堀井On-Line



[127] 特異点

2001年08月31日(金)


‘自分自身’は当たり前のことだが、特異点そのものである。

もちろんこの地域も、職場も、友人も特異点である。

この当たり前?のことがきずかない。

考えてみればその経験の世界以外知ることができないし、

その人にはその世界は特異点でなく普遍の世界になる。

しかし総ては特異点の集まりであり、「普遍」はそう見えているだけだ。

従がってもしその世界に埋没したり、停滞すると総てが「普遍」に見えてくる。

私が一番嫌うのが`中高年の教養のないおばさん'である。

これこそ特異点そのものである。

その無教養が「現象が真実と信じている点」である。

真実とは何かも考えたことがない。俗にいう噂とか社会現象にドップリ浸かっている。

それぞれが特異ということが解らない。

そして対象に集中して相手の特異を見つけると、

あたかもとんでもない欠点と思い込んでしまう哀れな存在である。

これはおばさんだけではないが。

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