堀井On-Line



263,玉突き事故

2001年12月08日(土)

半年位前に、市役所分室に印鑑証明をもらいに行った帰りのこと。
長岡の大手通り四つ角で、車に追突してしまった。
その車がまたその前の車にぶつかる、玉突き事故になってしまった。

その玉突きされた車の中から、恐持てのやくざ風の男が、怒鳴りながら飛び
出してきた。雪駄を履き、金の首輪、角刈りの何とかスタイル。
「何さらすねん、この野郎!」と、やべえーなと思っても仕方ない。

「これは全て私が悪いこと、とりあえず100メートル先のところで!」
という事になった。直接ぶつかった車の人が真っ青の顔をしていた。
どういう訳か、いつもこういう時は腹が据わってしまう。

そしてそこに行くと、直接ぶつかってしまった人がいない。
少し待ってみようということで、待っても待っても直接ぶつかった人が
こない。恐れて逃げてしまったのだ。恐れる必要は全く無いのに。

こちらも拍子抜け、相手も拍子抜けになってしまった。
バンパーがかなり傷が入っていた。「バンパーを変えなくては駄目だ!」
ときた。しかし直接ぶつかった相手がいない。私も「保険が降りない。
手を打ちましょう!」というと「幾らだ?」と言うから「一万円!」
と言った。4〜5万?取られるなら、ハッタリで思い切って安く言ったのだ。

相手の額に青筋が立った。すかさず「こちらも本来保険で下りるところ
相手がいないので一銭も出ない。警察を呼ぶと面倒です、手を打ちましょう!」
と言うと急に「よし!」と言った。警察がよほど嫌だったみたいだった。
拍子抜けであった。

その時財布に7〜8万の金がたまたま入っていた。いざ支払う時に
それを見た相手の顔が忘れられない。「しまった、全部取れたのに!」
と言う顔であった。
後は逃げるが勝ち、さっさとその場を離れた。

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