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2021年03月06日(土)
< 『孤独論』 ―逃げよ、生きよ― 田中慎弥・著 > 孤独といえば、ここで数多く書いてきた。20歳で創業・人生を思いたつと 同時に、その志は孤立、孤独の徹底を要すると…、群れを避ける人生を意味 するとしる。 20,30,40歳代は、面白いように世界が日ごと拡大する。 知っただけ知らないことが増加する、そこは暗黒の世界と同時に、己の卑小性 にぶち当たる。そこで、自己能力の設定を、その都度決めて、破壊していく。 その都度、孤独の問題に悩まされる。 後で考えてみれば、時系列に、日記を 書いておけばよかっただけのこと。 都会のど真中で、何処に属することなく、 何の手がかりなく、独り茫然とする『孤独』の味わいは何とも言えない味がする。 孤独こそが創造の原点になる。その辺りが曖昧にしておくと、後あと問題が出る。 人生75年、ここまでくると、孤独も、孤立もない。あるのは、諦念だけ。 過って『孤独』を書くにあたって、ネットサーフィンで、四体不自由な身体 障碍者のブログに行き付き、直に、簡単に孤独などを取り扱かおうとした自らに 恥じたもの。 この副題が<逃げよ、生きよ>だが、現実は「逃げられず、 生き辛い」のである。孤独は節目に直面する底冷えする感覚。そこから、出発 しないと、前向きになれない。群れる彼らは、その半ぱな連中の溜り場!
・・・・・・ 6931,読書日記 〜快活こそ悟り! −7 2020年03月06日(金) <『老年を愉しむ10の発見』> * 老年論を人生論としてみると含蓄がある 身近な人の死を凝視すると、「何だろう死ぬことは」に行きつくが、 そう簡単な答えなどあろう訳がない。それは「生きることは何だろう」に、 そのまま通じるからだ。 〜ここで著者が述べている… 【すべての存在の意味は、『存在のあらゆる可能性を確かめつくすことかも しれない。それ以外の目的を持たずに、それを永遠に続けるのだ。そして、 このプロセスが何時か終わりに達したら、再び最初から始まる。 一人一人が、 一つ、もしくは2、3つの可能性を試すのだ。それ以上を試すには人間の人生は 短すぎる。「人が生きる」ということは、いわば「自然による夢のような発明」 とみなすことができる。…もしかしたら、バカげたことだが、それ故に、逆に この見事なまでのバカげた例外的現象を享受し、その可能性を常に追求し続け、 その現実に関わっていくことが魅力的になる。】 ― ▼ 結婚相手に… 職業選択に… そして趣味にもいえること。これは因縁と 絡む。因が己の意志なら、縁は間接意志になり、その合意を一生を通して 享受する。当るも八卦、当らぬも八卦。‘2つ、3つの可能性’を如何に選択し、 集中するかである。そこに虫とモグラ観だけでなく、鳥瞰、魚観、蝙蝠観の 視点が必要となる。その幅が教養となる。老年に、その人が長年かけて培った 経験、知識を持って、行蔵と、世界を改めて見直す時節として改めてみると、 起承転結の「結」の「再生の時節」で、決して起承転転ではない。私たち凡人 には、2,3つしか因縁は与えられない。 それが、その人の人生となる。 …老年は、人生の完成に向けて、新たな出発の時節、そのものとなる。 今さら、慌てても仕方がないが… 〔 達磨さん、ちょいとこっち向け、世の中は、月雪花に酒に女だ 〕 …としても、面白かった? まだまだ、足りない? 今さら遅すぎ? 今は、ネットがあって、解放(開放)もしてくれるが、束縛もする。 とすると、起承転々の方がよいのでは。 いや何方も同じですか。 で偶然、脈絡として以下の内容に丁度良く繋がる… 面白いものである。
