2023年01月06日(金)
感動にも、絵画などや、秘・異境ツアーでの最果ての地での大自然に感動する ことなどがある。アフリカの大地での夕景とか、バッファロー、シマの群れとか、 南アメリカのパタゴニアの野生動物の生きさま等々、それは日常レベルの世界と 隔絶した美しさや野生の醍醐味がある。 ・アフリカ大地のサバンナのヌーの大移動とか、 ・100Mのバンジージャンプ ・フィジーの小さな島の海岸線の空中遊泳のパラセーリング ・5千年が見下ろしている感があるエジプトの遺跡群巡り ・圧巻はシルクロードでの断崖沿いの夕景 ・数億、数千年の、時間が時を超えて迫ってくる実感をえるテーブルマウンティン などが印象に残っている。
無我夢中で求めている内は、その危険と遊びの贅沢に気づかなかったが、 年を重ねる内に、それが魂に深く刻印れていることに気づくことになる。 アフリカのセレンゲッティで見たキリマンジェロも然り。感動した魂の光景 とは、こういうことかと …手が千切れるほど手を振っていたい光景である。 成る程、人生に何度も挫折をした結果に知るえることである! 感激とは心レベルの出会い! 感動とは魂レベルの出会いをいう。 これらは、心の奥底で魂が共振することをいう。
・・・・・・ 7617, 閑話小題 〜紅白歌合戦の低迷を今さら 2022年01月06日(火) * つれづれなるままに ネットニュースの頭に、‘紅白歌合戦 どう生き残るのか’があった。 昭和の時代の、それも敗戦後から経済成長と供に、国民に支持された紅白も、 平成、令和と変わると同時に、大衆の人気が離れていったのは、仕方がない。 私自身、昭和が終わると同時に、殆ど関心が失われていった。 …ネットニュースには… 『 …視聴率低迷の紅白歌合戦 どう生き残るのか… ◉ 黎明期の紅白 最初はラジオ番組として産声 紅白歌合戦が始まったのは1951(昭和26)年。 第二次世界大戦の終結から約6年後ということになる。ただしこの時は テレビジョン放送ではなくお正月のラジオ番組だった。テレビ番組として のスタートは1953(昭和28)年の第4回からで、放送日も大みそかとなった。 会場は日劇(日本劇場)だった。 その後、紅白は国民的番組として着々と回を重ねていく。1954(昭和29)年 の第5回には美空ひばりや春日八郎が初出場。美空はやはり初出場の雪村いづみ、 2度目の出場の江利チエミとの三人娘が話題となった。翌1955(昭和30)年の 大みそかには民放(ラジオ東京テレビ=TBSの前身)が負けじと同時間帯に男性軍 ・女性軍の男女対抗形式とした歌番組「オールスター歌合戦」を生放送するなど、 テレビの世界自体がどんどん盛り上がっていく。1956(昭和31)年には紅白の 出場歌手が50組となり、最初の黄金時代が到来した。 ◉ <レコード大賞と共存共栄 テレビ黄金時代の紅白> 1960年代から70年代にかけては高度成長の勢いとシンクロするようにテレビが 一家に一台普及していきカラー放送もスタート、テレビ番組が完全に芸能の主役に のぼりつめた。大みそかの紅白も、まさに一年間の歌謡界の総決算といえる 大イベントとして定着した。
◉ <潮目の変わったバブル以降 紅白の迷走始まる> 70年代の終盤から80年代にかけての日本は経済発展の結果物質的にはある程度 満たされたため、人々の関心は徐々に心の豊かさやゆとりある生活を求める方 へシフトしていく。この80年代には日本はバブルへと向かっていくが、テレビは 一家に一台というより一人に一台でも驚かれない時代となり、娯楽の好みも 大みそかの過ごし方も“個人化”が進んだ。大みそかに家族みんながテレビを前 に勢揃いして料理をつつきながら一年の思いを語らい同じ番組を観る、という 「絵」はまさに絵に描いた餅になっていった。好景気と反比例するかのように 日本レコード大賞への関心は低下、歩調を合わせるように紅白も迷走を始る。 昭和から平成へと移り変わった90年代には年末の賞レースから紅白へという 流れは求心力を失い、逆に賞レースや権威的なものを意識せずに音楽活動をする アーティストがどんどん増えていった。 ミュージシャン系のアーティストは 紅白に出場するより辞退するほうがイメージに合っている時代に突入した。 “歌謡曲”は若い世代の間では半ば死語となりJ-POPが取って代わる。 この頃からすでに昭和感覚での歌合戦は時代に合わなくなっていた感は否めない。> 1963(昭和38)年の第14回では平均視聴率81.4%をマークし8000万人が観たと 言われるほど隆盛を極めた紅白も、今は昔。看板が大きいだけに変革も難しい。 しかしそれでも、ネットの配信など視聴スタイルが多様化する中でなお30%を 越える視聴率をマークするのだからまだまだ「関心度の低い番組」というわけ でもない。今後どのような工夫が見られるか。紅白がどう生き残っていくのか 見守りたい。 (文・志和浩司)
|
|
|