「バンフ〜レヴェルストーク〜ケロウナ〜バンクーバー」
◇ 第八日、緊張(?)のジャンプオン
バンフでの一週間の滞在を挟んで、再びムースにジャンプオン。今度のドライバーはどんな奴なんだろう? 新しいメンバーとは仲良くやれるんだろうか? 転校生のような心境でバスの到着を待っていると、現れたのはまるで子供のようにかわいい女の子。ケイティと名乗る彼女、明るく元気な声で挨拶をするとバスに案内してくれた。協力的な参加者かな?と思っていたら、なんと彼女こそがドライバー! へぇー、こんなに小さな体の金髪ギャルが大きなムースバスを運転するんだ。たくましいねぇ、こっちの子は。いきなりちょっと感心…。
ケイティはエンジンチェックもしていた 今回もメンバーとの会話はハイキングから始まる。バンフ近郊ジョンストンキャニオンでは、英国マンチェスター出身の女の子ヴィクトリアが話し掛けてくれた。続いてはヨーホー国立公園内のナチュラルブリッジ、エメラルドレイクといった観光ポイントを散策。ここではトロント出身のおじいちゃんバドと仲良しに。ワプタフォールズへのハイキングの頃には、ケイティとチャールズに即席日本語講座。フレンドリーなみんなのおかげで、転校生も少しずつ"新しいクラス"に馴染んでいくのであった…。
新しいクラスのメンバーと
◇
第九日、レヴェルストークからケロウナへ
ATVというアクティビティに参加したメンバーが戻ってきたお昼過ぎに、レヴェルストークのホステルを出発。
まずはラストスパイクのモニュメントを見学する。ここは、東西から大陸を横断して延びてきたレールが最終的につながった場所だとか。最後のくぎ(スパイク)が打ち込まれた1885年11月7日というのは、カナダにとって歴史的瞬間なんだと、鉄道好きのバドじいちゃんが熱弁を振るってくれた。しかしそんな横ではケイティたちがフリスビーに興じている。やっぱり若い人はあんまり興味がないみたいね…。
 バド爺だけは大喜び
この日のアクティビティはゴーカート。ここでは、オーストラリアの"ぶち抜きクイーン"ことミシェルと、我らがドライバー、ケイティが熱いバトルを展開。女の意地をかけた激しい抜き合いには、見学者の拍手喝采も沸き起こって大いに盛り上がった。

オカナガンレイク近くのワイナリーで試飲を楽しんだ後は、ケロウナのホステルへ。なんとここでは、ジャスパーでジャンプオフしたダイヴと再会するといううれしいハプニングも。相変わらず坊主頭がカッコいいじゃん、ダイヴ!

◇
第十日、バンクーバーに無事帰還!?
いよいよ最終日。旅の終わりが近づくと、やはり一抹の切なさが胸をよぎる。みんなも同じ思いなのか、途中立ち寄ったフルーツスタンドでは自然発生的にメンバー全員での記念撮影。お互いのメールアドレス交換なども始まる。
 番長(左)、ケイティ(中央)とともに「煙チーム」でも記念撮影
最後のアクティビティは、スカイダイビング。値段を聞いて迷ったのだが、せっかくの機会ということで思い切って手を挙げた。清水の舞台ならぬ、ナイアガラから飛び降りる心境とでも言おうか…。ジャンプスーツに身を包み、上空1マイルからのフリーフォール。これはもう言葉では表せない気持ちよさ!パラシュートが開いた後は、インストラクターと世間話をしつつ、ゆっくりと降下していく。「あっちがバンクーバーだよ。」その地名を聞いた瞬間、自分はとうとう一周してきたんだいう実感が湧いてきた。彼が指差した先に目をやると、少し視界がぼやけている。涙だ。単なる風のいたずらか、それとも無事だったという安心感か、はたまた旅の充実感か…。
 これから飛びます!
再びバスに乗り込んだ、ちょっぴりセンチメンタル気分の「ムースの群れ」は、大都会バンクーバーへ向けて最後のドライブを開始した――。(おわり)
2002年05月24日(金)
|