堀井On-Line



7730, 閑話小題 〜愛国心より憎しみが先!

2022年04月29日(金)

   * 収拾しようのないウクライナ戦争
 このウクライナ戦争の先行きをテーマにしようとネット検索をすると、書き
たいそのままがシリアスに書かれていた。…何だろう、この既視感の感覚は!
ウクライナの予測をはるかに超えた抵抗は愛国心というより憎しみによる怒り。
 クリミア侵攻までは、さほど愛国心は無かったが、クリミア半島の強引な併合
の恨み辛みが国民に蓄積しており、全国的に<ロシアのやつ、必ず次がある >
と、地方各地に自警団が出来ていて、侵攻の場合のシュミレーションをしていた
といいう。侵攻直後に在日ウクライナ人が自国の友人に電話したところ、明るい
声と空気の高揚心がままが伝わってきたという。自国愛より、憎き敵と戦うと
いう意思そのままである。それがあってこそ、世界中から義勇兵が駆けつける
のである。 その辺りをコピペする…

『 まずはっきり言って、ロシアのウクライナ作戦は先が見えない。
 2月24日攻撃開始時の作戦があまりにもまずかったせいで、
・ロシア軍は戦車を600両以上、将軍クラスの司令官を10人弱、失っている。
・ロシア陸軍が保有する戦車は全部で2400両、今回ウクライナに向けた
・将軍クラスの司令官は20名ほど。つまりウクライナ方面のロシア軍は、
通常の作戦行動が不可能になるほどの打撃を受けている。そしてロシアの
工業力では、迅速な補充は不可能だ。ウクライナ軍は守りに強い装備を持って
いる。米国などから提供されたスティンガーという「携帯ミサイル」
(たった一人で持ち運び、発射ができる)で、ロシアのヘリコプターや軍用機を
撃墜し、ジャヴェリンという同じく携帯ミサイルでロシア軍戦車を面白いように
狙い撃ちできる。ウクライナ黒海沿岸に迫ったつもりのロシア揚陸艦は、
ウクライナ軍に撃沈されたし、ロシア黒海艦隊の旗艦=司令艦「モスクワ」
もウクライナ製ミサイルの餌食になって撃沈された。
・第1次世界大戦以来の戦車の時代は終焉を告げているのに、ロシア軍はそれに
対応していないのだ。2010年代前半、5兆円相当も予算を上積みして装備を近代化
したはずなのに、将軍たちのマインドは第2次世界大戦での成功体験から離れて
いなかったし、5兆円の相当部分を自分たちのポケットに入れてもいるのだろう。
・ロシア軍はキーウ周辺から引揚げて、ウクライナ東部の完全制圧--これまでも
一部を実効支配――に目標を転じた。戦車がもう効かないから、大砲で集中砲火を
浴びせて、都市を「地表から消し去る」作戦に転ずるのだろう。しかし大砲を
発射すると、その位置はウクライナ軍が米国からもらったレーダーで探知。
ドローンも使ってその位置めがけて長距離砲、あるいはミサイルを発射して撃滅
することができる。
 … …
7380,閑話小題 〜この見極めは難しい! ―4
2021年04月29日(木)
         <地方にも感染ドミノ波及 変異株置き換わり…
                        〜朝日新聞デジタル〜
  * 国内外で…パンデミックが急拡大…
 本格的パンデミックが始まった!か、どうかの瀬戸際が…現状。
TVではワクチンが本格的摂取され、何とか間に合いそうだと楽観的だが、
それは大本営の発表でしかない。 …それに比して流れてくるニュース映像は、
眼を覆いたくなるような悲惨なものばかり。そんな事より、目先の激減している
営業を続けてよいものかが、最前線の店主の悩み事。まだ、国からの資金援助が
あるが、これも何時までも続くわけでなし。 私なら、早々に割切るが、撤退の
準備のない人たちにとって、ただ、自らの都合の良い想念に逃げ込むしかない。
毎日、流れてくるパンデミックのニュースは、見ていてだけで、息苦しくなる。
 これは世界的大災害であり、軽いものではない。
   〜‘国内外の現状’と、専門家予想〜 
【◉ 新型コロナウイルスに感染して亡くなった人が、国内で1万人を超えた。
 事態は好転するどころか期待のワクチンは後れをとり、海外の変異株が急拡大。
日本の感染状況は深刻さを増す。爆発的に感染者が増えた関西圏では、比較的
若い世代の死者も目立ちはじめている。「このままでは救える命が救えなくなる。
医療崩壊の兆しが見え始めている」 重症者を受け入れる大阪府内のある病院
の関係者はそう危機感を募らせる。 この病院では三次救急の受け入れを止め、
ICUもコロナ専用に切り替えたが病床は足りないという。】
【◉ 新型コロナウイルスは、特別措置法に基づく緊急事態宣言や
「まん延防止等重点措置」が出た都市部以外でも、感染が改めて拡大してきた。
コロナ対策を厚生労働省に助言する専門家組織は27日、全国的に新規感染者が
増えていると指摘。変異株については関西で8割、東京で4割を占め、今後、
全国的に置き換わりが進むと予想した。
 変異株の割合は、大阪、京都府、兵庫県で8割程度の高い水準が続いており、
「従来株と置き換わったと推定される」と指摘した。愛知県でも6割程度。
国立感染症研究所の推計値では、福岡県や沖縄県でも8割以上が変異株に置き
換わってきている。
◉ 田村憲久厚生労働相は会合で「全国的に感染者が広がっている。緊急事態
宣言発令以降、『人流』は減っているが、昨年の4月の緊急事態宣言と比すと
やはり、減り方が緩やかだ」と警戒感を示した。】
 ―
【◉ * 酸素残り2時間分、「譲って」涙の懇願 インド医療崩壊
インドは現在、これまで最悪の新型ウイルス流行の波に見舞われており、
 医療現場がひっ迫し、火葬場は休みなく稼働している。 患者の家族らは、
医療用酸素や病床が必要だと訴えるメッセージをソーシャルメディアに投稿。
首都ニューデリーは1週間を予定していたロックダウンの延長を強いられた。
インドの累計死者数は世界で4番目に多い19万5000人余り。感染者数は最近に
なって急増し、世界の新規感染者数を押し上げている。26日の死者数は2812人、
新規感染者数は35万2991人と、いずれも過去最多を記録した。
◉ 4月26日、新型コロナウイルスの1日の新規感染者数が35万人を超え、死者も
過去最多の2800人となった。いずれも4月初旬から約5〜6倍の爆発的な増加。
累計の感染者数は約1700万人、死者数も約20万人にのぼる。
現地の一部専門家は急拡大の一因として、感染力が強く、ワクチンが効き
にくい変異株の存在を指摘する。インドでは「二重変異」が確認され、
「三重変異」が見つかったという報道もある。医療用酸素や薬品の供給が追い
つかず、医療崩壊を止められない。】
 ―
▼ 去年のイタリア、南仏、英国のパンデミックによる医療崩壊の惨状,その
 ままが、インド、日本に移動してきたようだ。これでは、いっそう強度の
「国家非常事態宣言」法の作成と、発令も必要かと。

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