てらさき雄介の日記
DiaryINDEXpastwill


2007年11月17日(土) 議論を封殺してはダメ

第7回ミニ県政報告会を行った。テーマは「政令市移行のメリットとデメリット」。多くのご意見を頂くことが出来た。

相模原市は限られた期限内で移行を目指している。故にか、市発行の印刷物には‘デメリット’の記載はない。しかしどんな施策にも、‘メリット’‘デメリット’は存在する。

私は政令市を推進する立場だ。市長が言うように、このチャンスを逃す手はない。しかし‘デメリット’についても認識を深め、それを最小限にすることを怠ると、結果市民に対する行政サービスが低下してしまうこともある。

また今日もご意見が出たが。「最早議論をしている時間はない」。というニュアンスが、行政や議会から出ているのも事実だ。

相模原市議会12月定例会に向けて、現在有志議員により‘政令市移行にあたっての市と県の基本協定’を、議会の議決事項にすべきとの条例案が提出されるらしい。

市議会民主クラブをはじめ、他大会派は反対するそうだ。私も反対だから構わないが、理由が“時間がかかるから”ではいけない。議論をしてこその自治。そして政令市だ。

懸念は多い。政令市移行に限って言えば、‘デメリット’とは‘メリット’の裏返しだ。政令市は県から市へ仕事が移る制度だから、市の方がいい仕事を出来るなら〇になるし、県の方がいいならば×になってしまう。

また産業集積も同じ。政令市になれば、多くのモノが相模原に来るようになる。しかし良いモノだけとはいかない。結果犯罪なども増えてしまう可能性がある。

これから詳細な協議を県と市で行う。積極的に発言するとともに、そこで得た情報をお伝えしていきたい。

【今日一日】
1000大野台南テニスコートオープン式/大野台
1100相模原協同病院健康まつり/橋本
1200支援者と打合せ/事務所
1400第7回県政ミニ報告会/事務所
1900学生弁論関係卒業生交流会/東京都港区
新設の大野台南テニスコート


てらさき雄介 |MAILHomePage