堀井On-Line



7735,閑話小題 〜戦争となると、問題は兵器!

2022年05月04日(水)

   * 寝室のベッドの上でみるTV内容は…
 朝から晩まで、YouTubeで見るのは、「ウクライナ戦争の戦闘場面」と、
最近は北欧系のスリラーもの。勧善懲悪がハッキリしているが、リアルなぶん、
疲れが残るが、ストレスはとれる。ウクライナの戦闘場面は何とも残酷な場面が
多い。ドローン攻撃で戦車から火だるまで飛び出してきたロシア兵が何とも哀れ。
ジャベリンの命中率が94%というから、鉄板に押し込められた虐殺でもある。
何も知らされず連れてこられた新兵なればこそ、同情に値する。
 今世紀に入ってロシアは、西側の経済制裁にあいおカネが手元に無い分、
兵器の開発が進まず、その欠点が、この戦争で露呈してしまった。その焦りも
あって、無謀と解る隣国に強引に攻め入りざるを得なくなり、ウクライナの地に
ロックされて、虐殺に近い戦争を行っている。NATOにとって、ロシア解体の名目
を得たため、それは集中砲火を浴びせるのは至極当然。 中国と北朝鮮と組み、
核戦争をチラツカセた作戦も、限度にきて、ここまで至った。中国も、ロシアに
対しては恨み忽然の歴史がある。何時、手の平をかえすか見物。
西側も、この場面を見逃す訳がない。という事は、三次世界大戦の可能性が高い。
早ければ今週辺り?か… 知る限り… そう甘い事態ではない。
<ヘリ・戦車対 ジャベリン・ドローンの様相。 中国はドローン開発を国家
戦略としている。さて…中国は、どのように動くか… まさか、台湾攻撃に…?
とすると尖閣、沖縄に…? 第三次世界大戦への線路が、この先、永遠に続くか。

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7385,閑話小題 〜女性社会の話題は尽きず!
2021年05月04日(火)
   * 私の同年代の男女格差がリアル
 私の年代は、終戦直後もあって、男女格差がリアル! 男にとっては天国で、
女は地獄。 同年代から数年下は団塊の世代で人口が山ほど存在する。
1対2の割りあい。様ざまな条件を入れると1対3にはなる。 それもあってか、
男はノンビリしたのが多い。 …何故か、声がかかる割が多いのは、その為と
当時から理解していた。 何れの世界にもNO1の美人が存在している。美人は
絶対に有利になる。生涯格差は7800万と社会学者は宣う。
 …NO1は数うちゃ当たるで、八方美人的に色気を打ちまくる。
…振られても、直に誰かから声がかかる。
 ― 
   * パンデミックが、どんどん身近に…
【 県内では3日、新たに47人の新型コロナウイルス感染が発表された。
  このうち10人が新潟市で、37人はその他の市町村です。】
  毎日、そのタネが尽きることがない… 
ジワジワと身近に迫っているコロナ禍が不気味である。 スポーツジムや、
歯医者の通院も考えなければならないのか?  恐ろしいのは、最悪の場合、
後遺症が一生、ついてまわり、人生そのものが破壊される可能性があること。
人生の90〜95%以上も終えてしまい、元をとった手応えのある身なればこそ、
他人事で済まされるが… 若い人は注意をし過ぎることはない。無知の涙を
流す前に、いま一度、この流行り病の意味を知っておくべきである。 
 …時間経過とともに、コロナ菌が、猛毒化しているような。不思議なことに、
中国が何事も無いように、沈静していること。 怪しいなら、アメリカも、
それ相応な細菌を仕込んで、ばら撒くのも至極当然。第三次大戦の可能性も、
頭の隅に置いて置くべきである。その事態に発展しないことを祈るばかり。
 
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6990,閑話小題 〜父親の話
2020年05月04日(月)
   * 感謝しても、しきれない人
 父親が亡くなったのが、67歳。現在の私は74歳だから7年も年長になる。
8人兄弟の末っ子もあって、両親に、とりわけ父親に溺愛されて育った。
明治人で、潔癖で、真面目な人物であった。私の知る限り浮いた
話は聞いたことがない。骨董商の二代目で、太平洋戦争を挟んで、二つの
時代を生き抜いた生涯だった。 戦前には、現在の10億クラスの資産形成が
あったが、長岡空襲で殆どを失っていた。戦時中の稼ぎは、戦死者の急増で
仏壇販売を中心に乗りきり…、戦後は古着販売と、貸布団を中心にしていた。
地元大手の津上製作所の社長に骨董を納めていた因縁から、互尊翁と言われた
野本恭八郎宅にも自由に出入りしていた。二番目の姉の名前が「恭子」。
私の名前の「八郎」は… 野本「恭八郎」から頂いた。

 10歳までは常にペットのごとく、父親が出かけ先に手をひかれて同行して
いた俗にいう「父親っ子」。敗戦後に小商人の古美術商が、転業に成功した
事例として名を成していた。子供の頃から、時世について父親の薫陶を子守歌
かわりに聞いていたのが、このブログの下地になった。

