけたことはない。ゴンが爪を研ぐのは、敷きマットとか椅子の背もたれとか、スピーカーとか・・・とにかく取り替えればいいかっていうようなモノばかりだった。
実に手のかからない子だったのだ。そして裏を返せば、私はだから子猫との生活にまったく自信がない。悪さをするたびにゴンと比べていらつくかもしれないし、・・・いや、それよりもゴンに対して感じていたほどの愛情と根性は・・・、もしかしたら感じられないかもしれないから。
うん・・・、いや、まだ夏の再会は信じているし、信じたい。
だけどまだ、他の子の存在がゴンの記憶を古いものとして記憶の隅に追いやることを、私は良しとしていない・・・のも、正直な気持ちだったりする。

まぁ、当面愛情は植物の方に回してみるかな。


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