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2003年07月26日(土)
今月号の「文芸春秋」で小松左京が「SF作家として21世紀が予測していたようになったかどうかを自分で検証する」レポートが面白い内容であった。 本人が正直に「自分はその頃は生きていないから、責任をとらなくていいや」と思っていた。それが「まさか21世紀に自分が生きているとは!」と。
ー要旨を私の主観でまとめてみると ・一番の衝撃は平成7年の阪神大震災だという。 本人が書いた「日本沈没」が現実になろうとは。 ほぼTPOS が酷似していた。 ・三十年前は米ソの冷戦真っ只中、まさかソ連と共産圏がこれほどあっさりと崩壊するとは正直思ってもいなかった。 ・今のエレクトロニクノロジーの発達で電卓、パソコンに、携帯電話、ロボット・・等電子機器がこんなに「小型」「安価」になってしまったことは、本人の予測をはるかに超えたことであった。当時百億したコンピューターがいまやもっと性能が良くなって10万そこそこ買える時代は今でも信じられない。。 本人は現在この時代の速さについていけないので、携帯電話を持ってない ・宇宙開発はもっと進むと思っていたが、意外と進まなかった。 今の人類にとっての、予測したほどの必要性が無かったためだ。 しかし宇宙への進出は人類に必要である。 ・イラク戦争も衝撃的であったという。多くのビデオカメラが入って戦場の 映像がリアルタイムで入ってくる。 ・高齢化社会と今の子供の問題は予測をしていた。
ー以上だが、 ソ連と共産圏の崩壊、今の科学技術の発展、情報化社会の予想を超える進歩など、私が感じたこととほぼ同じであった。 この情報化の進歩はSF作家の想像をはるかに超えていたようだ。 ソ連さえも、まずは軽く崩壊させたのだから。
彼等のような戦中派が今の時代の変化を見ていたら、これほど面白いものはない。 特に戦争体験をしてきた人が、アフガンやイラク戦争のアメリカのハイテク技術を駆使した武器はSF小説をはるかに越えている。 アフガンのゲリラさえ消滅させてしまう。
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