〜365日・3食白いごはんだったらあきるでしょ? たまには蕎麦やパスタも食べたくなるし、 ごはんだって炊き込みや混ぜご飯にしたくなるもん。 それと一緒だよ。〜
これはさきが10代後半〜20代前半に遊びまわっていた時の 浮気を正当化するセリフ(言い訳)です(汗) もちろん彼氏に浮気がばれるようなヘマをしたことはないんですが 今となっては何が一緒じゃ、ぼけっ!と 当時のさきに言ってやりたい気分・・(苦笑)
その夜もバイト先の飲み友達『まゆ(仮名)』と街中で飲んでました。 あのころは「若い」というだけで黙っていても男から声をかけられたんで 遊びには不自由してなかったんですが・・・・・・・・。
その日は飲みながら「おもしろいこと」を思いついてしまいました。
「じゃあとりあえずアシ(車)兼エサを確保するか。 そこそこ見た目がよくて、車を持ってて・・・・・。 ・・・・・おっし、『ひろ(仮名)』を呼ぶ。」
携帯で電話をするさき。 ラッキーなことに(ヤツにとってはアンラッキー・笑)ひろにすぐつながりました。
「おう、なんだ、こんな時間に。」
「今すぐ車で街まで出て来い。」
「げっ。・・・なんだ?飲みにいってるのか〜?? むかえにこいってこと??」
「違う。これからひっかけに行く。」
「はぁ????????遊びに行くっつーことか?? ・・・やだよ、俺、さっき仕事から帰ってきたばっかりなのに。」
「ふーーん。断るの。じゃあしょうがないな。 ひろのハニーに例のことばらすけど。」
「うぎゃっ!それだけは勘弁してくれっ!!!」
「・・・15分以内な。」
「・・・ラジャー・・・・。」
脅迫約束どうり、ひろは15分以内で登場しました。
「んでどこに行くんだ??」←あきらめ顔。
「ああ、これから○○(有名なナンパスポット)に行って 女をひっかける。」
「ほら、うちらさぁ。いっつも男に声をかけられる方だから 1回逆になってみたかったんだ〜。」
「そ・それなら、男をひっかければいいべや・・・・。」
「ふ、甘い。○○なんかでぼさーーーっと男を待ってる女のバカ顔を見たいんだよっ。」
「声をかけられた時のリアクションとかね〜。」
「はいはい。わかりました。」
「その後のお楽しみもあるんだけどねぇ。」
「はい!?おまえらもしかしてそっち系なの!?」
「は?まさか〜。さんざん男と遊んでるのあんたも知ってるでしょ??」
「いーからおまえは真面目に運転してろ。」
※ここで○○の説明。 車がないと行けない場所にある。 女が乗っている車がずらーーーーーーっと並び、 男の車が横にとまって、声をかける。 車の中からおりずに窓越しにしゃべるのが特徴。 次から次へと移動する男の車は まるでケーキにたかる蝿のようだ(笑) 意気投合したらどっか行っちゃいます。 個人的にはナンパスポットと言うよりも欲望スポットの方が正しいと思う
さて、○○に到着しました。 週末とあって車がうじゃうじゃいます。
さきは残念ながら髪も長く、声も高いほうなんで どうやっても男には変身できないので後部座席に隠れていました。 一方まゆは普段から声もハスキーで髪も当時ベリーショート。 その日にかぎってやたらとカジュアルな服&キャップをかぶっていたんで 薄暗い場所では男で通用します(笑)
「さて、ゲームスタート。」
「ひろ、あんたもちゃんとナンパ男になりなよ。」
「へいへい。」
1台目・・・・あまりのぶさいくさに全員のけぞり退却。 2台目・・・・ノリ悪し。却下。
「いやーー、まゆ、意外とばれないもんだねぇ。」
「うっひゃっひゃっひゃ、ハラいてぇ〜〜〜。」
「おら、次行くぞっ!!!」
「・・・・・・ひろ、やる気満々だな・・・。」
3台目・・・・会話はずむ。
「〜〜ねぇ、明日俺ら仕事だからもう帰るけど明日の夜遊ばない??」(ひろ)
「いいですよぉ〜〜。電話番号教えてくださ〜い。」(女)
「いい???030−・・・・・・・・・・」(男声まゆ)
「はい。オッケーで〜す。」(女)
「じゃあ、明日ね〜」(ひろ)
「うん、ばいば〜い」(女) ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「ぎゃっはっはっはっはっはっは」
「大成功だなっ!!おもしろかった〜〜〜〜!!!!!」
「でもなんで俺のじゃなくて さきの携帯番号を教えたんだ??声ですぐばれるだろ??」
「ん?これが『その後のお楽しみ』だ。(にやり)」
「ひろ、お疲れ〜〜。」
「なぁんか、俺、何しにきたんだか・・・。」
そして次の日。 バイト先の休憩室でさきとまゆは一服してました。
「あ。携帯鳴ってる。 ・・・・・・見たことない番号だな・・・・。」
「もしかして昨日のヤツじゃないの〜???」
「かも。とりあえずまゆ、出てみ。」
『もしもし』(男声まゆ)
『あ、●●さん??(←昨日使った偽名)』(女)
『おーーっ。△△ちゃん???昨日はどーーも。』
ここでさき登場。
「ちょっと、あんた、昨日って残業だったんじゃないのっ!?」
『あ。。△△ちゃん、ちょっと待ってて』(男声まゆ)
「△△なんて名前、聞いたことないよっ!!! ちょっと電話貸しなっ!!!!! ・・・・・・もしもしっ!?」
『え。あの・・』(女)
「てめぇ、なに人の男に手ぇ出してんだよ 車ごと海に沈めるぞ、コラ。」
『・・・ぷつっ。ぷーぷーぷーぷー』
「こっちには着信履歴があるんだよ〜ん。 ・・・・・・あ、やっぱり出ないわ」
「ぎゃっはっはっはっは。 かわいそうに、今ごろおびえてるだろーーねーーーー。」
「社会勉強ということで。」
あの時はごめんね、△△ちゃん。←今さらもう遅い。
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