今年の春、くるぶし実家はある決断をしました。
それは自営業を辞めるとゆーこと。
長い長い不況で儲けも少ないし、
何より、父さんも母さんもいいトシだってのが主な原因です。
結局、会社をたたみましたが、
「どうしてもうちから商品を買いたい」というお客さんもいるため、
現在も細々と商品を売ったりはしているようです。
で。
くるぶし父さんの年金&母さんの障害者年金だけでは
さすがに収入が少なすぎるし、
「忙しいのが大好き」な父さんは働くことに。
もちろん、気合を入れて働くというかんじではなく、
あくまでも「パート」で、ですが。
64歳という年齢、不況で失業者が多い田舎町、などなど
不利な条件が多い中、果たして仕事はみつかるのだろうか?と
父さんが就職活動をはじめてから思っていたくるぶし&母さん。
数回面接に行き、不採用になりつつも
なんだか楽しそうにハローワークに通う父さん(笑)
「こーゆーこと(ハローワークに通って就職活動をする)はじめてだから
楽しいんだろうねぇ……」
「なんとのん気な(苦笑)」
そしてある日、「おお、これは求めていた条件にぴったりだ」という
求人票が出ていました。
それは某施設の警備員。
「駄目もとで受けてみたら??」と一次面接に行くと
なかなかいい感触だったようです。
「もしかしたら受かるかもしれない!」と期待する親に
過剰な期待は落ちた時、がっかりするからやめなさいよ、という娘。
そんなある日、我が家に電話がかかってきました。
『こちら●●会社の採用担当■■と申しますが、くるぶしさんのお宅ですが?』
「はい、そーです。」
父さんが面接を受けた会社から くるぶし自宅に電話がかかってきました。
『くるぶし父さんという方を知っておりますか?』
「私の父です(きっぱり)」
……どーゆー質問だよ(苦笑)
『くるぶしダンナさんはご在宅ですか?』
「はい、お待ちください。」
そう。
くるぶし父さんは保証人にくるぶしダンナとくるぶし弟の名前を書いたようで、
わざわざ確認の電話がきたのでした。
ダンナは会社名、役職名、会社の電話番号を聞かれ
くるぶし父さんはどんな人柄ですか?と質問されたようです(笑)
ちなみに。
親ですらめったに捕まらないくるぶし弟は
採用担当の人もなかなか電話がつながらなく、
「一体、いつかければつながりますか?」とほとほと困り果てたようで、
(自宅の電話はもちろん、携帯も出ない)
最後は職場に電話をかけてつかまえたようです。
ヤツと一番電話がつながる可能性が高いのが
土曜日深夜12時すぎ
職場に電話して正解です。
こんな風に遠く離れている子供たちを巻き込みつつも
父さんは無事、警備員の仕事につけることになりました。
父さんと一緒に採用された人が2人いたんですが、いずれも40代。
「なんで、俺が決まったのかいまだにわからない」と言う父さんに
「保証人のおかげだ!」と娘と息子は返答するのでした。
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