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| 2003年01月25日(土) | 福島湯治の旅・１ |
今回、福島に何しに行くのかといいますと。
兄のお見舞いはもちろんなんですが、家族みんなで（と言っても姉はいないけど）温泉に行こう！とな。
兄の肘は、温めて、曲げ伸ばしをするリハビリが必要なので、病院に通って療養士さんに診て貰う他に、自分でもお風呂に入っては曲げ伸ばしをしているわけですよ。
そんな訳で温泉、と。
で、アキラも、年明け早々から実家で父のサポートをよくやってくれました、のご褒美で温泉ｖ
アキラ、長湯はできませんが温泉は大好きです。
しかも、兄も一緒に旅行なんてウキウキです（死語です）
9時半に実家を出発。
まずはアキラの自宅に寄って、荷物を放り込んでいきました。
その途中で、とある高速道路で視界がはっきりしたところで、富士山がくっきりはっきり見えたんですよ。
その雄大さといいますか、あまりにもはっきり見えて感動しましたね。
でも、その反面、運転していたアキラ、大変なことになってました。
この時、ものすンごい強風が吹いてたんですよ。
油断してるとハンドルをとられそうな程だったんです。
めちゃくちゃがっちりハンドル持ってましたもん（笑）
飛ばされなくてよかったよ…。
ホントに凄かったんですよー。
120km/hとか出してたアキラ、自分自身が恐いと思ったね。
マジ「飛ぶ！飛ぶ！！」とか思ったもん（笑）
スピードの出しすぎには気をつけましょうね…。
13時ちょい前に宇都宮に着いて、そこで運転を父とチェンジ。
昼食をそこで取ったんですが、宇都宮といえば餃子。
餃子と言えば、ラーメン（安直）
母にスカメ。
「父娘で餃子を食べました。臭かったらゴメン」
さぁ、いざ福島へ！
途中、事故現場に遭遇しましてね。
いや、正確には、事故直後の現場ですか。
2車線の左側の路肩に…あれは3tくらいかな、それくらいのトラックが。
そのちょっと前方、中央分離帯側に、走行方向とは逆を向いた形で停まっていた車が。
どうやら、トラックが後ろから被害車を追突したっぽいんですよね。
その被害に遭われた方、かなり手際がよく、大きな旗を慣れた手つきで振り回していました。
遠方からそれが確認できたので、その人を轢く事なく、現場をやり過ごせましたよ。
その被害車、道路公団の作業車でした。
そりゃぁ手際もいいよな…。
デカイ旗も積んであるよな。
普通、持ってないよ、あんなデカイ旗。
二本松とか、その辺だったかなぁ、強風再び。
っていうか、都内で浴びた強風なんて序の口でした。
『吹雪のため50km/h制限』とか書かれてて。
いやいや晴れてるし！とか思ってたんですよね。
ホントに吹雪いてました。
地吹雪ですよ。
高速道路は、除雪車が雪をどかして、薬品をまいて溶かして、ってやってくれるけど、その周辺はもちろん雪が残ってるんですよね。
後で聞いた話では、前日まで雪が降ってたんですって。
その積もって残ってた雪が、強風に乗って高速道路に容赦なく舞ってくるわけですよ。
ぎゃーっ！
飛ぶ！マジで飛ぶ！
高速道路で、雪は全然問題なかったですが、風の方が恐かった…。
兄の家に寄って、すぐに母と兄を乗せて、向かうは土湯温泉。
父と兄と母は、早速温泉に入りに行きましたが、アキラはもう疲れてしまってぐったり。
温泉入りたかったけど、ここで入ってしまうと、食事もせずに寝てしまう！とか思って。
食事までの間、温泉から帰って来た兄は、温泉にありがちな木のパズルをやってました。
あれって、結構難しくないですか？
兄、全部制覇（マジ感心）
１つ出来るたびにぼそぼそっと自慢気な言葉がかかってきました（笑）
もっと大きな声ではっきり自慢してもいいんだよ（^.^；）
食事はかなり豪勢なものでした。
ちょっと、お父様、奮発しすぎたんじゃないんですか？？
アキラの方が心配になっちゃうよ（苦笑）
食後は、交替で温泉へ。
アキラが今回泊まった旅館には１つの内湯と、２つの露天風呂があって。
まぁ、夜で寒いしね、まだ明日もあるわけですから、今日はまず内湯でゆっくりじっくり温まりましょう。
全員がお風呂を終えた後、部屋にあったのは麻雀セット。
今宵は家族麻雀！
10年くらい前までは、家族で年越し麻雀ってのが恒例行事だったんですよね。
当時は姉がいたので、姉がゲーム参加してて、アキラは父の後ろで見てました。
アキラは、役とかはさっぱりですが、最低限のルールくらいは知っているので、とりあえずあがりの形に持って行くだけで精一杯で。
そんな感じで、しょっぱなから母に1万点借金（爆）
２周したんですが、2周目（南場）で、アキラ、ようやくあがり！
人生初の1勝！（笑）
そのゲームの終盤で、兄がリーチして、次いで父もリーチしたんですよね。
アキラもどうやらあがれそうな感じだったし、もう後がないので、アキラもリーチ。
だって100点でも多く取り返して借金返したいじゃん！（苦笑）
麻雀て、4人全員がリーチするとそのゲームは流れちゃうんですよね。
だから、必然的に母はリーチできなくて。
若干不満そうだったけど、そのままゲーム続行（笑）
リーチ一発であがれなかったですが、アキラがひく最後の牌も、待ってるものではなくて。
そこでちょっと諦めかけたんですよね。
でもね、でもねっ。
兄「（最後の牌をひく）…あー、ダメだー…」
そう言って捨てようとした牌は、まさしくアキラが待っていた牌！
ア「やった！あがり！！」
兄「…っ！！！（絶句）」
最後の最後まで諦めるものではないですね（超笑顔）
兄から取った点数は8,900点でした。
リーチの1,000点もいただけましたしねｖ
点数自体は高いのか低いのかよく解りませんが、結果的に借金を返せたので全然OKです。
最終的に、父と母が圧勝。
親が子から巻き上げて終わったのでした。
でも、アキラ的には、あの1勝が、『試合には負けたが勝負に勝った』的な気分なので良しです（笑）
