堀井On-Line



7733,読書日記 〜何が今さら、孤独入門だが…

2022年05月02日(月)

      <定年後からの孤独入門 河合薫・著>

 数十年かけたテーマ日記で孤独について書き続けて何が今さら、
‘孤独入門’だが… これも数千年の哲学のテーマになる。孤独… 
末期がんなどで死を宣告されたり、脳梗塞などで身体が不自由になり、
独り悶々とする中で、対自、即自、対他の世界に閉じ込められ、地球外に
放り出されたような感覚で自問自答の世界に閉じ込められ、一日千秋の思い
になる。離婚などが加わって独りアパートの一室で孤立し、孤独の中で、
独り悶える人生の味わいは…  
 …サラリーマンが、或る日、突然、通勤満員電車の中で、死の衝動に
駆られるというが、考えただけで凍り付く。縁者が誰者一人も居ない苦悶の
中で亡くなり、数日後、発見され、検死されて、火葬場に搬送され焼かれて
永遠の彼方に消えていく。この著書は、組織人の視線だが、フリーランス的
生き方をしてきた私にとって、いま一つピンとこないが、組織人なればこその
恐怖は、それは厳しい。群れはアイデンティティが仲間の温もりがあればこそ。
同調圧力は、こと死に関しては効果がない。
 
…返却コーナーで見つけ、まずはプロローグが何とも味わいがある…
≪ 職場や社会にはびこる居場所のないオジサンたち! 定年前後の本当の
 不安は、お金・健康より「孤独」! 現役時のニッポンのカイシャ生活に
こそ、定年前後の「孤独化」の芽があった!
健康社会学の立場から、(組織内における)現代人の「ジジイ化」「オジサン化」
現象を分析、鋭いメスをいれ好評を博した著者がおくる、「定年」を境に居場所
を失い孤独に陥りやすい人の特徴を分析し、そうならないための対処法まで言及。
 目次
第1章 古戦場巡りで気づく爐椶辰銑瓩寮こΑ宗愁襦璽謄ンの喪失
第2章 塩漬けおじさんが定年で失敗する理由――定年ぼっちになる人・ならない人
第3章 ボッチは定年前から始まっている――有意味感
第4章 死ぬより怖い「ぼっち」の世界――アイデンティティの喪失
第5章 人生に意味を作る 。
 
――――
▼ 定年まじかに付け刃のように身に着けようというしても、これだけは!
 行蔵の問題だからである。とはいえ、一歩でも踏出すだけでも、良い。
それもこれも、死んだ瞬間に消え去る知識でしかない。 死=孤独という先入観
が心の奥に鎮座する厄介な問題。

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7383,閑話小題 〜女性社会のリアル 
2021年05月02日(日)
   * 当時は,何じゃこりゃ!
◉ 男子寮に、12〜3%として3〜4名の同性愛者がいた。人づたいに聞いていたが、
私には違和感がある。良し悪し?は、経験してみないと… でも、気持ちが悪い。
金沢にも、当然ながら女社会にレズがいた。女職場には毎月、缶ビール一本と
乾きモノで1時間位の誕生会名目の飲み会がある。これが面白い。普段、飲み
慣れてない女性の一部が、荒れてしまう。
 或る会の食堂で、20数名の参加者が帰った後で、二人の女性と、後かたづけ
をして、残ったビールが多いのを飲みほしていると、泥酔した一人が、突然、
「私たちってレズなの!」と宣う。 ところが、もう一人がシマッタという顔を
したが後の祭り!その反応からして事実のようで… レズの隠ピな世界の雰囲気。
知らないふりをして、トイレ名目で、その場を離れたが… うぶな若い女性なら
許される?… 世の中は、深い世界を知らないまま消え去るのも必要かと… 
 時と、場合によるが…

◉ 女社会にランク付けがあって、それぞれ群れが存在する。
トップと、次席が3〜4名。それ以外。…容姿、センス、学歴、男友達の有無と、
その質。仕事の優劣。 この順位を無視して先駆けをすると、即座に潰される。
女性相手の付き合いで注意するのは…「独りと、二人以上と区分けして接する!」 
とりわけ、二人以上は…ボスの取り扱い注意を鮮明にしておくべき。
 
