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2003年05月26日(月)
昨夜のNHKスペシャル「地球市場・富の攻防(5)・自動車欧州戦線」 フォルクスワーゲンの戦略ーが面白い内容であった。 2年前に北欧に旅行した時、どの国の首都も不況の真っ只中であった。 その国の首都に集中していた企業の本社がドイツのベルリンに、雪崩をうって 移転している為だ。EUが国のあり方を変えている。 昨夜の内容は新たに10カ国増えて、25カ国に拡大する事に決まったEUを 舞台にいま、自動車メーカーが激しいシェア争いを繰る広げている。 その最前線を探る内容であった。
旧共産圏の人件費の安い国に工場移転が本格的になってきている。 それがドイツの国を根幹を揺るがしているのだ。 現在の日本と中国・アジアの関係に酷似している。 ドイツお前もかというのが感想である。 第二次大戦の成功モデルの日本とドイツが、そのシステムが根こそぎ揺らいでいる。 部品メーカーが価格引下げの要求に、旧共産圏に工場を移転しなくては 成り立たなくなってきているのだ。 そうするとドイツやスペインなどの企業が、今までの労使の協約も根本から 見直さないと、会社そのもの国そのものが存立しなくなってしまうのだ。 グローバル化の典型的な事例である。
話は変わるが、今度のSARS騒ぎは企業の情報化を更に推し進める事になるだろう。 TV会議システムなどの直接人間同士が接触しなくとも、衛星などを使った 情報交換を最大限駆使したシステムを使い情報交換が可能な状態にするだろう。今回のイラク戦争も殆どが情報戦であった。 これで駆使されたシステムが、一般の企業の端末に入ってくるのは時間の問題である。 ますます競争の激化と、変化が顕著になる。 この情報化社会はグローバル化と激しい競争社会を加速していく。 そして既存の社会・国・企業・家庭・個人のあり方など全てを根本から変えていく。
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