思い出に変わるまで
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2004年09月08日(水) 涙のバースディ〜続き〜

無視しようか迷ったらもう一回ピンポーン
意を決して出た


「・・・俺・・謝りにきた・・」

言葉が出なくて黙ったままオートロック解除
ぐちゃぐちゃの顔直しながら玄関のドアを開けた
玄関先に立った彼
顔見るなり土下座

「ごめんな・・・ごめん・・俺気ぃ効かんかった
いくらmamiが何もいらないって言っても用意せなかんかった
ごめんな、mami 悲しませてごめんな・・・」

顔地面にこするくらいに近づけて謝ってきた

涙こらえてたら言葉が出なくて下しか向けなくて
彼の手のひらで頬包まれ

「怒ってるやろ?本当ごめんな・・気ぃ効かんかった俺許して・・・」

視界がぼやけて彼の顔まともに見れなくて
抱きしめられた途端、殺してた声が一気に溢れ出した
泣きじゃくってた間、ずっとゴメンを連呼してる彼

今まで人前でこんなに泣きじゃくった事無かった
いつもいつも誰も居ない部屋で泣いてた自分
親友の前でも声震わせながら涙流す事あっても
嗚咽するくらい誰かの前で泣いたのは初めて

「こんなに悲しませて・・俺が全て悪い。
誕生日なのにごめんな・・・」

ひととおり泣きじゃくったら落ち着いてきて
改めて彼を見た
時間的にもメールを見てすぐ飛んで来てくれたんだと分かった

何度も何度も謝る彼に私もゴメンとしか言えなくて
来てくれてありがと
もっと自分の気持ち直球で伝えればよかった
わざわざごめんね
お互いが謝りあっこしてた

「何でもいい、何が欲しいか言って欲しい」

言ってくれても今更7日当日に貰えないプレゼントは意味が無い
まして請求してもらうプレゼントはいらない
(私も頑固だけど)

「請求してもらうプレゼントはいらない。
その替わり結婚指輪は高っかーいの物買ってね♪
あと、年の分だけ愛情込めたチュゥちょうだい」

「おぅ!任せとけ!期待しといてな
その代わり無くすなよ(笑)」
(エンゲージじゃないんだからマリッジリング、そう高価な物もらっても困るんだけど・・)

何度も何度も優しく触れた唇は31回以上
頭、こめかみ、まぶた、頬、唇・・

すごく悲しくて悲しくて胸が痛かったけど彼の一生懸命な姿に
何もかも許してしまった
甘いなぁ・・・私

部屋に入る事無く玄関先で謝るだけ謝って彼は帰って行った

バイクの前まで一緒に行くまでの間珍しく肩を抱いてきた彼
まだ何度も何度も謝ってくる
ギュっと抱き合ってヘルメットを被るとおもむろに

「mami泣かせたの2回目やな?」

「え?大阪初めて行った夜プロポーズ無いって言い寄った時でしょ?」

「あ・・ちゃう。じゃ3回目や」

「今日と・・・?」

「付き合ってって言った日」

「そうだね、そう言われてみたらぜぇんぶ節目、節目の時じゃん」

途端に頭抱えてしゃがみこむさとしクン

「俺・・めちゃブルーや・・肝心な時いつもmami泣かしてる・・
改めて言われたらそうや・・・ごめんな。これで婚約解消なんて言わんといてぇや?」

ニンマリ
「そうだね、その手もあるね、その手で行こうか?立派な婚約解消の理由だし」

「俺・・これからずっとこうやっていじめられるのかな?」

「そうかもね(笑)さとしクンの誕生日には今日の日が心苦しく思うくらい盛大にケーキ作って祝ってあげるよ」

「俺今まで誕生日にケーキ作ってもらった事ないん」

「来年の2月にはカワイイ、カワイイ奥さんが愛情込めて手作りケーキで迎える初めての誕生会してあげる♪」

「カワイイかどうかはさておきだけどな・・・」

思いっきり足踏まれて笑いながらバイクにまたがり帰っていった

涙、涙の誕生日だったけど来年の誕生日には何かくれるに違いないっ!
頼むよ!
ダンナさんっ!


mamirin |MAIL

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