堀井On-Line



7596,閑話小題 〜昭和の高度経済成長期に…

2021年12月14日(火)

   * 藤圭子のドキュメント
 生きてきた障害がドラマそのままの歌手のドキュメント… 
その物語も、脚色で彩られた可能性が強いが! 北海道で浪曲師の父親と、
三味線弾きの母親の元に育ち、放浪してきた家族。藤圭子の才能を看破して
売り出そうと目論んだメイン・マネジャーと、サブ… が、彼女をメジャー
歌手にしようと奔走する姿がテーマ。 売れない中で藤が、よじ登るように
ヒット曲を当てて這い上げっていく姿が、ヒット曲とともに描かれている。
10年後には、ビルの屋上から、衝撃的に投身自殺で終止符をうつのが劇的。
 ―
 1969年の頃といえば、私にとって現実社会に胸高らかに飛び出していた頃。
花の昭和40年代は20歳代そのもの。見える周囲は、高度経済戦争の御花畑。
しかし周辺は安保闘争、ベトナム戦争、社会主義革命、月面着陸という現実が
歴然としてあった。その騒然とした沼のような世界に、毒々しい?…花一輪。
何とも時代背景が、相まっていた。彼女の歌に魅せられた作家の川端康成が、
彼女に会いたいと、料亭に席をとったが、何故か二人とも来なかったと…
作家として、生立ちの真偽を知りたかったのだろう。
 学生時代は、寮から新宿の盛り場まで歩いて30分程のところに住んでいた
こともあり数度か、歩いていったことがある。当時、安いステレオを購入して、
ジャズとか、アメリカンポップスの音楽を聴いていた何とも刺激的な日々。

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7241,閑話小題 〜勝負の3週間の結果は
2020年12月14日(月)
    * あいも変わらずコロナ禍の話題…
  勝負の3週間の結果は、見事に失敗した。年末の忘年会の1割も居酒屋の
予約は入ってないというが、景気を直撃。年末年始は、例年になく、静かな
年越しになりそうである。 人類文明が始まって以来の「群れ派の否定」
世界各国と個人が内へ内へと、向う時節に大転換。その中で、群れを文化の
基調に置く日本人は、ただ茫然。 何故か、この30年間、哲学に興味を持ち、
自問自答を続けてきたのが、ここで、プラスに働いている。

【 西村経済再生担当相は25日、有識者らによる新型コロナウイルス対策分科会
(会長・尾身茂地域医療機能推進機構理事長)後に記者会見し、分科会全体と
して強い危機感が共有されたとしたうえで、「この3週間が勝負だと。いまの感染
拡大を抑えられるかどうか。その大事な、大事な3週間だということだ」と訴えた。
 …「これができないと、感染がさらに広がると、次のステージ4になると緊急
事態宣言が視野に入ってくる。あの春のような自粛ということになってくる。】
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▼ 欧米、例えばフランス、イタリア、スペインが、「Go To キャンペーン」を
 実施したとすると、それこそ世界中の笑いになり、バッシングの対象になる。
その想定が日本政府筋には理解できない。それだけ、このコロナ禍が大変な事態
ということ! 受皿(サービス業)の底が抜けてしまえば、そこに出てくるのが
社会不安。情報化のマイナス面が、露わに、その実態を伝え、拡散する為、
底冷えは早くなる。感染拡大は、堰を切って拡大を始めた。
 <皆で篭れば、何ということはない!>は、特に日本人には似合っている。
冷凍技術が進化し、店頭と同等の味が可能。宅配も、「Uber Eats:出前注文」
が、普及をして気楽に利用可能に。これでは不況になって当然。
 
 その社会不安を外に目を向けたくなるのが、独裁者。中国、朝鮮、ロシアを
隣国にいただく日本。アメリカにとっては、武器売却先として最適な友好国! 
私の見立てでは、楽観的にみて、ピークが来年のいま時分。そう設定すると、
世界的に、底抜けは避けられない状態。 何とか2〜3割に落ち込んだ売上が、
5〜6割まで回復した矢先の、この事態。御先は真っ暗! リーマンショック時を
重ね合わせると、現在は2009年になる。2011年まで、あと2年。そうこう、当時を
考えると、あまりに甘かった!と、思われる。バブル崩壊に対する認識も、然り。 
 経験してきたから悲観的になる。フリーランスは、誰も助けてはくれない。
弱肉強食の原理が、そのまま、日々になってくる。

 さらに、一つ加えると、地震/津波が、こういう時節の重なる傾向にあること。
バブル崩壊の10年後の9・11テロ! リーマンショック後の東北大震災、そして、
今回は… 歴史はくり返すと冷然とした現実がある。