・・・・・・ 6565,閑話小題 〜「空を飛びまわるにわとり」 ー2 2019年03月06日(水) * 世界の果ての空を飛びまわる、にわとり二羽 4年前の2015年03月04日に(…後でコピー) <5102,閑話小題 〜空を飛びまわるニワトリ>をテーマに書いた。 これを改めて読返してみて、私のライフワーク「秘・異郷旅行」が、これで ないかと思い当たった。 パタゴニア、シルクロードなど、単独は無理でも、 パックで、家内連れで、それもシーズンぎりぎりのタイムセールスもどきの 格安料金で… 。ゲーム感覚で世界地図を埋めていく感覚で。 5年半にわたる母親のアルツハイマーの面倒など、ストレスがピークに達した 40歳代に入って、その解消を含めて始めた旅行については、何度もテーマにして きた。「空を飛びまわるにわとり」から思いついたのが、これ。 テーマの題名は、<世界の果ての空を飛びまわる、にわとり二羽>。 家内同伴は、日常を非日常に持込む弁当持ちのよう…。これが慣れると面白い。 行先は2〜3ヶ月掛けて、ああだこうとパンフレット、ネットで選定。帰国から 2〜3ヶ月は熱が冷めやらず、その渦中の話題が楽しめる。 行先の情報は、 旅行の行程で、ツアー仲間と添乗員から聞き出す。確かに贅沢だが、国内旅行と、 普段の生活を、その大義名分で合理化した差し引きの計算をすると、平均年に 二回で「100万位の予算」で、2人で3000万。 高いか安いかは、価値観の問題。 「行蔵」をとるか、「預金残高」をとるか? ニワトリとは言い得て妙。羽根は 退化しても、パックという羽根を使うことは可能。世界の文化、文明、大自然の 景観を合理的に味わうことが可能になる代物。「空を飛びまわるにわとり」と いえば、ネットが思い浮ぶ。部屋を庭に例えて、ネットで世界の空を飛びまわる ようなもの。にわとりは、本当かどうか?「7秒前のことは忘れる」という。 しかし、うちのペットは、間違いなく2〜3日は記憶している。 スマートフォンの普及は、この10数年で、世界を根こそぎ変えてしまった。 にわとりに、情報という「羽根」を万遍なく与えてしまった。これが人類20万年 来の生活様式を変えてしまった。 15世紀半ばにグーテンベルグの印刷技術が 発明されて、情報が格安に普及されるなった。これは人から印刷物への情報の 移動を意味する。 550年後の21世紀には、スマートフォンなどで、情報が紙と 人間から解き放され、一人立ちをしたことを意味する。その次は、AIが2045年に、 人間から独立して一人立ちの可能性が論じられている。 情報化社会の到来が、 世界を激変させている。3,30,67%の社会格差が、より鮮明に露呈されてくる。 一人一人が、強い絆で結ばれる反面、隔絶される社会の到来。 満員電車内で、誰もがイヤフォンを耳に、情報端末を見つめている社会。 家に帰れば、AIロボットがお出向かい! 居間では大型TVを通して、仮想世界の 住人とコミュニティ。 デジタル社会のニワトリとは、まさにこれ! 隣は何をする人ぞ! そんな言葉さえ、死語になる。8年前から私自身、 内向きになり、TVとネット世界へ独り閉じ籠もる生活に。居間から… 寝室と 書斎コーナーに移住? 内的隔絶は更に進んだ。 まだ、ブログで内的世界を 開放しているため、精神の淀みは少なくしているつもりだが… デジタル社会の ニワトリのような自分にハッとすること屡々。 このブログも、哀しく寂しい 不自然な内面の公開ということ? デジタル社会のニワトリね〜 コケコッコー! 幸せなことです。 ニワトリから、鷹は無理とでも、 デジタル社会のカラス? 渡りの鴨? 鳶? 土鳩あたりですか。
・・・・・・ 5834,閑話小題 〜4k8kテレビの世界 −4 2017年03月06日(月) * 世界の絶景をドローンで空撮 新婚旅行で行き先の絶景をドローンで空撮をしながらYouTubeに進行形で投稿 した録画の新鮮さが、バズって世界中で大ヒットした。ごく普通の人が、2年間、 節約した金で世界各地の絶景を空撮した切口と、絶景録画が何とも素晴らしい。 数日前に、かつて録画していた世界絶景紀行のボリビアのウユニ湖の紀行モノ をみた。ここで現地ガイドが、サービスの一つとしてドローンで空撮をした画面 をタブレットで、見せていた… 南米の僻地でも、時代の先端をいっている。 その録画から見える絶景が美しかったのに驚いた。YouTubeで検索で、出てきた 星座群と、湖面に映しだされた輝きはTVでも感動もの。4kビデオ+ドローンの 空撮は、空中からの自撮りも、空中探索も可能になる。 〜2人のネット記事から〜 【 ● 彼らの旅を彩ったのが、ドローンによる空撮だ。
