DOTFAMILYの平和な日々
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2010年08月31日(火) 日本語厳禁!

MicrosoftのVisual Studio 2010版が出てますな。2005版と2008版は持っているのだが、2010版は持っていない。値段を調べたらプロフェッショナル・バージョンが千ドルほどした。アップグレード・バージョンだと随分安くなるのだが、それでも結構な値段である。それに、アップグレードしたくないよな。別に欲しい。それにしても何故そんなに高いんだ!一体誰が買うんだ・・・あっ、プログラマーか。普通は会社にある。フリーランスのプログラマーは結構稼いでいるらしいので、千ドル位どうってことはないのだろう。が、私には大金である。でも、欲しい。ここは1つ・・・いつもの手段を使うしかない。

という訳で、今学期はVisual Basic Advanceを取ることにした。そして、学生の特権として、当然無料でVisual Studio Professional 2010版をダウンロードさせて頂いた。これさえ手に入れば、単位落としたって良いもんね。私はこうやって、高いソフトウエアをコツコツと無料または安価で手に入れてきたのだ。そして、単位も一つも落としていない・・・安くても授業料を払ったと思えば、落とすわけには行くまい。いや、一回だけ落とした。Visual Basic Advanceを一度取ったのだが、腰を痛めてコンピュータの前に座ることが出来なくなり、泣く泣くドロップ・アウトしたことがあったっけ。でも、あの時はまだ2008版だったので、結果的には落として良かった。

さて、私も新学期が始まった。Visual Basicは私が始めて取ったプログラミングのクラスである。しかも3年前。3年のブランクを経て(その間一度も使わずに)アドバンス・クラスを取って大丈夫か?という気もしたのだが、仕事も忙しいシーズンが終わったので、何とかなるだろう。

アドバンス・クラスになると、若い学生はクラスの半分程度しかいない。後の半分のほとんどがコンピュータ関係の仕事をしている人である。プロのプログラマーも数人いる。今回は、プログラマー歴20年という兵までいた。若い学生は半分位、とは言え、どっからどう見ても一番歳食ってるのは私ですな。教授も私よりは年下であろう。が、初日から和気藹々とした雰囲気が漂っている。・・・余裕かな?

先学期に基礎編で一緒だった連中が教授と馴れ馴れしい口を聞くものだから、初めての連中もリラックスして発言が多い。が、初日は説明だけという訳にはいかない。ほとんどの学生が教科書を持っていない。が、教授はそんな事おかまいなしに、どんどん授業を進めていく。そして・・・ほとんどの連中は、当然そうな顔をしてそれに着いて行く。

ところで、何度も書いたと思うが、不況の波を蒙っているのはコミュニティ・カレッジだけではない。UC系(UCLA等)は授業料を値上げしただけのようだが(「だけ」と言い切れるほどじゃないけど)、Cal State系は授業料値上げだけでなく、授業数もカットしている。これじゃたまらん、という訳で、4年制大学の学生も一般教養として認められる単位はコミュニティ・カレッジで取ってしまおう、ということになりどっと押し寄せてくる。不況で仕事が無くなった連中や、学歴が無くて先が見えなくなった連中もコミュニティ・カレッジに押し寄せてくる。最初から4年制大学に入るつもりだった連中も押し寄せてくる。という訳で、大変なんですな、今、コミュニティ・カレッジでクラスを取るのは。

という訳で、開いてるクラスなら何でも良い、と無謀にも基礎を飛ばしてアドバンス・クラスを登録した学生が、なんと5人もいた。Visual Basicのアドバンス・クラスは、基礎を飛ばして入っても良いことになっている。他の言語をマスターした連中は、すぐに順応できるからだ。が、プログラミングのクラスはこれが初めてです、では幾らなんでも無理であろう。最初の30分で基礎を知っていれば出来る短いプログラムを作成し、ディバグをやっている時に、その5人は去って行ってしまった。

定員30人・・・早くも25人に減少。

休み時間に隣の人と「僕、インド系。あなたは?」「私は日本人」という会話をしていたら、日本語のクラスを取ったことがあるという白人の若い学生が近寄ってきて、一生懸命日本語で話そうとした。すると、えっ、えっ、日本語?という感じで、次から次へと若い学生が寄ってきて・・・取り囲まれてしまった。何故か皆デカイ。太っているのではない。背が高いのだ。一番背が低い子でも180cmはあった。そして・・・全員がアニメおたくであった。当然である。『日本語』に反応して寄ってくるのはアニメおたくぐらいのもんだ。

そして、私の周りで私に全く関係ない話で皆さん盛り上がったのである。頭上で漫画語が飛び交っている。「君達、そういうしゃべり方、日本人とは絶対しないでね。」という言葉だけが日本語で(しかも流暢にスラスラと出てくる)、後は英語である。そして、何故か漫画の事などほとんど知らない私がデカい連中に取り囲まれて、脱出不可能状態になってしまった。

家に帰って愚息にその話をした・・・

「大学で日本語がわかるって、絶対言っちゃいけないって言ったじゃないか!日本語しゃべれる人が少ない大学なんだから、バレたらアニメおたくの餌食になるよ。今学期、母さん、最悪だね!」

愚息はアニメおたくが嫌いである。原因は、愚息が日本語のクラスを取っている時、彼らに散々付きまとわれたからである。アニメおたくが全員そうだとは言わないが、愚息が知っている(そして私が始めて知った)連中はPCや情報収集が得意である。愚息はメール・アドレス(大学が供給しているヤツだけど)だけでなく、何故か携帯電話の番号まで知られ、メール攻め、テキスト攻めにあったからだ。

・・・そうか、大学では日本語は禁句なんだな。

でも、大丈夫。少なくとも私と同じクラスにいるアニメおたく君達は、プログラミングの知識も中々のものであるようだし、自分の知識をひけらかすのも大好きなようである。

こちらが利用させて頂こうではないか!


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