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6848,閑話小題 〜動物の不思議な世界
2019年12月14日(土)
   * 動物の不思議な世界
 この春に、玄関・横の電信柱からカラスが大量のフンをして一面が真っ白。
その退治のために百均の店から、隼の形をしたコケおどしの黒い飛行物体と、
ハロウィン用の鬼顔をした丸い提灯を購入。一時、姿が見えなくなった。
ところが、その数ヵ月で、カラスが近くにやってきて威嚇を始めた。そこで、
もう一つ、隼人形を買い増し、二羽、並べて吊るしたところ、カラスだけでなく、
野鳥と虫の声が一切、消えてしまった。特に虫が反応したのには、驚いた。
春先に、河原で燕が虫を追いかけるを見かけるが、虫の天敵は鳥と独り納得。
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   * あと一月で74歳
 私も「老人」と思いたくないが、現実は、歳月、人を待たず。姿、形だけで
なく、心も年々、老いてきた実感が増している。自分だけでなく、人それぞれ
の姿に、合せ鏡で確認せざるを得ないのが厳しい。しかし、心は還暦辺りに、
そのまま留まっているため、その差が何とも哀しく思う日々。 これが老年の
哀しみと… 閑なればこそ、過去が浮び上って、一つの塊りとして自分に迫り
くるため、それは重荷として被さってくる。それは老年だけでなかった。
今さら何、老年の哀しみと思って始まらない。ゾンビとは「生き損ない」か。
世間体で縛られてきた老醜が強いコテコテの「生き損ない」が抜っぽしてきた。
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   * 英国のEU離脱が決定
 選挙結果が、離脱派の保守党の圧倒的勝利に終わり、これで、世界の枠組みが
大きく様変わりになる。乱暴な解釈になるが、日本が中国・インド圏に入るか、
アメリカ・イギリス圏に入るかの国民投票のようなもの。英国にとって、
海洋国家として欧州から離脱決定の選択も、正しいと思える。 
…EUは、本来、独仏主導で、端のイギリスは、地勢上からみて、絶対的に不利。
イスラム教徒が、堰をきってなだれ込むのを良しとしない。その責任をEUに
押付けて、ドーバー海峡を、海の砦にして、あとは南ア、オーストラリア、
ニュージーランド、カナダ、アメリカと組む戦略も、賢明でシタタカである。
しかし確定をすると、の問題… …EU残留を希望するスコットランドの独立問題。

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6484、つれづれに哲学 〜現在という絶対地点
2018年12月14日(金)
                〜『絶望を生きる哲学』池田晶子著
   * 幸福とは、ここに尽きている!   
<「不幸」とは、じつはそれらの事態そのものでなく、それらを不幸と「思う」
 ことにある。死ぬことが不幸なのではなく、死とは何かが知られてないことが
不幸なのである。 現在しか生きることができないと知ったら、現在において、
為すべきことを為し、現在において、愛するだけ愛する。
われわれの「幸福」は、十分にすぎるほど、ここに尽きていると私は思う。
 ―                          〜「考える日々」>
▼ 池田晶子が亡くなってはや10年以上経過する。 彼女が宣う、人生は
「現在を生きる!」の一言に尽きる!と。とはいえ、過去も、存在するだろう
未来も、「現在」が(を)孕んでいる。 さほど多く残されてない時間の中で、
一日一日、一刻一刻を生ききるしかない。現在といえば「いま、ここ、わたし」。
永遠に向かい垂直に立つ。
―― 
   *なぜ「ない」ものが怖いのか   〜『14歳の哲学』より
< 生死の不思議とは、実は「ある」と「ない」の不思議なんだ。
 人は、 「死」という言い方で、「無」ということを言いたいんだ。
でも、これは本当におかしなことなんだ。「無」とは「ない」ということだね。
無は、ないから、無なんだね。それなら、死は「ある」のだろうか。
「ない」が、「ある」のだろうか。死は、どこに、あるのだろうか。
君は、たぶん、死ぬのを怖いと思っているだろう。死んだら何にもなくなる
じゃないかって、でも、何にもなくなることは「ない」はずだ。なぜって、
「ない」ことは「ない」からね。じゃあ、なぜ「ない」ものが怖いのだろう。
ないものを怖がって生きているなんて、何か変じゃないか。>

▼ 池田晶子の書籍を多く読んできたが、上記のエピクロスを噛み砕いた、
 個所が私にとって、ベストの部分である。父が亡くなる前に、死の恐怖に
慄いていた時に、エピクロスの一節、
【われわれが存するとき死は存せず、死が存するときわれわれは存しない】
を説き、一人称の死は、妄想とと知った時の父の安堵した顔を忘れられない。
たった、これだけのことを知っているかどうかで、死の恐怖が10分の1、100分
に激減するのだから。
〈所詮は10の500乗の多宇宙の中の、この宇宙の生臭い塵でしかない『自分』…〉
でしょう。 なら、生臭い人生、何おか言わん! となるとエピクロスの快楽
主義に毒され過ぎた私の脳レベルが露呈する。
 最後は、「達磨さん、ちょいとコチ向け」ですか!

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