Title...ハッピィ*デイズ By...あみ      
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旅記32〜チベット自治区・ラサ編(7)〜「爆笑西蔵博物館」
2004年10月08日(金)
旅記32〜チベット自治区・ラサ編(7)〜「爆笑西蔵博物館」

8/16。今日こそは!とポタラ宮の前売りチケットのため並びに行く。
ラサ来てからずっと天気が良かったのに、久しぶりの小雨だし。
きっと昨日お香の煙焚きすぎたからだと思うんだけど。これ絶対だって。
朝早く行って待ってたんだけど、檻みたいな柵の中で並ばされるから
なんだか閉じ込められた気分。中国人の割り込み防止と思えばいいか。
パスポート等の身分証があれば何人か分まとめて買えるんだけど、
まじめな日本人は一人一人ちゃんと並んで待ってた。感心する。
後ろに並んでた中国人は人民兵士で、いい人だったから雑談したり。
9時に開いたのに列が全然進まないの。なんでこんなノロノロしてるんだろ。
窓口に近づくにつれて「自分の分も一緒に買ってくれ」って言って
柵の外から居留証差し出してくる中国人とか、そんな人が多くなってくる。
こんなことしてるから更に自分の番が遅くなるんじゃないか!ぷんぷん。

窓口が開いて一時間ほどしてから、やっと自分の番がまわって来た。
いちいちパスポート番号とか紙に記入してるから時間かかるんだって。
パスポートと居留証一緒に出してみたら、予想通り二人分のチケット貰えた。
証明番号とか全く一緒なのに、記入するとき気づかないのか。
とりあえず今は予約券だけで、お金は明日払うんだけどね。
2時から売り出しのときより取りやすかったんじゃないかな。8:30のがとれた。
8:30〜9:30までの間に行かないと、せっかく並んだチケットが無駄になるの。
気づかなくて無駄になったから交換してくれ!って叫んでる人もいた。
かなり口論になってたけど、やっぱり無理だったみたい。厳しいなぁ。

チケットついでに、旅人みんながオススメする博物館へ行ってみる。
最近仲良いインド姉さんと、もう一人の姉さんと3人で一緒に行った。
新しいし解説も丁寧だし広いから、ゆっくりのんびり楽しめた。
更にはなんと日本語の音声ガイドがついてるのだ!トランシーバみたいな形。
日本語もちゃんとしてるし、やたら長くて丁寧すぎるくらいだし。
何時間もいてしまったくらい、長居した。解説は全部聞いたと思う。
解説があるとないとじゃ面白さが全然違うし、博物館広くて展示物多いし。
一部の高級タンカルーム意外は、フラッシュ無しなら写真撮ってもいい。
チベットの歴史から生活様式、芸術作品まで幅広く網羅してあった。
でもチベットの歴史がものすごい中国寄りで語られてたのが気になった。
中国が統一したのはチベットのためとか、それでチベタン達は喜んだとか。
なぜか強調してて、そこだけ二回も繰り返して言ってるんだもん。
時々「え?」って思うような部分が何ヶ所かあったんだけど、いいのかな。
毛沢東がダライラマにあてた手紙もあった。「達�鰉�ロ麻先生」って書いてある。

お祭りのとき使う衣装や、人間の足の骨で作った笛もあった。
この笛や人間の頭蓋骨でできたお碗は、バルコルでも普通に店先で売ってた。
大きな紙にいろいろ書いてある、タンカみたいなのがあったんだけど
それがすごい気に入った。赤ちゃんが生まれるまでとか、薬の作り方、
細かい人間の体の仕組み、動物植物一覧表、人間の歴史などが絵で描いてある。
丁寧に描いてあって、でも遊び心忘れてなくて。じっくり見てもおもしろい。
チベット仏教が他の仏教と大きく違うところは、ラブラブ神?が多いってとこ。
説明すると長くなるんで割愛するけど、抱き合ってるのとか普通に多い。
一人が男で一人が女で、微妙に直接的なのも結構あったりするんだよね。
北京の北海公園や擁和宮に行った時は、初めて見たから少しびっくりした。
あと擁和宮ではなぜかほとんど布がかけてあって隠されてたけどね。
チベットに来てからもかなりたくさん見たけど、普通にあちこちにあるし。
特徴的でおもしろいなーって思う。

ビデオコーナーみたいな所で座ってたら、博物館のおじさんに声を掛けられる。
いろいろ質問してきたり、チベットについて説明してくれたり、いい人だった。
もちろんチベット民族で、ここの博物館の結構えらい人らしい。へ〜〜。
雑談してると盛り上がって、携帯番号の交換までしてしまった(笑)
「地下のお土産屋さんはぼったくってるから、そこでは絶対買わないように。
あ、それとこの話は自分が言ったってことは内緒にしておいてね」
なんていうアドバイスまで貰った。そんなのバラしていいのかな。
チベットの自然コーナーでは剥製があったんだけど、偽物っぽい本物。
作り方が中国っぽくておもしろくて、ついつい笑ってしまった。
地下から出ると、お土産屋さんを通らないと外に出れないようになってた。
日本語を話せるスタッフもたくさんいて、見るだけでいいからって言ってる。
目玉石の本物と偽物の見分け方など教えてもらって、
結局は「興味が無いから」って言ってそのまま出て行くうちら三人。

外にもう一つ別館があって、ここは「中国蔵族文化芸術彩絵大観」っていう
世界一長いタンカが飾ってあるの。ギネスブックにも載ってるらしい。
ありえないくらい長い。長さ618m、幅2.5m、面積1600平方m、重さ1t以上、
チベット、雲南、甘粛、四川、青海などから300人以上のチベタンが集められ
作られた大作らしい。大きな部屋がタンカだけでいっぱいなの。
最初の方は昔の人の世界観、地球の歴史、人類誕生、などから始まって
普通のタンカにあるような全ての神々(これがほとんどなんだけど)
博物館にあったような薬草や人間の体、動植物のイラストもある。

すんごい細かくて、じっくり見てるとあっという間に時間が過ぎ去っていく。
しかもよく見ると面白い部分がこっそり混じってて、描いた人の遊びゴコロ?
だんだんウォーリーを探せ的見方になってきた。楽しいんだもん。
一人一人画風も違うから、ガラっと変わって分かりやすい部分もあったりして。
パラパラ踊ってるようにしか見えない神様や、神様の腰にぶら下がってる
生首の飾りの表情が変だったり、胸毛描きすぎでギャランドゥだったり。
関係無いところで遊んでるやつばっかりだし。本当にウォーリーもいそうな勢い。
関西人いたし3人でツッコミ入れては、お腹が痛くなるくらい爆笑してた。
タンカなのに途中で意味の分かんないものさりげなく混じってるし。
計算機とか高層ビルとか最近のもの。違和感ありすぎて目立ちまくり。
しかも最後の方はダライラマがたくさん描いてあったんだけど、
ダライラマ14世の所だけすんごい濃いの。金色ふんだんに使って輝いてるし
画風が油絵みたいにはっきりしてて、タンカじゃないよこれーってくらい(笑)
下にはポタラ宮と赤いスポーツカーが描いてあって、さらに違和感あるし。
おもしろかったなー。ここのタンカだけで見るの3時間以上かかったかも。
天気が少し悪かったけど、博物館なら関係ないしね。
次回もラサ編。とうとうポタラ宮潜入。



 
 
 
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Photo by sorairo
Arranged by Ami