堀井On-Line



[140] (日本的)カースト制度−2

2001年09月10日(月)


山の手の金持ち連中は、もっとひどいという。

「どちらの大学、どちらにお勤め、どちらにお住まい、どちらの出身、」

これで人間の価値を決めてしまう。この前の音羽のザーマス殺人

事件はこれを知らない奥さんの追い詰められた必然的事件だ。

地方にいるともっと露骨でコミックだ。

慶応か早稲田で、青年会議所の理事長になり、ロータリー何とかとか

ライオンズに入り、そしてゴルフの会員権。ゆくは商工会議所会頭か副会頭。

そして本人もその気になる。

それを何にも疑ってないのがアフリカの部族社会以下?

そのカースト制がインドに劣らずある。TVでアメリカの在日実業家が指摘していた

今回の外務省の事件は正しくそれだ。赤塚幸雄か小室直樹か、が日本的カースト制度

の存在を指摘している本を出していた。読んではないがカースト制度的の存在は

厳然としてあるのは、今さという感じがする。

外務省で捕まるにはノンキャリアばかり、キャリアは日本的社会主義の特権階級だ。

実態はこんなものじゃない。合法的特権が巧妙につくられているからだ。

天下りはその構造的詐欺ー集りの一部かいま見える面でしかない。

これじゃ構造改革などできるわない。東大の法学部のそして経済学部の成績のよい順に、

官僚の卵として配分される。その下か民間を希望するまた配分があって、

三菱、富士、第一勧銀とかで下がっていく。

その辺に慶応、早稲田、一ツ橋あたりが入ってくる。

学閥もしっかりできて、情報の横の流れもできている。(この程度で今回は終わり!)

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