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2005年01月14日(金) 価値観は十人十色

…なのは解っていますが。


今日はちょっとヘビーよ。







自分にとって「当たり前」「普通」「常識」と思っていることがひっくり返されるような出来事が起きた場合。


単純に、排除、していいものですか?


詳しくは書けないのですが、どうやら社内で非日常的な出来事が起きたみたいなのです。
市民権を得ていない出来事、という意味で「非日常的」であって、アキラからしてみれば決して非一般的なことではないと思う。
自分の身の回りにおきていなくても、世間的には大騒ぎするほど珍しい出来事ではなくなっているのでは?みたいな。
(犯罪とかじゃないですよ。出来事自体は第三者に迷惑をかけるようなものではありません)

その渦中の人物が、トップの人から「排除」されたらしい。
左遷とか、そんなものではなく、人格を疑ってしまうほど卑劣なやり方で排除されたのだ。
(この「トップの人」は、役職がトップなわけではなく、単純に年を食っただけで、威圧感を放ってるっていう人なんだけど、これも「パワハラ」に当てはめること出来るの??)


結果、渦中の人物は会社に来なくなってしまったそうだ。


想像するしかないけれど、渦中の人物は相当悩んで苦しんで現実を受け入れ、誰もが想像し得ないほどの覚悟を持って今の道を選んだのだと思う。
それなのに、「排除」されてしまった。

アキラがその話を聞いて真っ先に思ったのは、「何故放っておかないのだろう?」だった。

先に書いた通り、人の価値観や考え方は十人十色だから、嫌悪感を抱くような出来事が目の前で起これば、それを受け入れることは難しいだろう。
でも、それが自分に危害を加えるようなものでなければ、放っておけばいいだけの話ではなかろうか。


受け入れることも出来ず、放っておくことも出来ない。
視界に入るだけでも嫌だというのなら、もっと違うやり方があるだろうに。
受け入れようとか、放っておこうとか、そういう努力もなく、なぜ真っ先に「排除」へ突き進んだのだろう。
なぜ、あんな卑劣なやり方を選んだのだろう。

人であって、人でない、まさに鬼、だ。
渦中の人物を、その人のココロをぐちゃぐちゃに踏み潰して殺したのだ。


渦中の人物は、きっとこのまま会社を辞めてしまうだろう。
うちの会社は、というか、うちの業界は心が狭い。
自分で言うのも難だけど、自惚れでもなんでもなく、うちのフロアはそんな心の狭い業界の中でも珍しいくらいに心が広い。
というか、「そんなことどうでもいいじゃん」とあっけらかんと言える割と人が多い。
常識とかに凝り固まらずに、他人を受け入れることが出来る。
それだけ変な人が多いってことなのかもしれないけど(苦笑)

渦中の人物も、うちのフロアにいればこんな哀しい思いをしないで済んだだろう。
少なくとも、独りになることはなかった。
一緒に、これからどうしたらいいかを考えてあげられたのに。


自分の存在を否定されてしまったのだ。
そんなこと、あってはならないのに。
他人が、他の誰かの存在を否定することなど出来ないのに。
誰かの存在を否定するほど、あなたは偉いの?そんなにすごいの?

誰かの存在を否定していいのなら。
今なら、アキラは真っ先にアンタを否定するよ。
同じやり方でアンタを社会的に抹殺してあげよう。
こうでもしなきゃ、解らないんでしょう?
同じ目に遭わなければ、人の痛みってものが理解できないんでしょう?
可哀想だね。


渦中の人物のことは直接的に知らないけれど。
アキラがそれくらい怒った出来事でした。


ここを見ているわけはないだろうけど。


辛かったね。随分苦しんだろうね。
いろんなものを犠牲にしたかもしれない。
いろんな人がアナタから離れていったかもしれない。
それでも、自分を貫くために、自分の頭で考えて、きっちり自分で決断を下すことが出来たアナタは、十分誇れる人間です。
この先、アナタはもっと自分に自信を持って生きていっていいんだよ。
それだけの価値が、アナタにはあるんだよ。

幸せに、なれるといいね。



詳しく書けないゆえに、よく解らない内容になっちゃってすみませんです…。


2004年01月14日(水) The Way of the Warrior
2003年01月14日(火) MH君からのお土産
2002年01月14日(月) 帰宅。


柏木 暁 |MAILHomePage

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