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6988,閑話小題 〜アメリカ就業人口の2割が既に失業…
2020年05月02日(土)
   * 近々に3割が失業? …本当か〜
 ネットで調べると、何やら恐ろしい現実が現われ出てきた。
僅か6週間で、既に3360万人が失業し、3分1の5000万人という調査もある。
1ヶ月前のニュースで、銃砲店の前に危険を察知した一般市民が行列をなして
いる映像が流れていた。この事態では、今では然もありなんだが、当時は
驚いてしまった。
 日本では、「10万円与えるから、連休には外出をしないで、家篭りをしろ。」
と… 「店は、生活必需品を売る店以外が閉鎖しろ。2m位の社会的距離を保ち、
3人以上は集まるな…」と。「80歳以上の老人は伝染したら命の保証は無いもの
と覚悟をしなさい。 医療崩壊は一歩手前で止まっている。帰省などは、危険で、
生き死に以外は、立寄らないこと。」 都道府県知事などの首長は、
「観光地を含めて、県内に立ち入らないで欲しい」と宣う。夜の世界はタブー。
もし、それが知れ渡ったら社会的に抹殺。

≪ 既に3360万人が失業し、アメリカで、新型コロナウイルスに対してのロック
 ダウン政策が始められてから 6週間ほど経過したが、その「たった 6週間」で、
アメリカで仕事を失った人の数は、政府の公式な発表で、それ以前からの失業者
を加えると、「 3360万人」となっています。
 アメリカの就労人口は、約 1億5000万人ですので、おおむね 20%以上の失業率
となっているということになります。ところが。昨日、アメリカのシンクタンク
「経済政策研究所」が実施した失業した人たちに対してのオンライン調査の結果
が報じられていまして、それによると「実際の失業者は 5000万人を超えている」
ことが確実となっているのです。
政府による公式な失業申請数は「申請手続きをした人の数」が報告されるが、
この失業保険申請システムが「崩壊」しつつあることがわかったのです。
 大きな原因はふたつで、
・あまりに膨大な数の申請が急激に増加し、処理できない
・失業申請のコンピュータ登録システムが数十年前の古いシステムで、
 職員が更新の方法がわからない

それに加えて調査では「 3月に失業申請した人たちのほとんどが、いまだに
失業手当てを受け取ることができていない」ということもわかってきています。
その中で、アメリカの中央銀行は、「雇用の最大化と物価安定のため、あらゆる
手段を活用する」と述べていて、その結果、アメリカ連邦準備制度の現在の
バランスシートが、冒頭のグラフのように、たった 6週間ほどで、6.66兆ドル
(約 700兆円)という天文学的な数値に達しています。
つまり「国の3分の1が失業するという状態」なのです。 

「経済政策研究所」の調査について報じたアメリカの記事をご紹介します。
調査によると、5,000万人のアメリカ人が過去 6週間で仕事を失っている
4月23日に発表されたクレーム報告書により、アメリカ労働省は現在の不況は、
過去に見られたものとは異なることを認識した。過去 6週間だけで約 3,000万人
以上のアメリカ人が職を失っていたことを確認したのだ。
ところが、このような数字でも、アメリカで失業した人の総数が過小評価されて
いる可能性があることをシンクタンクの調査が示しており、今後、アメリカ人で
最大 50%の人々が職を失うかもしれない。  ≫

 ――
▼ これでは最悪、1929年から発した『世界恐慌』以下の事態になりかけない。
 中国が仕掛けた可能性も見え隠れするが、細菌テロならアメリカも可能性も
充分に有得る。定期的反撃を繰返すとなると、人類滅亡にいたる。

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6621,閑話小題 〜女漫画家の『最後の授業』
2019年05月02日(木)
            最後の講義 「漫画家 西原理恵子」
「エンピツ」の読者の皆様、 今回だけでも面白い漫画写真が載っている
  https://horii888888.hatenablog.com/を覗いてください!

