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2002年04月21日(日)
TV のドキュメントや本などでチンパンジーの生態の研究が面白い。 人間そのものである。 まずはその社会、ボス争いが面白い。 彼らの社会は厳格な序列が決まっていて、常にその力関係の争いと緊迫が漂っている。 特にボス争いが熾烈である。 また2番手3番手の力バランスが、人間の政争とそっくりである。
鼻が詰まった時など鼻の穴に小枝を入れ、くしゃみを誘発したりもする。 蟻の穴に棒を入れ蟻を抜く行為もする。 ボスのいない隙に浮気をしたりもするし、子供期の遊びと虐めも人間とほぼ同じ。 嫁いびりや集団リンチなどもある。
京都大学の霊長研究所の代々の名物教授が、数十年にわたりその研究を続けている。 その内容がいろいろ出版されている。 またTVでそのドキュメントを数年に一度づつ放映している。
今アメリカの研究所で、チンパンジーの一番人間に近いボノボというチンパンジー の研究が進んでいる。数回そのドキュメントを見た。 言葉の研究やゲームの姿を見ていると、「人間との差は何処にあるのだろう?」 と考えさせられる事がある。
日本でもアイコという雌チンパンジーとその子供の研究がすすんでいる。 今ではヒトを「第三のチンパンジー」と呼ぶべきという動物学者も出てきている。 人間は狂ったチンパンジーパンジー(猿)というが、言葉を持った猿の 欲望の無限の拡大のなせる業か。
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