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2001年10月18日(木)
9月半ばに至近にある駅前で最期の旅館の‘たけや’が廃業した。この10年で
小竹旅館、みゆき旅館、大野屋、菊や、越路会館、琥珀、篠田旅館、大山旅館等々10軒あまりが廃業した。
当社等の宿泊主体のビジネス系のホテルに、客を奪われたのが主原因だ。
新潟市内の80パーセントが、この20年で廃業したという。
旅館に何人か知り合いがいたが、本人の自殺とか、夜逃げとか?奥さんの自殺とか
悲惨だ。旅館関係の人にはお妾さん、ヤクザ、花柳界出身者が多い。その筋の人が小金を溜めて
堅気の仕事というのが、その出発点らしい。それにしても見事消滅してしまった。
この次に危ないのが、割烹旅館で風前の灯火とか。
数万円もする割烹の客は,すべてとは言わないが ‘交際費ー実質はたかり’の客そのもの。
当然ながら淘汰されるべき人種。そのミニ犯罪に近い客を相手にしているのだから、
整理されて当然である。これは殆ど全ての商売・仕事に言えることだが、 他人事でなくなってきた。
時代の変化があまりに激しい。
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