DOTFAMILYの平和な日々
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2013年01月03日(木) 去年の反省:愚息のことは忘れよう!

日記を読んでくださっている方によく「息子さんと仲がいいんですね」と言われる。それは誤解だ!私たちはどこにでもいる母息子であり、特に仲がいいわけではない。特に悪いわけでもない。外で会ったら、挨拶ぐらいはする。

私は自分が一番可愛い人間なので、他の人に世話をしてもらうのは大好きだが、他の人の世話をするのは好きではない。普通の母親に比べたら子どもに全然手をかけていないのかもしれないが(ダンナは手をかけすぎているという)、私にしてみれば、試行錯誤ながらも子育ては結構頑張ったつもりだった。ま、結果が全てだよと言われると何も言い返せませんけどね。

子どもは嫌いなのだが(基本的に生き物は全て嫌い)、自分の子供はやはり可愛い。できるだけ面倒はみてやりたい、と思っていたのだが、あまりの不甲斐なさのため、去年の6月頃、ついに愛想が尽きてしまった。一応大学に籍を置いているから学生なのかもしれないが、もう24歳である。いつまで学生を続けるのかと思っていたら・・・

「僕、勉強嫌いだから、1学期に1科目しか取りたくない。などと言うではないか!」

1学期に1科目しか取らなかったら卒業する頃には30歳を過ぎているぞ!しかし、繰り返すが、もう24歳である。親がとやかく言う歳ではない。

「じゃ、働け!」

と言ったら、すぐに電話をして次の週から働くことになった。この不景気に、どうして電話1本で仕事が見つかるんだろうと思ったら、以前バイトをしていて、大学のスケジュールのせいで辞めなくてはならなくなったあの

ストリップクラブの用心棒

の仕事であった。しかも、今度の店はダウンタウン!勤務時間は夜中から朝まで。

おまわりさんになりたいって言ってたじゃないか!そう言ってたから、これまで文句も言わずに養ってあげてたのに・・・もう愚息のことは忘れよう。これからは自分のために生きていこう!去年の6月、私はそう決心した。

愚息は1学期に1科目というかたつむりも恥じるようなスピードで大学に通いながら、週5日、ストリップクラブで用心棒を始めた。バイト代は最低賃金である。もらってくる給料は雀の涙ほど。これじゃ、いくつになっても一人立ちできませんぜ。

と、心配するのは止めたのだ。愚息は愚息の道を行けばいい。私は私の道を行く!

あれから半年以上が過ぎ・・・愚息は相変わらずの生活をしている。そして私は・・・仕事に出かける愚息のために、せっせと弁当を作る毎日である。

面倒見てるじゃないか!

でもね、雀の涙とはいえ、給料は全額家に入れるのですよ。最初は変だなぁと思っていたのだが、チップが給料の数倍入っているらしい。(ストリップクラブの用心棒に誰がチップをくれるんだ?)特にチップが多かった日は、お小遣いまでくれる。

う〜ん、君、このままそのバイトしてなさい。


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