   * 赤裸々に生きる
 去年の8月に放映されたのを録って、保存用のブルーレイの盤に移行していた
のを、数日前に再びみた。面白いのは何度見ても面白い。この5月5日に再放送
するそうだ。 画家を目指したが、直ぐに断念。その技術を活かして生きるため、
歌舞伎町でホステス稼業をしながらエロ本を描いて生きつなぐ。 ところは
東京女子大で、100人の受講者を前に、「女の子の人生で覚えて欲しいこと」を
テーマに登壇、言いたい放題。西原について、これまで何回も取上げてきた。
シリアスで自分に正直であるところが好きだが、傍に絶対居たくない女性。

「もし今日が人生最後だったら、どんなメッセージを残すのか?」。
アメリカの有名大学で行われている「最後の講義」が日本でも始まる。
 西原理恵子のテーマは「女の子の人生で覚えて欲しいこと」。
貧困と隣り合わせの少女時代、エロ本イラストからスタートした漫画家生活、
アル中の元夫との壮絶な日々… でも全ては笑い飛ばせる!すさまじいパワー
はどこから? 「オトコを見る目」「仕事と母親」「新たな彼氏も?」

・“男”捨離!?
・「家族は助け合わなくていい」? 
・「うちは本当に楽しい家庭なのよっていう真っ赤な嘘を、13年つき続けました」
 没夫、鴨志田穣が、アル中になった時に、過ごした日々は、惨め、壮絶だった。
 これをめげる事なく乗り切った精神力には、畏敬の念すらおぼえる。。
 
・「ハタチまで貞淑でいなさい」って言っておきながらハタチになったらクソ
 みたいな男がウヨウヨ泳いでいる大海原に放りだして、「いいの見つけな」
 って言ってもさ、3人ハズレに当たってみ? 10年経ってるよ。キツイよね。
 男にはわかんないんだから二股、三股かけとけよって!
 
・「女の一途って、いけないことだと思うんです」
 「女の一途」は相手の悪いところが見えなくなる病気なんで。ちょっと
 “マイルドなヤリマン”でいいから、って言っているんですけれどね。

・「世の中は腐れちんぽばかりですから、うっかりくわえても決して恥では
 ないんですが、くわえているうちにどうにかなると思ってクチャクチャいつ
 までもくわえているのが一番いけません。ダメだと思ったらすぐに吐き出して
 ください」って
 
・失敗してほしい。元気でやってくれればいい。でも男に依存しないでねって。
 自分だけの人生を歩んでほしい。人生の舵取りを人に任せないこと。うまくいか
 ない自分の人生を、あの人のせいでこうなったって言い続ける人にならないで。
 
・この歳になって、私もいい受け身を取れるようになったんです。背中にいい
 感じの背脂もついて。50歳くらいになると失敗しても笑って起き上がれる。
 ヤワラちゃんみたいないい受け身が取れるようになった。
 
・娘もね、早くたくさん転んで受け身の練習をして早く笑ってほしい。
 失敗しない人はいないんで。人間はみんな転ぶので。笑ってればどうにか
 なるから。動きのいい転び上手なおばさんになってねって。
 ―
▼ <若い女は大よそ2億円ぐらい。それが20年かけてゼロになっていくの…>
 がよい。肉体に包まれた精神と欲求は、制限なく膨張しバランスが崩れていく。
肉体は生野菜と同じように日々、しおれ腐っていくシロモノ。そのギャップが
長年かけて露出する。それをそのまま笑い飛ばすため、それはそれは… 
作家の中村うさぎ、岩井志麻子、とくれば、「たしなみ」など「はみだし者」
の世間の価値観におさまらないオバケのような妖怪女たちだが、それ故に
面白さが格別。 改元の儀式を流し目でみながら、このような妖怪女たちは、
『何じゃありゃ!馬鹿か?』と思っているのだろうが… それにアヤカル…
いや、時が時だけに、ここでストップ! 令和の初頭から何で彼女になるの!
 