・・・・・・ 6201,閑話小題 〜恋と愛の違い −5 2018年03月06日(火) 『男はつらいよ』〜寅の恋愛談義 * 俺にも言わせろよ! 〜B 大家: で、改めて何を言いたくて登場したの。 フーテンの寅: 俺の澄んだ純粋な気持ちを誤解されたくないの。御前さんたち とは違うんだ。俺には柴又の実家の一室と家族しか無いんだ。 八つぁん: しばし、美人に恋心を持って、現実逃避をしてるんさ。恋心の 絵図の妄想を楽しむしかないさ。その裏には辛い辛い現実があるの。 熊: そんなの俺だってそうさ。長屋の一室で女房・子供だけ。それと町内と、 その周辺の500m範囲だけど、あんたは全国区だもんね。いやウィーンまで 行ってきたじゃないか。その軽さに憧れるんだ。俺なんぞ長屋の住民を除くと、 寅さんを通してしか、世界を知らないんだ。 フーテンの寅: 仕事を終えて、田舎町の安宿で、部屋で独り飲む酒のほろ苦さ。 この味は、良くも悪くも格別だよ。明日、この宿を出れば無一文。さてと、 今日の稼ぎと寝ぐらを如何するか?の流離の不安と情けなさ。そこが四国、 九州なら、野宿が出来るけど、雪国なら茫然とするね。で、駅の待合場所で 震えていると、涙が出てくるの。思いだす様々なマドンナとの邂逅のこと。 それが毎日だからこそ一刻の幸せの味が解るんだよ。 八つぁん: 日常生活では、そういう経験は少ないからね。だから何時も言う、 日常にドップリつかっている世間様から距離を置くの。 フーテンの寅: 俺と同じにしないでよ。全く、違うじゃないか。 俺のような人間は、誰にも必要とされてない。その上に暇がタップリあるし。 問題は、寂寞感に、孤独感が重なった時に、その状態を良しとする強い心持ち が必要なの。だからさ、自分を説得するの、「何とかなるさ!」とね。 俺を待っている人が、きっと何処かに居るとね。そう思うしかないだろう。 熊: 気楽そうにしているけど、俺って何時もいつも、どうしようもない自分を 持て余しているんだ。俺も実は、真っ当な人生を生きたかったとね。 長屋の寅さん: おい熊さん。その真っ当な人生って何だというんだ。 そりゃ、真っ当な人間に向かっていう言葉で、俺ら長屋の住人を前に言って はいけないよ。そりゃ、老い先少ない大家さんが言うのは解るけどね。 大家: 老い先短いと、面と向かって言うんじゃないよ。現実なんだから。 半径500mの世界に全国区の寅さんが、現れて話に加わると、何かチグハグ しないね。 とにかく、神様や、スターリンまで出てくる長屋だからね。 熊: 話の内容が面白ければ、それでいいけど、俺様からみても、現実から離れ 過ぎてて… 。 八つぁん: ところで、長屋の寅の場合、何時も頭に貴方を想定しているけど… フーテンの寅: いや、想定だけじゃ、面白みがないね。チャンと人格として 呼出して欲しいの。 今日は初出演ということで… いいけどね。 長屋の寅: おい俺は、どうなるの? 大家: 最近、役割が熊と変わりばえしないし、つまらないね。 八つぁん: 熊さんもつまらないね。与太郎に変えようか? そういえば、珍コロと、珍獣もあったね。 フーテンの寅: また呼んでよ。長屋の寅ではは面白くないからね。 リリー: 今度、私も呼んでよ。それと山田洋一監督に伝えてよ。寅さんが 居なくとも、私と‘さくらちゃん’を二人を準主役にすれば、例えばさ、 過去のマドンナの回想を細切れにして物語にするとさ。面白いでしょう。 2人して厚化粧をして、ボヤかせばね何とかなるしね。 大家: …お後がよろしいようで。よほど書くネタが無く、暇のようで! 追記) 明日、6年ぶりに、以下の問題を取り上げてみようか? 10の500乗の他宇宙の存在について…
・・・・・・・ 3998, 宇宙は本当にひとつなのか ー3 2012年03月06日(火) 「宇宙は本当にひとつなのか」 ー村山斉著 「暗黒物質ーダークマター」「暗黒エネルギー」「多次元宇宙」「多元宇宙」 が、この本のキーワード。まず「暗黒物質ーダークマター」から取り上げる。 * 「暗黒物質ーダークマター」とは? 目で見えなくて正体不明だが重力を持つように観測されるものを暗黒物質 と呼ぶ。銀河は遠くに行っても星やガスの速度は遅くなっていない。このため には、見えない物質(暗黒物質)が銀河の端に行くほど増加していなければ ならないことになる。また、遠くの銀河団の光が巨大な重力により曲げられる。 これから暗黒物質が存在していることがわかる。