思い出に変わるまで
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2006年08月28日(月) 家庭の事情

ずっと日記に残そうか迷ってた話があります。
ここ数日その事を考え、考えすぎて鬱っぽくなりました。

家庭の事情と言えば聞こえはいいけど
お金の事。

お金が絡むと人間って変わりますよね。
生活には欠かせないものだし、イチバン話したくない事かもしれない。
だけど、悩んだ挙句正直に残しておこうと思いました。

ドロドロした話です。

私の実家はおせじにも裕福な家庭ではない。
田舎の持ち家一戸建てだけど築30年でガタもきてる。
父は既に定年を迎え年金+定年前の職場のアルバイト+牛乳配達+他バイト一件を掛け持ちしてる。
それでも生活は苦しい。

弟は10代でデキちゃった結婚。
生活力も無く職を転々とした。
結婚して9年、今は定職に就いてるけど職を転々とした頃から借り出した消費者金融の返済に追われてる。
遊びに使ったであろう借金だから両親は放っておいたけど生活費を入れる事が出来ず、父が弟夫婦の生活まで面倒をみている感じだった。
ここ数年は昔程苦しい状況ではないと思ってたけど5月に母が入院し、手術代も含めお金の工面をする事が難しかった。

そんな時さとしクンが父に100万貸してくれ、現在までの入院費を支払う事が出来た。
いずれは保険と高額医療の返金が来るので返すアテはあるから父もさとしクンからのお金を難なく借りたのだ。

家を買う事を決めた数日後、父から電話が入り「あつかましいお願いだけど・・・」と言いにくそうに話を切り出された。
住宅ローンを組むなら400万上乗せして借りてくれないか、と。

父に消費者金融の借金があるのは知ってた。
弟が自分の車のローンが払えなくてローン会社から車を没収されそうになった時、母から頼まれて父がローンの残金全額を立替えた。
その際に消費者金融から借りたと母から聞いてたから。
でもそれは50万だと。
私は弟に対して甘いって母に怒った。
自分の車の金すら払えなくなった時点で車を持つ資格無いもん。
父も納得いかなかったらしいが母に頼まれて作った借金。
金額も返せない金額では無いと思ったらしい。
だが、その後も生活費の不足分を借り始め少しずづ増えていって400万になったらしい。

私も結婚をする時家の経済状況は知ってたし、何度かお金を親に貸してた時もあった。
だから自分の結婚式は自分で何とかしようと極力両親に頼らないようにした。
でも親戚をもてなすに使ったお金や遠方から電車で来た親戚の交通費。
そんなお金も消費者金融から借りたんだろう。

金額の大きさに驚いたのと同時に何とかしてあげたいという気持ちもあった。
細かく話をきいたが2社で400万。
月5万づつ合計10万払っても利息だけで元金は減らない。
通常一社で200万借りれるものなのか、家でも担保に入れたのか不安になったが、長年の付き合いの中で一度も延滞する事なく、何度か完済もしてる為融資額の引き上げがあったからこんな大金を借りる事が出来たそうだ。


多分、この先母が障害を負った状態で退院すれば介護も必要になり、当然父も今までみたいに働きに出る事は出来ず収入も減る。
年齢的にもいつまでも健康でいられるか分からないし、今回借り換えが出来るかもしれないというのが父の一筋の光だったのだろう。

でも一歩間違えればさとしクンがその借金をかぶる事になる。
それにこれは私の実家の事情、さとしクンには関係ない。
100万借りた事でも申し訳ないと思ってるのにその上400万借りて欲しいと言う父に怒りさえ沸いた。
でも、話を聞いてる内に父にしてみれば切実な問題で、かなり切迫した状況なんだろう。
よく考えて悩んだけどさとしクンの耳に入れる前に私から断った。
父も十分甘えた考えだし、私の立場も考えた上で無理だと分かってたが、甘えが出てすがってしまったと謝られた。

今の父の状況では何年、何十年返済しても決して減ることが無い借金。
5年前、借金まみれだったhideにした事を再び父にした。
「債務整理」を勧めた。
自己破産をすると持ち家を処分しなければならない。
父にしてもそれだけは避けたいらしい。
子供と孫の為にも家は残したい。
借りたお金も出来れば返したい。
その事を含め、高金利の利息を利息制限法に則った利息に引きなおし3〜5年で返済する事を弁護士又は司法書士を仲介に金融業者と話し合う方法、任意整理というものがあると父に話した。
ブラックリストに載ってしまうが今後の生活は利息だけ返す生活ではないし、必ず返済の終わりがやってくる生活になる。
長年消費者金融を利用してるなら過払いの可能性もあるから返金の可能性もある。
とにかく出口が見えない借金生活からは脱出できる。
本気で考えているならやってみてはどうか・・・。

数日後、父が我が家にやってきて資料を渡したその日、父は司法書士事務所の扉をたたいた。




・・・続く・・・・


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