 父親が年に数回、近くの「行楽」「角八」「喜京屋」のラーメンを食べに
行くのが最大の愉しみだった。派手好みの長女を除いて、兄姉の生活は地道
だったのは父親の刷り込み。太平洋戦争の敗戦で、体制と価値観が根こそぎ
変ったのが骨身に応えたようだ。 収入の4分1を株価の手堅い東北電力、
北陸ガス株などを別口に積み立てる必要性を、何度も教えられていた。
9年前の思わぬ黒鳥の到来で、何とか事なきを最小で終えたのは、父親の
刷り込みがあったため。さらに‘人生も仕事も楽しむこと’を後ろ姿から、
学んだ事がある。そう簡単に生きる知恵は身につきはしない。毎朝、仏前の
両親と祖父母の写真に向かって手を合わしているが、これも幸福への習慣。

 ‘魂’について、これまで数限りなくテーマにしてきた。 
私の魂とは…両親、とりわけ父親の愛情そのもの。死ぬ時に、それと供に
永遠の彼方に放出されていく。だからか今のところ、死への恐怖は少ない。 
70歳代半ばにして、こう言えるだけでも両親に感謝している。

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6622,閑話小題 〜AIについて
2019年05月03日(金)
    <「AIが人間を殺す日〜車、医療、兵器に組み込まれる人工知能」
                        小林雅一(著) >
 最近の情報機器の進化には目をみなることが多々ある。数年前に、居間
から寝室に移住空間の主体を移動してきたことは、何度もテーマにしてきた。 
廊下を挟んで対角にある仏間の書斎コーナーのパソコン前の空間を加えると、
一日の三分二に近い15時間は「奥の院」に在住している。そこでネットTVと、
録画した映画・ドラマと、旅紀行、各種の講演や、YouTubeで動画サーフィン
などに没頭する。そこは現実社会とデジタル映像の世界が交差する不思議な
空間でもある。AIが人間をコントロールする可能性がある「2045年問題」
奥の院では睡眠以外の時間は情報端末で、コントロールされている。
  
  〜Amazonの内容紹介より〜
≪   ◉ 誰も言わない「一番の脅威」 ◉
 飛躍的な進化を遂げる人工知能(AI)。明るい未来が語られる一方で、
「AIに雇用が奪われる」という見方や、超越的な進化を遂げたAIが人類を支配する
「二〇四五年問題」などのAI脅威論も少なくない。しかし著者はむしろ、目前に
迫る危機として、車、医療、兵器の三つを挙げる。共通するのは、私達の命に直結
する分野であること。ここに今、最先端のAIが導入されようとしているが、中身の
見えないブラックボックスであるうえに、ときに暴走の危険性をはらむ。
世界の制御権が人間からAIへと移譲されたとき、その先に見えるのは自ら判断
する機械・システムが人の命を奪う衝撃の未来。AIの真の脅威が明らかに! ≫
   〜読者、感想より〜
・本書でキーワードとなるのは、「Human in the Loop」「Human out of the Loop」。
すなわち制御の輪の中に人間を含めるか、それとも人間を除外するかということで、
自動運転車でいうと、Googleなどが目指しているような完全自動運転車は
「Human out of the Loop」の思想に基づくものになる。今やAIの主流となる
ディープラーニングではビッグデータに基づきAI自身がある法則性の下でアウト
プット(判断や命令など)を出すが、その過程はブラックボックスでAIの開発者
でさえなぜそういう判断になったのかを理解することができない。AIの判断が
統計・確率に基づくものである限り、現実世界との微妙な誤差により誤った判断
をする危険性があることを著者は指摘しており、自動車や医療分野など判断が
人の生死に関わる分野では「Human out of the Loop」は危険であると論じている。
一方、半自動運転車のように人間の関与も含める形の場合は、どこまで人間が
運転に注意を払わなければならないか曖昧な点が問題、実際に実用化されている
半自動運転車の死傷事故の分析では「ドライバーの混乱」が事故の主な原因と
されている。ということで、AIの判断にどこまで人間が関与するかは難しい問題
であるが、急速な勢いでAIの開発と応用が進んでいる今こそ社会全体で考えて
いかなくてはならないことは間違いないであろう。
・本書では、主にAIの技術的な面に焦点を当てて論じているが、基本的にAIの
判断過程がブラックボックスでしかもIoTで様々なAI搭載機器がネットにつながる
時代では、悪意を持った個人やテロリスト、国などによる脅威もどんどん高まって
いるだろう。自動運転車搭載のAIに外部からの操作で誤作動をさせて事故を起こす、
医療分野で治療を支援するAIのプログラムを操作して誤った治療方針を提示させ
結果患者を死亡させるといったケースがまったくあり得ないことではない時代に
なりつつある。AI搭載の兵器がテロリストなどの手に渡った際の脅威は言うまでない。
こういったケースも想定した上で、AIの信頼性を更に高め、悪用を防ぐ方策を
考えていくことが特に人間の生死に直結する分野への応用においては重要であろう。

▼ AIといえば、最近、コマーリャル等で、見かける『ポケトーク』。
 翻訳は、端末ではなくクラウド上のエンジンを用いている。そのため、言語
ごとに最適な翻訳エンジンが活用できる。 従来のオフラインの翻訳機ではなし
えない高度な処理を実現している。これで海外旅行での会話の心配が少なくなる。 
 これをみて、直ぐに考えついたのが『ポケフレンド』。何かを思いついたとき、
話しかけると、即座に、自分では考えつかないレベルの面白い考えを自動的に
伝えてくる機能の端末…。そう遠くない内に、こんなのが出てきたら、如何なる? 
これは思考AI、いや思考サイボーグである。協働ロボットならぬ「協考AI」。
もっとも、グーグルの検索機能も、その類。 自宅の2台のTVはソニーだが、
パナソニックのTVは、音声で直接呼びかける機能と言うが…


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