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2004年04月15日(木)
「西武の堤義明会長が辞任!」とニュースで報道していた。 随想日記で専務が逮捕された時「お笑い西武鉄道」という文章を書いたが、 所詮は悪口でしかないと、掲載を止めた。 しかし辞任ということで、ケジメをつけたということで書く。
西武の森元監督が講演会で、彼のことを「超ワンマンで、西武の試合の采配に対して、 口うるさく電話がくる」と言っていた。監督にとって大きなプレッシャーだったとか。 テープだけはとらないようにと講演前に言っていたのは、堤を恐れていたのだろう。
西武鉄道の専務が逮捕された時「彼が知らないわけがない!」と誰もが思ったはずである。 逮捕されないだけよかったのだろうが、やはり辞めて当然である。
歴代の首相が就任をすると、3億の祝い金を払っている?という話を聞いたことがある。 一つの時代が終わった事件である。
堅実経営で、バブルにもたいして踊ることなく西武グループをここまで率いた力は 大である。最後をまっとうすることの難しさをつくづく感じる。 もっとも、辞めるのは本社の会長だけで他はそのまま留まるというから、カタチだけ なのだろう。 ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・
2003年04月15日(火) 741, デフレと対策 −2
ー 前にもこのテーマで書いたが、今一度書く。
今の日本はデフレである。 しかしそれでもアメリカの物価より物価は実感として、2倍3倍高い。 それが修正過程に入っているだけである。 戦後の実質社会主義制度による統制物価が、その崩壊とグローバル化で 世界的な物価への平準化プロセスに入っているだけである。
家具のニトリにしても、イタ飯屋のサエゼリアやマクドナルド、100円 ショップが好調なのは、グローバルな物価の追求を実践をしているためだ。
世界的な物価に下がるまでデフレは続くのが当然である! それで恐慌になっても仕方がないことだ。 ジタバタバタしないで、このデフレの中で自分を変えるしかない。 政治頼みや批判をしても、仕方がないのは自明の事。 やるべき事をキッチリやってそれで駄目なら退場するしかない。 やるべき事もしないで仲間内で愚痴をいいあってもどうにもならない。
先日の日経流通新聞に、箱根の湯本の二番目に古い、370年の歴史を持つ 温泉旅館の『一の湯』が一面トップ記事で出ていた。 半値から三分一のプライスー一泊二食つきで6800円をうちだして、 低価格旅館グループを拡大しているという内容であった。 親父が高級旅館をつくってしまったが高プライスの為に不振になった。 座して死を待つよりよいだろうと、25000円から9800円に期間限定で、 この値段に下げたら、お客が殺到した。 それで延長延長で、この値段を固定にしたとか。 その代わり徹底した合理化を図ったという。 最近は一泊4500円の旅館も始めたとか。 潰れた旅館を買い取れば、これも可能になるだろう。 こういうのを「高級を高度に切り替える」という。 銀座のクラブも三分の一以下で、商品価値を落とさない店 が好調だと先日このコナーでかいた。 昨日いって来た京都は深夜にバスに乗って、宿泊なしで翌日の深夜に帰ってくるパックさえ出来てきている。
これで京都に一万円でいってこれるのだから、価値がある。 凄い時代である。
http://www.ichinoyu.co.jp/ 以前書いたのをコピーしておきます。 ・・・・・・・・・ デフレと対策 ー1 2002年10月01日
現在上手くいっている店を見ていると、やはりデスカウントの 業態の店である。 それも思い切って、20年前か25年前のプライスを打ち出しながら、 現在の嗜好を取り入れた店や会社だ。
衣料品は20年前の半値以下の商品が多くなってきた。 自転車も、半値か四分の一だ。電気商品もしかりだ。
落ちないのが公共料金だけである。ホテルの値段もその様相になった。 ラーメンの値段も落ちてない。過去の三次産業の異端は価格破壊である。 そうすると落ちてないのが狙い目である。
先日TVで180円のラーメンチェーンを紹介していた。 マクドナルドのように、徹底した機械化を厨房で図っていた。 吉野家や松屋の牛丼も400円を280円に下げた。 そうすると他の甘いラーメン屋とか何でもや食堂のお客が流れてくる。
先日に法事で帰ってきた姉が、面白い温泉旅館にいってきたと教えてくれた。 関東圏の温泉旅館で、4名以上で一泊二食で4500円という。 予約をすると東京周辺のJR駅の近くの三箇所の指定した場所に,マイクロバスで 迎えにきてくれるという。更に食事のときは従業員が即興の演劇をしてくれたり、 とにかく飽きさせないようにしてあるとか。 社長はつなぎを着て陣頭指揮にあたっているという。 先ずは安く、そして価値があればお客は殺到する。 「もうそういう時代だよ!」とつくづく言っていた。
何かどこかで聞いたことがある話だと思ったら、 そうアメリカの航空業界の異端児で大不況の中、飛躍的に伸ばしている サウスウエスト航空を温泉旅館版に換えただけの話である。 斜陽産業の温泉旅館が良くぞ考えたものと驚いてしまった!! (こういうのをベスト・プラクテスという)
客の立場にたてば,全く違った設定ができるのである。 淘汰されている所は、ただ不況と仲間内で傷を舐めあっているだけだ。 発狂してベスト・プラクテスをするか、廃業するかどちらかだ。 今更発狂はできないか??!! (発狂とは、出来ない人の目から見たベスト・プラクテスのプロセスを 踏んでる姿)
・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ 2002年04月15日(月) 377,「知ったかぶりをするな」
「到知」という雑誌に出ていた文章で、今でも強烈に残ってる言葉だ。 誰かに聞かせたい言葉でもある。
ーその人が社命をかけて、ニューヨークにセールスに行った。 ある製品を売り込まなくては、会社が潰れる瀬戸際である。
まともに英語も話せず、どのセールスも上手くいかない。 英会話さえ出来れば何とかなるが、その時間もない。 どうにもならず、公園で途方に暮れ泣き出してしまった。
その姿をみて近くの老人が事情を聞いてくれた。 その人は事情を聞いて「よし解った。明日からここで英語の特訓をしよう。 ただし条件がある、けして知ったかぶりをするな。わからないことは正直にいえ」
それから公園で英会話の特訓が始まった そして数ヶ月もしないうち、英語がだんだん話せるようになった。 そしてセールスを始めると、見る見るうちに上手くいくようになった。 以上である。
この話の中に多くの教訓がある。 ・ぎりぎり追い詰められた状況ーゼロからの出発になった。 ・その老人がかなりのレベルの人であった。 ・本当にそれが必要であった。 ・真剣なぶつかり合いになった。
実際事業の立ち上げは、この状態からの出発といってよい。 赤裸々の対話の積み重ねである。 それもぎりぎりの。
いつでも立上げはそうであった。 みしらずの人を集め、どうなるか判らない事を始めるのだから。 しかし新しい事業を興す時は、そのほうがいい。
真っ白から始められるからだ。 ゼロからの出発は、新しい材料で始めるほうがいい。
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