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2023年04月21日(金)
20歳の頃に読んだ本で、5〜60年は経つ。都会の真中で独り孤高を保っては いたが、その孤独の苦悩は,生半可ではなかった。「俺は寂しい」など,絶対に 公言できない。隠すことでもないのに、独りで起床して、独りで食事する淡々と した生活で、やはり地方出身の気の合う友人が一人ずつ殖えていった。都会人 の会話のセンスは一朝一夕でできはしない。如何したらよいか、思っていた頃、 書店で出合ったのが、この本! 寮生活の中で試す場面は幾らでもあった。 その面白いこと… この上ない!その前に,新約聖書と旧約聖書を読んでいた。 孤高など,保ってなくてよい。心の壁を解き放し、誰とも邂逅したいのである。 その時、己に自信がないと、自虐的に卑屈になるのが、田舎出の特徴。ならば、 聞き手に回れば良い。その時に、聖書を読んでいたのが,有効に働いた!ああ 神のように、優しく心の底から,相手の立場になって聞いてやれば,相手も心の ドアを広く開いて当然のこと。 プラグマチズムとは、これかい!と思った。 まずは誠実の部屋をもち、そこから相手の立場を理解し,聞いて聞いばよい。 それが当時、流行っていた新興宗教の手法。気取ることは何もない。己を飾り 立てる言葉より数分1で済む。そして褒めてやれば,聞き手の効果が数倍になる。 ー ▲ 1937年に発売されて以降、世界で1500万部以上売れているデールカーネギー のベストセラー「人を動かす」。今もなおビジネス書ランキングでは上位におり、 タイトルだけ聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
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・・・・・・ 7722,閑話小題 〜馬鹿な大将、敵より怖い! 2022年04月21日(木) * かくもロシアは弱いのか? クリミア半島への攻撃などで経済制裁を受けて、資金不足で、AIの時代の近代化 の開発が遅れ、あるの一時代前の旧式の兵器。まずはその在庫整理のため使えるのがポンコツのみ。この8年でAI化は急激に進歩。 これでは勝てるわけがない。払い下げの北朝鮮も、更に資金不足。…その典型が、 空ではドローン。陸ではAIが誘導するバズカ砲ジャベリング。ミサイル命中率が 95%で、個人携行可能ともなれば、敵地の道路の行列は狙い撃ち。戦闘と最後尾 を潰せば、その間は身動きができない。個人携行なら身近で狙い撃ち。 既に、 かなりが使用不能。…それが、動画として世界に発信されれば、士気が上る。 それもあって、数日で陥落予定の首都攻撃と占領に失敗して、ロシア国境が隣接 する都市に戦略変更。 ドローンの実践効果が疑問だったのが、実際使用では、 圧倒的勝利。兵器のキーワードが<ドローン>と、携行ミサイルの<ジャベリン>。 一方的餌食が、ジェット・ヘリと、ジェット機。そして…戦車。国土防衛の捨身の 戦士や市民なら、対等に相手にならない。撤退時に、最も弱い市民を虐殺するしか 手立てを持たない。その悪い循環が街中の先頭に露骨に現われる。<馬鹿になった 大将、敵より怖い>が、現地の兵士。このままいくと、ロシア解体になる。
・・・・・・ 6977,閑話小題 〜『私の家って、何処』 〜2 2020年04月21日(火) * 『私の魂って、そもそも何 ? そして出自は何処?』 田舎から上京し独り住まいで、その冷たさを実感する時、まず感じるのが 両親の持つ温もりの有難さ。これが幼児の頃に不足をすると、精神のバランス を崩し不安定になる。50数年前の、わずか数分のクロスで、少女に尋ねられた 「私の家って、何処なの?」の言葉が心に残ったかというと… そこ頃、渥美清の『男はつらいよ!」のTV放送が開始した頃… <全国の祭りを求て流離う人の好いテキヤの悲喜こもごもの物語> その男の 実家が、浅草の老舗の🍡団子屋。年に数回、気が向くと帰り、実家周辺や、旅先 で騒動を起こす。帰る家があればこそ、流離いが可能になる。瘋癲の中年男の 仏性に故郷の懐かしさを醸し出す『私の家って、如処?』が背景にある。
