DOTFAMILYの平和な日々
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2011年04月05日(火) 可愛い息子に死ねというのか!: 最終回

ついに愚息の健康保険証が送ってきた!

保険額月約3万円は痛いけど、やりくりすれば払えない金額ではない。(12年間乗っている私の愛車にはまだまだ頑張ってもらわねばなるまい。)最初に払わなくてはならないかと思っていた月額10万円に比べれば安いものである。一時は家を売らなくてはならないかと思った。

去年の10月に始まった愚息の健康保険探しの旅がようやく終了した・・・長かった。その間に、東日本大震災が発生し、愚息の命の心配など些細なことに思えたが・・・いや、もちろん嘘である。私にとって彼の命は何より大事。自分の命よりも大切なのだ。(って親だから当たり前か。)

できることを全てやってしまえば、後は結果を待つばかり。心配しても始まらない。人事を尽くして天命を待つ・・・というのは立派な人だけが思えること。そもそも、私には人事を尽くしたかどうかに自信がない。何をやっていても「他にやれることがあるのではないか?」考えてしまう。仕事をしている時でもついついブラウザを開いて検索してしまう。(いえ、仕事に手抜きはやっておりません。家事はしっかり手抜きしてたけど。)寝る前には「明日は請求した書類が届きますように。」と願い、夜中に「あっ、あれも調べてみよう!」夢の中でと思いついて目が覚めてしまう。(すぐまた寝るので、翌朝には忘れている。)

日本のグラフィック・アーチストが集まって行っている東日本大震災支援のための「チャリティ似顔絵プロジェクト」のお手伝いをさせて頂いたことで、多少気持ちを落ち着けることができたが、小心者っつうのは本当にどうしようもないな、と痛感させてれた5ヶ月間だった。

薬は思っていたより多く溜め込んでいたようで、また1ヶ月は大丈夫。定期検査に行く期限は2ヶ月ほど遅れているが、過去10年近く病状に変化はなかったし、薬の量は減りはしても増えたことはないので、大丈夫だろう。

愚息の健康保険が有効になるのは4月1日からである。4月1日にウエブ上でメンバー登録をし、新しい医者を探して(行ける医者が限られている)予約を入れなくてはならない。それまでは完全に安心はできないが、ここまで来ればほぼ大丈夫だろう。この日記をアップロードするまでには「めでたしめでたし」になっているはずである。

皆様、大変ご心配おかけしました。おかげ様で愚息は今日も元気です。「可愛い息子に死ねと言うのか!」シリーズ、ご愛読ありがとうございました。

・・・これが最終回じゃなかったらイヤだな。


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