堀井On-Line



[139] カースト制度−1

2001年09月09日(日)


インドに行ったときそのカースト制の現状かいま見た。

4つの階級、その中に500以上の更なる階級があるという。

白、赤、黄色、黒色とみれば、直ぐ階級がそのままわかる。

3000年前、侵略してきたアーリア人(白)がその維持のため、

宗教を創った。そして人種が混ざらないカースト制度をつくり、

その階級を3000年維持してきた。彼らはその理屈はわかっている。

ただ3000年かかった、その積み重ねからくる体質はどうにもならない、

人種の差を作ったしまった。

日本にもそのカースト制があるという。

今崩壊しつつある、体制がカースト制そのもの。

学生の時、すぐそれを感じ取った。そのカースト制だ。但し学生は大学の

優劣だけで済んだ。都会ではそれが露骨だった。1、どこの大学を出て、2、家柄はどの程度で、

3、収入はいくらか、4、地方出か都会か。

大体これで決まる。それでまずその連中が友達友人になっていく。

ガールフレンドももちろんその範囲。

金持ちの友人がいた。かなりのカースト制度者であった。

こういう考えがこの世にあると初めて知った。

学校でまず露骨の差別、次に家柄、そして能力、地方かどうか、女性なら容姿と、

その一つでも80以下は眼中にない。そう勝手にきめっていた。


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