| 2002年06月22日(土) |
彼はなぜ寝ぼけたのか |
さきとダンナの共通の知人(というか前の会社の先輩)にNさんという男がいます。 このNさん、 酔っ払うとスーパーサイヤ人に変身します。 めがねをかけているのですが 「鼻の先にめがねをひっかけるようにかけ」、 「レンズを通さずに人を斜め下から見上げるようになり、」 「『まーーーいーーーから飲めっ!』というセリフを言いながら自分もがばがば飲む」 とゆうハタ迷惑状態になり、 しかも記憶が飛んでいるんで周囲に恐れられています(苦笑)
Nさんは既婚者で子供も3人いるのですが 昔は相当遊びまわってたらしく、そのくせがまだ抜け切ってません。(多分今も) いろんな女の子をつまみ食いしていたのですが、 さきの友達(仮にA子)ともよろしくやっていました。
ある日、営業社員だけの温泉旅行がありました。 (さきが所属していた課はとんでもなく忙しい時期だったんで行けなかった。よよよ(泣)) NさんもA子も営業社員だったんで旅行に参加したのですが もちろん社員の目もあります。 その日はあやしげなことをせず、お互いバラバラで飲んでいたのですが。
宴会や旅館内のパブでしこたま飲んだNさんは やはり変身しました。
ちょうどその時、パブに顔を出したA子は 他の社員(もちろんみんな酔っ払ってへろへろになっている)に頼まれて べろんべろんに酔っ払っているNさんを部屋に連れて行くことになりました。
「あ〜んなに酔っ払ってたらエロいことなんてできるわけなかったからね〜」(A子談)
部屋に連れていくとNさんは床で寝てしまいました。 さすがに女の子の力ではベットに持ち上げることはできません。
「ちょっと〜、こんなとこで寝ないでよ〜。」 いびきをかいて眠りこけているNさん。
「こりゃ、ダメだ。起きそうにないなぁ」と思ったA子は そのまま立ち去ろうとしたのですが、ちょっといじわるを思いつきました。 それはいつもラブホテルで密会している時のセリフ。
「Nちゃん、ほら〜。 早く起きて家に帰らないと奥さんに怒られるよ〜。」
耳元でささやいてみましたが、全く反応がありません。
「ま、しょうがないか。」
立ち去るA子。
たまたまその日、Nさんは商談があって客先から直行で旅館にいったこともあり、 スーツといつもの営業用カバンが部屋にあったせいかもしれません。 そしてA子のあのセリフ。
パブで飲み終わったNさんと同室の社員がエレベーターから降りて 自分の部屋にむかおうとした時。 ろうかにNさん発見。
Yシャツにネクタイをしめ、 トランクスに靴下着用といういでたち。
あわてて社員がとりおさえ「どこに行こうとしてるのさ?」と聞くと
「早く家に帰らなくちゃ 怒られる〜。」
Nさんはもちろんその時の記憶はありません(苦笑) 次の日の朝にはほぼ全営業社員が「N、ねぼける!」を聞き爆笑したそうですが 「本当はA子のせいだ」というの知っているのは、さきだけだったんで ちょっとNさんがかわいそうでした。 でも笑わせてもらったけどな。
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