そもそも、この暗黒物質が なければ、地球も、太陽も、星も、銀河も生まれなかった計算になる。 この暗黒物質は何物とも干渉しないので、今この瞬間にも私達の周辺、身体を すり抜けている。暗黒物質の有力候補がアクシオンと、超対称性粒子の ニュートラリーノであると理論的に予言、期待されている。 ニュートリノ観測結果から、銀河系の中にある星はすべて原子できていると結論。 銀河系全体では、その中心からの回転速度の観測から、見えないが重力を持つもの (暗黒物質と命名)が存在し、宇宙進化のシミュレーションから暗黒物質が 存在しないと現在の宇宙は存在しなかったことになる。最新の宇宙研究の現場で、 この「暗黒物質」をつかまえる一歩手前まで来ている。現在、仮説としては、 「暗黒物質は異次元から来る使者という可能性」が、まじめに議論されている。 ー以下は、暗黒物質についての箇所であるー 【 私たちは学校で、万物は原子でできていると習いました。 ですが、その原子は宇宙全体の5%にもならないのです。ここで疑問に なるのが、残りの95%は何なのか。実は約23%は暗黒物質で、約73%を 占めるのが暗黒エネルギーなのです。全部足すと誤差の範囲でちゃんと 100%になります。暗黒物質も暗黒エネルギーも、名前はついていますが その正体はわかりません。】 【 この考え方が最初に提起されたのは1933年のことです。銀河団の銀河 の運動を観測したフリッツ・ツビッキーが、最初にそういった。最近の観測では 銀河団のほとんどが暗黒物質でできている。どうしてそれが分かるのか? 重力レンズ効果を利用し暗黒物質の分布が分かります。重力レンズ効果とは、 アインシュタインが予言したもので、光は重力に引っ張られて曲がる。 そのため、遠くにある銀河や星の光は変形して地球に届く。この重力レンズ 効果が、今は正確に測定することができるようになったのです。暗黒物質の 分布地図作りではっきりしたことは、暗黒物質は原子ではない、つまり宇宙に ある物質の8割以上は、原子ではないということ。】 【 暗黒物質は、ニュートリノ以上に、他の物質と反応せずに、地球なども すぐに通り抜けてしまう物質です。電子やニュウトリノと同じような小さな 粒々の粒子だと思われる反応はしない重い素粒子と想像される。】 ▼ ビッグバンから、この宇宙が始まったというが、その元になる素粒子が、 どうして生まれたかは謎のまま。暗黒物質が、他の宇宙から来たというなら、 ビッグバンの原因が、暗黒物質が来た原因を探し求めていく中で分かって くるのでは?と思われる。 【 「一生分の夫婦の話題づくりをしよう」 そんな一言から、ある夫婦の壮大な旅路が始まった。関西国際空港から飛び 立った2人は400日をかけて地球を一周、48か国を巡った。2人は自分たちのこと を「ハネムーントラベラー」と呼ぶ。400日間の世界一周旅行は彼らにとっての 新婚旅行だったのだ。新婚旅行で世界一周というのもユニークだが、彼らの旅 にはもうひとつ独特な試みがあった。行く先々でドローンを飛ばし、世界各地の 名所の空撮映像をSNSで公開していたのだ。これをイギリスの国営テレビ局BBCが 報じたことによって、2人はいちやく有名人になった。千貴さんがネット上に アップした一連の動画の合計再生数はいまや1000万回を超えるという。 400日間もの旅路は夫婦に何をもたらしたのか、そして夫婦を旅にいざなった ものは何だったのか。2016年8月に日本に戻った。新たな生活を営み始めた2人に 話を聞いた。<ドローンから撮影した絶景はこちら> 】 ▼ 従兄も、これを見たのだろうが、写真マニアなら実に無念のはず。 私が50年かけて51回、合計延べ500日間、予算が3500万円。 この二人は、予算500万で、400日。家賃3万円のアパートに暮らし、徹底した 節約生活を送り、2年でこの大金を貯めたという。それにドローンに4kビデオ。 何とも羨ましい限り。プログラマ―のため、仕事で路頭に迷うことがないという。 2人の行先の多くが重なる… 毎日、真昼間から寝室に籠り、異世界に入り込む のも、変といえば変だが、それでも精神は異世界で羽ばたいている。 〜で、再び、文脈が、去年の同月同日の内容に続く。
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