てらさき雄介の日記
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2021年09月18日(土) アベンジャーズを意識した方がいい

自民党総裁選挙。日本記者クラブ主催の公開討論会をラジオで聞いた。候補者間のやり取りも一定の緊張感があり、アメリカ型に近づいて来たと思った。そこに良し悪しはあるが、一つの進化系だろう。

今回の総裁選挙は「面白い」との声を聞く。私は議員なので多少斜めに見ているが、その声は率直な市民の感想なのだろう。埋没する立憲民主党の一員として、冷静かつ真摯に分析しなければいけないと考えている。

まずは候補者の数が多く、キャラが立っていること。石破・安倍・麻生・二階氏など、周りにいる人たちも含めて。それぞれ好き嫌いはあるだろうが、これだけ人数がいると、どこかに引っかかる。

アベンジャーズだな。アイアンマンも超人ハルクも、またキャプテン・アメリカも、以前は単独で主人公をはっていたし、それで十分面白かった。しかし時代は変わった。今や大勢出すのがスタンダードになった。

日本でも同様の傾向はある。来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の三谷幸喜は、以前から「集団物」をつくり続けてきた。お笑い芸人やミュージシャンもグループが多い。乃木坂・欅坂は言うに及ばずだ。

高市早苗氏の主張で嫌悪感を持っても、野田聖子氏や河野太郎氏で溜飲を下げる。逆の場合も、またあるだろう。まさに右から左まで。男女、出身地域、雰囲気や経歴まで、見事に違っている。

今回の件から学ぶこと。「登場人物」を多くすることだ。私は枝野代表を評価しているが、一方で嫌いだと言う人も現実にはいる。人は百人十色だから仕方ない。だからこそ違うキャラを周りに配置するのだ。

また説明しなければわからないのもダメ。一目見てそうだとわかる人材。我が党も個性的な人は多数いる。ここに至った以上は、次々と表に出せばいい。評価は市民が下す。ダメなら引っ込めてまた新しい人を出す。

以上、最近の持論である。すると、「そんなことは出来ない」「それでは信頼は勝ち得ない」と反論が来る。現実を直視して欲しい。自民党は今まさに、それをやっている。多くの人がテレビにくぎ付けになっている。

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