結婚まで、東京、四日市、神戸、金沢と流れて、最後は千葉で結婚した直後 に起業。 5年近く流離の身。その間、このテキヤの実家の団子屋の疑似家族の 温もりに、大いに助けられた。独身時代の流離は、心の芯は凍りつく寒々しい ものがある。旅先で‘連れ’を一度、決めると、それは重荷! 常に身辺整理 をして、次の場面に備え、社会の裏表が見える立場に己を置く。何れの世界には、 TPOSの最適な女性、酒友が存在していることを経験から知りえていた。 で… 『私の家って…』のところには、出自の両親が待っている。 この幼女の純朴な問いかけ…『私の家って、如処?』の家を‘魂’に置換えて、。 『私の魂って、何処にあるの』は、人類永遠の哲学的問いかけ。幼女の問いは、 若かりし青年期に‘私って何もの?’のヒントを与えてくれていた。魂とは、 最後の最後は、その辺りに… アメリカのような多民族国家の住民は、その中で、 常に他者を合せ鏡で自問自答させられる。 逆に、小さな岩場で群れていると、 自分の出自を考える機会がないためか、その歪みに気づかない。 それ故に、その歪みが何か知り得ないため、ガラパゴスの意味さえ知り得ない。 哲学者への、この一連の『ポスト新型コロナ・パンデミック』は、如何なる 世界像が求められるか?に、<島国・日本の独自の土壌が生みだした 『ガラパゴス化』にヒントあり>と、哲学的な答えていたが、なる程納得できる 答えであって。但し、それは普及した世界的規格と、合い入れる前提がある筈。 それを言うなら、個性的人間そのものも、当てはまる。
魂といえば、20年程前に長岡花火を観入っているガン末期の老女への感想 を聞く場面があった。『私の魂の故郷は、子供の頃の想い出のすべて!』。 その年齢に近づきある日々。私の魂の故郷は、両親と過ごした想い出にある。 今では、家内と供にした秘・異郷先で感動した場面の想い出が加わわる。
・・・・・・ 6610,閑話小題 〜あと数日で「平成」が終わり「令和」に 2019年04月21日(日) * 行きつけのスナック二軒が廃業 あと10日もしないうちに、「平成」から『令和』に改元される。この影響は、 思いの外に大きくなる? 先日の中学校の同期会で知ったのが、この二次会で 行きつけのスナックが二軒とも直近に廃業したとか。両店とも40年以上の老舗。 同世代のママさんが営業していたが… 何か不景気風な感じだった。 <平成も終わりを…「止めるに年号変更を区切り」>と考えるのは至極当然。 同年代の客層のリタイアが主原因だが、年齢を重ねる度に飲む機会は減ってる。 <75歳を過ぎると活動範囲が狭まるため、金がかからないってさ!>と聞いて いたが… 改元は、様ざまなカタチで私たちの決断を促す。 明日から数回、 「平成って、何だったのだろう?」をショートショート風に書いてみようか。 平成は1989年〜現在(平成元年〜 現在) 昭和64年。 私は43歳。 ― * シネマ・ 「シャザム」 子ども向きで、ドツキ漫才的だが、何かしら笑えて面白い。閉ざされた肉体と 精神を解放させて欲い欲求を、キセズして与えられた力で悪を対峙するところが、 最近のハリウッド映画の特徴。 ≪ 解説:「スーパーマン」や「バットマン」と同じDCコミックスのヒーロー 「シャザム」を映画化。見た目は大人だが中身は子どもという異色のヒーローの 活躍を、独特のユーモアを交えて描く。ある日、謎の魔術師からスーパーパワー を与えられた少年ビリーは、「S=ソロモンの知力」「H=ヘラクラスの強さ」 「A=アトラスのスタミナ」「Z=ゼウスのパワー」「A=アキレスの勇気」 「M=マーキューリーの飛行力」という6つの力をあわせもつヒーロー「シャザム (SHAZAM)」に変身できるようになる。筋骨隆々で稲妻を発することができるが、 外見は中年のシャザムに変身したビリーは、悪友のフレディと一緒にスーパーマン 顔負けの力をあちこちで試してまわり、稲妻パワーをスマホの充電に使ってみる など悪ノリ全開で遊んでいた。しかし、そんなビリーの前に、魔法の力を狙う 科学者Dr.シヴァナが現れ、フレディがさらわれてしまう。 遊んでいる場合ではないと気付いたビリーは、ヒーローらしく戦うことを決意 するが……。シャザム役はTVシリーズ「CHUCK チャック」のザカリー・リーバイ、 監督は「アナベル 死霊人形の誕生」のデビッド・F・サンドバーグ。 ≫ ― ▼ 人生を重なるということは、それも晩年に近づくにつれ、心の中に、幾つか の失われた過去の廃墟を持つもの。それらは、心の奥に鬱憤として抑圧され、 解放を待っている。その解放をする物語が観客の絶対的ニーズ。老いること自体 が、死に至る病。そのまま放っておくと、その病は重症化していく。 最近では、 TV映画、ドラマが、その役割を果たしている。 そこに更にダメ押しで… 成るほど、彼方此方が痛くなり、腰は前屈みになり、夜半、過去の廃墟の記憶が 甘辛いフラッシュとして飛び出てくる。 +−3対1にコントロールをしていても。 充実感が足りない人生。それも世間的視野のみの、他者との比較しか持ちえない 人たちにとって、それは返り矢として己に向かってくる。そして「死霊」化する。 映画では、束の間のシャザムの私が、死霊を退治する。成るほどスッキリする訳だ。
・・・・・・ 4044, 一時停止 ー4 2012年04月21日(土) 「一時停止」 谷川俊太郎ー自選散文ー1955〜2010 * 他人との出会い
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