よく買い物に行く近所のスーパーで見かける人たちは、当然主婦が多いのだが、だいたい同じ時間帯に行くせいか、いつも同じような顔ぶれを見かける。 その中で、一人気になる人がいる。その人は50歳くらいの小柄な女性。年相応の小じわがあったりするが、とっても可愛らしい顔立ちの美人。
それなのに、その人はいつも悲しそうな表情をしているのが気になるんだなぁ。いつも眉を寄せて、ひどく深刻な顔付きをしているのだ。無表情というのではない。明らかに“暗い”のだ。
以前、会計のためにレジに行ったとき、たまたまその人の後ろに並んだことがある。彼女は、レジ係の女性が商品をスキャンしている間ずっと、ぼーっとした感じで上の空の様子。何か他のことに心をとらわれているようで、虚ろだった。
深刻な事情がある人なのかもしれない。そうでもなければ、あんなに暗い表情はしないはずだ。あれは、内面から滲み出る悲壮感みたいなものかなぁ。あんな暗い表情をしていては、せっかくの美人が台無しだ。毎回見るたびにそんな感じで、彼女が明るい顔(せめて普通の顔)をしているのは見たことがない。
表情って大切だ。その人の印象を良くも悪しくも決めてしまう。いつもニコニコ明るい顔をしている方がいいに決まっている。笑う門には福来る――である。
猫に興味のない人、猫嫌いの人は、猫には表情がないと言う。何を考えているのかわからないと言う。 んじゃ〜、何かい? 犬なら、何を考えているのかわかるんかい? 確かに猫の表情はわかりにくいが、猫にもちゃんと様々な表情がある。Cat Loverなら知っている。猫は、信頼する相手にしか感情を伝えてくれないだけのことだ。
それにしても、猫はいいなぁ。いくらトシをとっても、シワができるわけじゃないし、人間ほど明らかな老化の兆しは見えない。厳密に言えば、毛並みや皮膚の老化は当然あるのだが、1歳の猫と10歳の猫を見比べても、それほど違いはわからない。猫って得な生き物だ。 それはともかく、リブはとびっきりクールな猫で、いつもそっけない。でもよく観察すると、けっこう味わい深い表情をするんだなぁ(^.^)
|