 ・・・・・・
 2015/05/27
     修羅場の極意
               『修羅場の極意』佐藤優著
  * カネがないのが最大の修羅場
 月末の運転資金が足りないなどの資金繰りの修羅場を経験をしないで事業を
終えることができたのは不幸中の幸いであった。現在、中小・零細の三分一が、
資金繰りに追われる修羅場状態という。身近で、倒産時の修羅場をみてきたが、
正に阿修羅、いや獣のごとく!であった。そのため先年、知人が自殺に至った。
『修羅場の極意』の巻末の西原理恵子と、著者との対談がリアル! 
≪ 西原: 夫が病気になって思ったことですが、人間は必ず病気になる。
 病気にならない夫も、潰れない会社に勤めている夫も、浮気しない夫も、
 この世の中には存在しません。そのとき、専業主婦だったら家の中は
 滅茶苦茶になる。夫が倒れて、自分に子どもを養う力がなければ、
 家庭は修羅場になります。専業主婦は極めて危険な仕事です。
 夫を治すために莫大なおカネがかかり、半年後にちゃんと死なせるため
 にも莫大なお金がかかりました。 最大の修羅場はおカネがないこと。
 おカネがないと、たいていの人は獣になってしまいます。おカネがないと
 男の子は泥棒に、女の子は売春婦になる危険性が高くなる。
 自分の娘と息子がそんなことになったら、人生最大の修羅場と考えている。
 それさえ避けられれば、ほとんどのことはどうでもいい。
佐藤: 西原さんの修羅場の対処法を整理すると、まず、最悪の状況を
 シュミレーションをしておく。それで、原因を理性的に分析して、
 危険な芽をつぶしておこうということですね。
西原: 子どもを東大に行かせようなど高望みしない。いい子に育てようと
 いった漠然とした理想も描かない。最悪の危馨理から逆算するのであって、
 上は想定していません。
佐藤: いいじゃないですか。東大を出て超有名企業に勤め上司の顔色ばかり
 うかがって、人間としての誠実さを失っていくようなエリートはいっぱい
 いますが、そんなふうになっても仕方ないのですから。
西原: そうですね。人に好かれる、何か言われてもはね返せる強さが身に
 つけばいいなと思っています。人に好かれるって一番の財産ですよね。
 それと、女の子は他人の中傷とかにすぐへこんだりしがちですが、
 それさえ気にしないで生きていける強度があればいいと思っています。≫
▼ 普通の子女が金に困り売春する金額は世界共通で、その地域の一週間分の
 給料分で、日本では4〜5万円が相場とか。対談相手の漫画家の西原真理子
は、夫の酒乱に悩まされ、末期ガンの夫を見送った手記は、日常生活の修羅場
そのものだったという。私も、事業をしている時、『起こってしまった難題に、
更に最悪を想定し、そこから対策を構築』していた。その積み重ねが、喩えば、
シェルターとか、避難ボートの準備だった。また、事業計画の段階で、最悪を
想定して、逃げ口を念入りに想定した。でも、こんな大津波(情報化社会)が
やってくるとは、思いもよらなかったのが本音である。事業で、お金は、
空気と同じで、きれた瞬間が死(倒産)である。そこから逆算しての
安楽死が事業にはある。安楽死は、自分でしか決断出来ないため、悲喜劇が
繰返される。その三分の一の経験だけは、したくはなかった。父の口癖、
『金がないのは、首がないのと同じ! 万一を想定し、備えを整えるべし』
の実践が最後には救ってくれた。準備があれば、最悪を冷笑する視線が生じる。
『こんな面白いことはない!』という、自虐的な、地底からの視線である。
鼻声で、他人の不幸は蜜の味という何への、侮蔑・汚蔑の視線が面白い。
ところで事業生活45年の、どの部分を切りとっても、修羅場と天国。
商売、事業とは、本来、そういうもの。両方とも楽しむのがコツである。

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